ミリタリー


2017.5.20 01:00更新
【月刊正論6月号】
「中国がフェイクニュースの発明の国なんですね?」「そうです。ほとんど本当のニュースがない」

今年2月、米アーリントン国立墓地で無名戦士の墓に献花する安倍晋三首相。トランプ米大統領の靖国神社参拝も待たれる=ワシントン郊外(AP)
今年2月、米アーリントン国立墓地で無名戦士の墓に献花する安倍晋三首相。トランプ米大統領の靖国神社参拝も待たれる=ワシントン郊外(AP)


※この記事は、月刊「正論6月号」から転載しました。ご購入はこちらへ。

【対談】『歴史問題はトランプ大統領の靖国参拝で解決する!』麗澤大学助教 ジェイソン・モーガン×参議院議員 山田宏

 モーガン 今、私は産経新聞の記事を中心に日本の主張を英語で発信する、ジャパンフォワードというウェブサイトに取り組んでいますが、やはり欧米に向けて日本の立場を英語で発信することが非常に大事になっていると思います。そこでこの機会に是非、慰安婦や歴史教育の問題に取り組んでこられた山田先生に、これからの日本について意見をうかがいたいと思います。 

 山田 私が杉並区長だったときに当時、扶桑社が出した新しい歴史教科書を全国の公立中学校で初めて採択したわけですけれど、ニューヨーク・タイムズがムチャクチャに報じたんですよ。山田は軍国主義者で、右翼で、修正主義者だとか、あらゆる罵倒をされまして、赤旗でもここまで曲解して書かないだろう、というくらいでした。まあ、日本にある英字新聞のジャパン・タイムスも慰安婦をforced to(強制させる)などといまだに書いていますし、本当にダメですね。 

 モーガン おっしゃる通りです。 

 山田 日本人の主張も英語に訳されたときに、自分が言ったことがきちんと伝わっていない可能性があります。編集者やライターがニュアンスを変えることもありますし、こういう日本の情報を公平・正確に伝えようとするメディアが出てこないと、本当危なっかしいなと思っています。

 モーガン アメリカでは慰安婦問題の解釈ですけども、フェミニズムの立場から慰安婦はかわいそうだ、日本はなぜ謝らないのだ、という受け止め方をされています。ただ私は、慰安婦問題を学ぶほどに、後ろにいる中国の影響とか、または韓国の左派の影響が非常に強いと気付いてきました。慰安婦はパッと見たら単なる女性問題に見えるので、それが向こう側の非常に強い武器になっている気がしますが、どう思われますか。 

 山田 問題は日本の政府や軍が、この女性たちを無理矢理集めてきて、慰安所といわれる売春宿に強制的に連れて行って仕事をさせたのか、というその一点なんです。そこは全く違うということを世界に伝えていかないと。軍による強制の証拠は日本にもないし、世界中にも一個もないということを、まず発信しないといけません。慰安婦がいたのは、一つは商売になったからで、多くの人たちは応募して働いたわけです。もちろん、家が貧しくて、親が娘を泣く泣く手放すということがあったことも残念ながら事実ですけれども、それは軍による強制ではないのです。先の大戦末期に米軍がビルマで日本の慰安婦の調査をしていますが、その報告書でも彼女らは「売春婦以外の何者でもない」(They are no more than prostitute or camp follower)と認定されていました。強制連行されたという証拠はゼロなんだということを、きちんと主張していく必要があると考えています。

 モーガン 私は現在、秦郁彦先生の『慰安婦と戦場の性』の英訳プロジェクトに携わっていますが、日本の学問とアメリカの学問の雲泥の差が見えてきました。日本の学問は真実を追求していくのが原則なんですけれども、アメリカの学問はあくまでもイデオロギーありきで、いくら真実を語っても聞く耳を持たない、ということに気付かされたのです。イデオロギーに染まっている人は、何を言っても聞く耳を持たないので、証拠をいくら出してもムダというわけで、それはそれで一貫性があります。アレクシス・ダデンという日本叩きで有名な教授がいて、彼女は20年以上も日本を叩き続けています。彼女の指導教授も日本叩きの達人で、40年以上、証拠を一切出さずにただ日本を責めて、日本が悪かった、謝れ謝れ、その繰り返しなのです。 

