①法輪功学習者の臓器摘出に莫大な利点
1990年に中央軍事委主席に就任した江沢民（江泽民）は、2005年の胡錦濤に席を譲るまで、継続的に自分の腹心を軍の要職に植えた。代表的な事例が1994年に19人の中国軍将（上将 - 韓国の隊長に、中共軍チェゴウィジク）を指名したのだ。江沢民の抜擢の基準は、自分自身への忠誠心だった。当時、解放軍内部では公然と『共産党中央の核心である江沢民を支持するという言葉だけは、官運がしあわせする”といううわさが回るほどだった。たとえば、チャオスァンミン（曹双明）上場は、空軍司令官に任命され、わずか2年足らず退いた。江沢民に忠誠心を見せておらず、不満を吐露したからだ。チャオ上場とは逆に2砲台政法委員スイユンジヌン江沢民の歓心を買って中将（中将）で、上場（上将）に昇進した。
胡錦濤は、2005年に軍事委主席就任後も、軍部を掌握することができなかった。軍内部では依然として、江沢民の影響下にある。去る10月1日、共産党政権の60年記念の閲兵式に江沢民が姿を現したのもこのような自信が下敷きになったのだ。
軍部を掌握した江沢民派閥は、先軍（先军）の思想が強い共産党の社会では全能の権力を振るっている。軍の幹部たちは、企業、暴力組織、密輸組織とユチャクヘ莫大な富を取りまとめているが何の牽制を受けないでいる。 60億ドル規模の密輸を助けた摘発された公安部副部長（副部长）リッジ周（李纪周）は、調査の過程で1千億元（17兆ウォン）を着服した疑いが明らかになったが、軍部の腐敗に比べれば雀の血わずかである。
軍部は、税関取締局に銃撃か？
朱鎔基前首相は、某会議で、“98年の1年間に軍隊で銃と大砲で税関取り締まり班員と公安、武装警察、司法府の高位官僚450人を殺害し、2200人にけがを負わせた』と明らかにしたことがある。密輸組織と結託した軍部勢力が取り締まり班員との事実上の戦争を行ったということだ。これらは、首相の署名を盗用するか、軍事委副主席の押印を利用したりしていたことがわかった。
1998年11月、中央軍事委員会と中央軍事規律委員会が北京の試算（西山）で、会議を招集した。会議には江沢民主席、朱鎔基首相、軍事委副主席チュハオチェン（迟浩田）とジャンワンニェン（张万年）などの実力者たちが大挙参加した。チュハオチェンウン会議で、“94年以降、軍部の収益事業で得られた収益の80％が軍幹部の懐に入った』と報告した。
全国に散らばっている軍部は、各地の犯罪組織や企業と結託して不当な利益を上げ、軍内部でも銃撃戦を繰り広げるなど、利権争いが激しかった。 1998年から1999年2月までに各郡（军）、大軍区（大军区）、聖区（省军区）で、数百万元から数百億元にのぼる横領事件が発生し、遵義（遵义）駐屯軍と焼き周（贵州）聖句は、260万元を争奪する過程で、駐留軍の建物で、銃撃戦を繰り広げた。結果として90人余りが怪我をして52人が死亡した。
東北地方でも、遼寧省秦（锦西）駐屯軍と2の抱負台の合弁会社の経営をめぐる利権争いを繰り広げ、武力衝突が発生した。瀋陽（沈阳）軍区司令官と2砲台司令官がすべてのヘリコプターに乗って現場に到着するまで、ようやく大きな衝突を防ぐことができる。
利権争いの中、殺害された兵士のうちのランクが最も高いのは13群夫君団長チュイグォヅン（崔国栋）所長だった。推移グォ柱は、1998年11月28日の飛行機で西昌（西昌）に行って、西昌郡墳丘（西昌军分区）フグンブ（后勤部）副部長に2000万元を要求して、現場で殺害された。
海軍副司令官ワンソオイェ（王守业）は、1997年から2001年までの5年の間チョンフグンブ副部長とギゴンゼロ国防総省（基建营房部）部長にありながら、職権濫用と公金横領で、なんと1億6千万元をチャクボクヘ1審で死刑判決（執行猶予）を受けた。これは今まで明らかにされた軍部の汚職の事件のうち、最も額が大きく、役職（上場）が高い場合に属する。
軍部のお金を与える、チョンフグンブウイ実体
中共軍の体制は、総参謀部（总参谋部）、チョンジョンチブ（总政治部）、チョンフグンブ（总后勤部）および総長ビブ（总装备部）の4部門に分けられる。二重チョンフグンブヌン軍内部の資金や物資を管理する場所に利益と最も密接に係わっている。大部分の不正腐敗や横領、収益事業上のノイズは、チョンフグンブエソ溢れ出てくる。特に、最近問題になっている郡病院の臓器移植手術はチョンフグンブウイ代表的な『収益事業』である。チョンフグンブヌン長期の需給をはじめ、郡病院の臓器移植にも関わっており、莫大な富を手にした。
中国は、軍部や国が運営する病院の規模と施設が民間病院よりもはるかに上回っている。収益事業に飛びこんだ軍の病院は事実上、中国での独占的な位置を持っており、特に長期の需給がグァンゴンイン臓器移植では絶対的に有利である。 1989年以来、ほとんどの軍の病院が兵士の入院を拒絶している。代わりに民間人の患者を受けて、十分な収益をおさめた後になって兵士の患者を治療する。
2005年だけで少なくとも5千7百億稼ぐ
全軍の臓器移植センター（全军器官移植中心）スビンイ（石炳毅）主任は、2005年だけで約1万件もの腎臓移植は、約4千件もの肝移植をしており、2006年には史上最高値の約2万件に達したと明らかにした。しかし、1999年には中国全土でたったの4千件の腎臓移植があっただけで、肝臓移植はほぼゼロに近かった。
一般的に、中国の病院の腎臓移植の費用は約6万ドル、肝移植は10万ドル台。肺と心臓は、より高く、15万ドル以上を与えなければならない。
臓器移植の費用の半分は、長期的な価格である。スビンイ主任の発表が事実なら2005年の中国の病院は、腎臓と肝臓移植で10億ドルを稼いだということだ。一般的に、臓器移植の費用の50％は長期的な価格である。中国での移植に使用される臓器のほとんどが『死刑囚（実際には、法輪功学習者がほとんどである）”であることを考えると、『死刑囚』の臓器を供給チョンフグンブヌン10億ドルの半分の5億ドル以上を稼いだというわけだ。ここには、心臓、閉場、角膜、皮膚などは抜けている。
2007年12月の臓器移植学会事務局長であり、世界保健機構顧問デルモニコ（Francis L. Delmonico）が中国を訪問した。当時デルモニコ事務総長との会談には、衛生部長泉州（陈竺）、副部長ファンジェプ（黄洁夫）に加えて軍の病院である301病院関係者が出席した。当時の記念撮影の写真の左から301の病院の天子Oリング、デルモニコ事務総長は、ジェレミーチャップマン博士は、泉州衛生部長、ファンジェプ副部長、301病院正法委員ワンダー宮である。中国側の挨拶の半分が301病院というのは軍の病院が、臓器移植に占める割合を如実に示す代表的な例である。
ミョンヒェマンコラムニストジョンジュウィン（甄钧）