 山田 それはアメリカの世論が証拠を出しても、そういう感情的なイデオロギーにかき消されてしまうということですか。 

 モーガン その通りです。例えば、ジョーダン・サンドという教授がいまして、ダデンと連携して、日本の外務省が米マグロウヒル社の歴史教科書に訂正を求めた際、それに反発する声明を出した人物ですけども、彼が日本に来まして、早稲田大学でその声明について発表しました。発表会が終わってから私が質問しました。この教科書は慰安婦についての記述で、少なくとも8カ所で間違いが明らかにありました。それは訂正するべきではないですかと直接聞いたら、無視です。完全に無視です。自分の歴史家としての評価が問われているのに、明らかに間違っている箇所を訂正しない。あくまでもイデオロギーを通そうとしていて、どうしようもないんですね。 

 山田 アメリカでどう戦ったらいいんですかね。韓国や中国は説得なんかできないし、彼らは思い込みと戦略でやっているから関係ないけど、世論の国・アメリカであれば、もう少し世論への働きかけの方法があるんじゃないかと思うんですが。 

 モーガン 海外の人たちは、河野談話をみて「日本の政府も慰安婦の問題を認めているじゃないか」と誤解します。河野談話を訂正する手もあると思うのですけれども。 

 山田 それは今の安倍内閣ですらできなくなっています。河野洋平さんはまだ存命ですから、きちんと自分の談話は間違っていたと言ってほしいのですが、真逆の行動をしているんですよね。決して国会や自民党本部に来て談話撤回の話はせず、慰安婦の問題を騒ぎ立てる人たちの集会には出て行って英雄のように扱われている。では仮に、安倍内閣が河野談話を撤回するなんて表明したとしたら、「修正主義だ」などと騒がれて、喜ぶのは韓国や中国ということになってしまいます。ですのでやはり、モーガンさんのような方に、アメリカの一般の人たち向けに、この問題についての正確な情報をきちんと出していってほしいと思いますね。 

 モーガン 分かりました。実はちょうど、八重山日報の仲新城誠編集長の記事を英訳しているところなのですが、尖閣沖で中国の公船が日本の漁船に体当たりしようとしている、そんな映像があってアメリカの人にも見てもらえれば現状がよく伝わると思うのですが、どう思われますか。

 山田 それは是非やってほしい。非常にいい試みです。日本人は自己主張をあまりやりたがらない国民なんですね。中国人は嘘でも言ったもん勝ちということだから、世界中に中国の情報ばかりがあふれています。それもほとんどフェイク(偽)ニュースですよ。ただ大量にまき散らすもんだから、みんな信じちゃうんですよね。アメリカでもCCTV(中国中央電視台)が放送をしていますが、アメリカ人のキャスターやレポーターが出演していて、誰も中国の放送局だと思わないんですよ。日本もああいうものを作らないと。NHK国際放送は見ていてガックリするんですよね。だから、産経新聞社でやっておられるジャパンフォワードをきっかけとして、英語による国際的な放送もできないものでしょうか。やはり文字だけでは、電波でないと伝播力が限られていると思うので。ジェイソンさんがおっしゃったように、尖閣の問題も映像で「本当は中国がおかしいのだ」と、どんどん出すべきでしょう。

フェイクニュースの国

 山田 今年は南京占領80周年。1937年12月に中華民国の首都・南京が陥落して日本軍が入城するわけですけど、そこで虐殺が行われたと、中華人民共和国は主張しているんです。ここもファクトに従ってモーガンさんの力で報道してほしいんです。何を伝えてほしいかといえば、一つは南京の人口ですね。日本軍が入ってきたときに20万人だった人口が、翌月には25万人に増えているのです。仮に虐殺があったとしたら「俺も殺されるかも」とみんな逃げるはずなのに、逆に人口が増えている実際は安全だったからですよね。 

 モーガン その通りです。 

 山田 何よりも中国国民党、今の台湾ですけど、そこに当時の蒋介石政権、中国国民党の宣伝処の記録があります。日本が南京に入る前の1937年10月から1年間の記録が残っています。その間に約200回も記者会見をやっていますが、一度も虐殺のことは言っていない。一度も。 

 モーガン 30万人も殺されたら、毎日でも言うはずですよね。 

 山田 これもやはり、虐殺などなかった証拠ですよね。中国国民党は裏で一生懸命、外国人のジャーナリストや神父を買収して、国民党の顧問とかにして、嘘の情報を世界に流そうとした形跡があります。でも世界の主要な新聞は、南京で虐殺があったなんてほとんど報道しなかったんです。 

 モーガン 面白いですね。やはり、中国がフェイクニュースの発明の国なんですね。 

 山田 そうです。ほとんど本当のニュースがない。GDPまでがフェイクです。そのフェイクの最たるものが南京で、30万人も殺した証拠など、ないわけです。今年は、彼らがいう南京虐殺80周年で、相当いろいろな宣伝をしまくると思うんですけど、「少し冷静にこの資料をみてくれ。こういう資料の結果、虐殺なんてあり得ない」ということを日本人じゃなくて、モーガンさんのような方が客観的に、冷静に調べて出していただくことが必要なんじゃないかと思います。 

 モーガン 分かりました。頑張ります。

フェイク保守の見抜き方

 山田 靖国神社について今度、安倍総理に質問しようと思っているんですが、「お互い戦った者同士だけれども、国のために尊い命を犠牲にした人たちに敬意と感謝を示すのは当然のことだ」ということで安倍総理はこれまで、米ハワイのアリゾナ記念館へ行って献花をし、そしてパンチボールといわれるホノルルの国立墓地にも行き、ワシントンのアーリントンでも厳かに献花をされてきています。日本におけるアーリントンってどこかといえば、靖国神社ですよね。兵隊さんは「靖国で会おう」と言って死んでいったんですから。  
 安倍さんがアーリントンで献花をしたんだからトランプ大統領には靖国へお参りしてほしい、と私は願っているわけです。あの人は変わっているからやるかもしれない。「シンゾーもアーリントンに来たんだろ、じゃあ俺は日本のアーリントンに行く」と言って靖国神社に参拝していただければ、これは非常に大きなことです。なぜかといえば、そこに墓はありませんが、東條英機らも霊として祀られています。そのことに中国・韓国は文句を言っているけれども、日本と戦ったアメリカの大統領がお参りをすれば、もう終わりなんですよね。これは本当の意味で日米の和解になると思うんですよ。戦ったアメリカ大統領が「もう、いい」と言ってくれれば中国や韓国がとやかく言える筋合いはないんです。米大統領が靖国に行く、といった場合に足を引っ張ろうとする中国寄りの連中は、オバマ政権に結構いました。けれどもトランプ大統領になって、その勢力が一掃されていますので、安倍さんに「ゴルフに行く前に靖国に行こう」と誘ってもらえれば、すべての問題が消え去るんですよ。

 モーガン それは期待したいですね。先ほど、フェイクニュースの話題が出たんですけれど、私がトランプ大統領に期待しているのは、「フェイク保守派」を掘り出していることです。アメリカにはフェイク保守が多いんですよ。「保守」を自称しながら実は単なるリベラル、そういう人にアメリカは支配されていました。トランプ大統領はその偽り保守を粉々にまで砕いています。本当の保守派はアメリカでも日本でも、自分の国のために戦った人も、敵国のために戦った人も平等に尊敬する、ということが当たり前なんです。

 山田 なるほど、いいことをおっしゃる。 

 モーガン もうその戦争は終わっているので、死んだ人を尊敬するというのが本当の保守ではないかと思うのですけれども。向こうの今いる保守、つまりリベラルが、もちろんそれに反対します。トランプ大統領にはそのフェイク保守をどんどん倒してほしいです。そうすればするほど、日米同盟がもっと緊密になると期待しています。 

 山田 本当にそうですよ。フェイク保守は日本にもいます。親米派ではあるんだけれど、日本という国への尊敬心は足らないんだと思います。特に、フェイク保守は靖国神社には行きません。だから今、モーガンさんがおっしゃられた基準というのは、日本にも当てはまると思うんです。アメリカでこれまで保守だとされていた人たちも、考えてみれば、たいがい反日でしたね。今のお話が本当にそうだな、と思ったのは、お互いが愛国者である限りは、当然に戦わねばならないことも出てくる、しかし相手も戦うことは認めている、そこに尊敬心が生まれるわけで、トランプさんがニセ保守を叩いているのは、なるほどなと思います。これまで日本の新聞をにぎわせていたアメリカの保守っぽい人たちが全然、出てこられなくなったというのは、本当に良かったなと思います。 

 モーガン 非常にいいことですよね。

死力を尽くして戦はば

 山田 CSIS(米戦略国際問題研究所)の戦略家で『自滅する中国』を書いたエドワード・ルトワックは私の友人なんだけど、彼の話で面白かったのが「死力を尽くして戦った国は案外、戦争が終わったあと仲良くなる」ということです。例えば日米両国はお互い死力を尽くして戦って日本は負けたけれども、戦後は強固な同盟国になったアメリカとベトナムも死力を尽くして戦ったけれども今、両国の関係はすごくいい。ところが、戦わずして負けた場合は決して仲良くなれないというわけです。例えばドイツとオランダ。オランダはヒトラー・ドイツと戦わずに、数日で制圧された。フランスは一応、弱かったけど戦ったから戦後、パリではパリジェンヌとドイツ兵が腕を組んで歩く姿も相当あったというけれど、オランダに行くと民宿の前に札があって「ドイツ人お断り」と書いてあったりする戦わずして負けた国は相手をにくむ、それは日本と朝鮮半島も同じだというわけです。戦わずして日本に併合されてしまった朝鮮の人はプライドがいたく傷ついて結局、自分が許せないために「強制された」と言い続けるしかないのです。朝鮮半島は35年間、日本の一部だったんだけれど、その期間に独立運動なんてほぼゼロですから。むしろみんな豊かさを享受していたわけで、日本人のようになりたいと思って名前も日本人のように変える、これも強制ではなくて「変えたい人はどうぞ」ですから、別に変えなくてもよかったし、変えない知事や議員もいっぱいいたのですから。ましてや慰安婦の強制なんてないわけですし、労働者の強制もない。彼らが言っているのは「徴用」のことで、これは日本国内全員が朝鮮であろうが日本本土であろうが戦争が厳しくなってきて労働力が足りなくなってきたときに適用されたものでしかありません。ルトワックは結局、日本と朝鮮半島とは今後もずっと仲が悪いはずだ、というのです。話を日米関係に戻すと、オバマ前大統領が広島へ行かれて、これはこれで日本人はわだかまりが取れたと思うけれども、最後はトランプ大統領の靖国神社参拝があれば、と思いますね。ブッシュ・ジュニア大統領も靖国参拝を検討されたと聞いています。仲の良かった小泉純一郎さんが毎年、靖国に行っていましたから「困っているんなら俺も」という申し入れがあったやに聞いているんだけど結局、外務省が中国・韓国を刺激するからやめてくれ、ということで明治神宮になったとか。でも、明治神宮じゃダメなんです。トランプ大統領には、ぜひ靖国神社に行っていただきたい。そうすれば、日米関係はもっと良くなりますよ。

 モーガン 早速そのような趣旨の記事をジャパンフォワードに載せています。「トランプが靖国参拝しなければならないわけ」ということで、産経新聞の「正論」欄で井上和彦さんが、先生と同じようなことをおっしゃられていて。 

 山田 そうでしたか。他力本願で悪いんだけれど、われわれの意図は別として、安倍総理はアーリントンに行っているんだから、トランプ大統領には靖国に来てもらいたいですね。在日米軍の軍人さんも靖国には行っているんですから。 

 モーガン そう願いたいですね。本日は貴重なお話を、ありがとうございました。

 ジェイソン・モーガン氏 1977年、米ルイジアナ州生まれ。テネシー大学チャタヌーガ校を卒業後、名古屋大学、中国・雲南大学などに留学。今年4月から麗澤大学助教。著書に『アメリカはなぜ日本を見下すのか? 間違いだらけの「対日歴史観」を正す』。

 山田宏氏 昭和33(1958)年、東京都生まれ。京都大学卒業。衆院議員、東京都杉並区長、再び衆院議員を経て、平成28年に参院議員当選(自民党)。衆院当選2回、参院当選1回。著書に『慰安婦問題はこうして動いた 「日本の名誉」と政治』など。 


多くの人たちが参拝に訪れる靖国神社=東京都千代田区(松本健吾撮影)
多くの人たちが参拝に訪れる靖国神社=東京都千代田区(松本健吾撮影)


米カリフォルニア州グレンデール市に設置された慰安婦像
米カリフォルニア州グレンデール市に設置された慰安婦像


http://www.sankei.com/premium/news/170520/prm1705200001-n1.html


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「売春婦以外の何者でもない」

They are no more than prostitute or camp follower



日本軍が入ってきたときに20万人だった人口が、翌月には25万人に増えている
実際は安全だったから

30万人も殺した証拠など、ない




大事なことなので、何度でも繰り返し発信していきましょう。

( ´・ω・)b



中国がフェイクニュースの発明の国。


2017.5.20 01:00更新
【月刊正論6月号】
「中国がフェイクニュースの発明の国なんですね?」「そうです。ほとんど本当のニュースがない」

今年2月、米アーリントン国立墓地で無名戦士の墓に献花する安倍晋三首相。トランプ米大統領の靖国神社参拝も待たれる=ワシントン郊外(AP)
今年2月、米アーリントン国立墓地で無名戦士の墓に献花する安倍晋三首相。トランプ米大統領の靖国神社参拝も待たれる=ワシントン郊外(AP)


※この記事は、月刊「正論6月号」から転載しました。ご購入はこちらへ。

【対談】『歴史問題はトランプ大統領の靖国参拝で解決する!』麗澤大学助教 ジェイソン・モーガン×参議院議員 山田宏

 モーガン 今、私は産経新聞の記事を中心に日本の主張を英語で発信する、ジャパンフォワードというウェブサイトに取り組んでいますが、やはり欧米に向けて日本の立場を英語で発信することが非常に大事になっていると思います。そこでこの機会に是非、慰安婦や歴史教育の問題に取り組んでこられた山田先生に、これからの日本について意見をうかがいたいと思います。 

 山田 私が杉並区長だったときに当時、扶桑社が出した新しい歴史教科書を全国の公立中学校で初めて採択したわけですけれど、ニューヨーク・タイムズがムチャクチャに報じたんですよ。山田は軍国主義者で、右翼で、修正主義者だとか、あらゆる罵倒をされまして、赤旗でもここまで曲解して書かないだろう、というくらいでした。まあ、日本にある英字新聞のジャパン・タイムスも慰安婦をforced to(強制させる)などといまだに書いていますし、本当にダメですね。 

 モーガン おっしゃる通りです。 

 山田 日本人の主張も英語に訳されたときに、自分が言ったことがきちんと伝わっていない可能性があります。編集者やライターがニュアンスを変えることもありますし、こういう日本の情報を公平・正確に伝えようとするメディアが出てこないと、本当危なっかしいなと思っています。

 モーガン アメリカでは慰安婦問題の解釈ですけども、フェミニズムの立場から慰安婦はかわいそうだ、日本はなぜ謝らないのだ、という受け止め方をされています。ただ私は、慰安婦問題を学ぶほどに、後ろにいる中国の影響とか、または韓国の左派の影響が非常に強いと気付いてきました。慰安婦はパッと見たら単なる女性問題に見えるので、それが向こう側の非常に強い武器になっている気がしますが、どう思われますか。 

 山田 問題は日本の政府や軍が、この女性たちを無理矢理集めてきて、慰安所といわれる売春宿に強制的に連れて行って仕事をさせたのか、というその一点なんです。そこは全く違うということを世界に伝えていかないと。軍による強制の証拠は日本にもないし、世界中にも一個もないということを、まず発信しないといけません。慰安婦がいたのは、一つは商売になったからで、多くの人たちは応募して働いたわけです。もちろん、家が貧しくて、親が娘を泣く泣く手放すということがあったことも残念ながら事実ですけれども、それは軍による強制ではないのです。先の大戦末期に米軍がビルマで日本の慰安婦の調査をしていますが、その報告書でも彼女らは「売春婦以外の何者でもない」(They are no more than prostitute or camp follower)と認定されていました。強制連行されたという証拠はゼロなんだということを、きちんと主張していく必要があると考えています。

 モーガン 私は現在、秦郁彦先生の『慰安婦と戦場の性』の英訳プロジェクトに携わっていますが、日本の学問とアメリカの学問の雲泥の差が見えてきました。日本の学問は真実を追求していくのが原則なんですけれども、アメリカの学問はあくまでもイデオロギーありきで、いくら真実を語っても聞く耳を持たない、ということに気付かされたのです。イデオロギーに染まっている人は、何を言っても聞く耳を持たないので、証拠をいくら出してもムダというわけで、それはそれで一貫性があります。アレクシス・ダデンという日本叩きで有名な教授がいて、彼女は20年以上も日本を叩き続けています。彼女の指導教授も日本叩きの達人で、40年以上、証拠を一切出さずにただ日本を責めて、日本が悪かった、謝れ謝れ、その繰り返しなのです。 

 山田 それはアメリカの世論が証拠を出しても、そういう感情的なイデオロギーにかき消されてしまうということですか。 

 モーガン その通りです。例えば、ジョーダン・サンドという教授がいまして、ダデンと連携して、日本の外務省が米マグロウヒル社の歴史教科書に訂正を求めた際、それに反発する声明を出した人物ですけども、彼が日本に来まして、早稲田大学でその声明について発表しました。発表会が終わってから私が質問しました。この教科書は慰安婦についての記述で、少なくとも8カ所で間違いが明らかにありました。それは訂正するべきではないですかと直接聞いたら、無視です。完全に無視です。自分の歴史家としての評価が問われているのに、明らかに間違っている箇所を訂正しない。あくまでもイデオロギーを通そうとしていて、どうしようもないんですね。 

 山田 アメリカでどう戦ったらいいんですかね。韓国や中国は説得なんかできないし、彼らは思い込みと戦略でやっているから関係ないけど、世論の国・アメリカであれば、もう少し世論への働きかけの方法があるんじゃないかと思うんですが。 

 モーガン 海外の人たちは、河野談話をみて「日本の政府も慰安婦の問題を認めているじゃないか」と誤解します。河野談話を訂正する手もあると思うのですけれども。 

 山田 それは今の安倍内閣ですらできなくなっています。河野洋平さんはまだ存命ですから、きちんと自分の談話は間違っていたと言ってほしいのですが、真逆の行動をしているんですよね。決して国会や自民党本部に来て談話撤回の話はせず、慰安婦の問題を騒ぎ立てる人たちの集会には出て行って英雄のように扱われている。では仮に、安倍内閣が河野談話を撤回するなんて表明したとしたら、「修正主義だ」などと騒がれて、喜ぶのは韓国や中国ということになってしまいます。ですのでやはり、モーガンさんのような方に、アメリカの一般の人たち向けに、この問題についての正確な情報をきちんと出していってほしいと思いますね。 

 モーガン 分かりました。実はちょうど、八重山日報の仲新城誠編集長の記事を英訳しているところなのですが、尖閣沖で中国の公船が日本の漁船に体当たりしようとしている、そんな映像があってアメリカの人にも見てもらえれば現状がよく伝わると思うのですが、どう思われますか。

 山田 それは是非やってほしい。非常にいい試みです。日本人は自己主張をあまりやりたがらない国民なんですね。中国人は嘘でも言ったもん勝ちということだから、世界中に中国の情報ばかりがあふれています。それもほとんどフェイク(偽)ニュースですよ。ただ大量にまき散らすもんだから、みんな信じちゃうんですよね。アメリカでもCCTV(中国中央電視台)が放送をしていますが、アメリカ人のキャスターやレポーターが出演していて、誰も中国の放送局だと思わないんですよ。日本もああいうものを作らないと。NHK国際放送は見ていてガックリするんですよね。だから、産経新聞社でやっておられるジャパンフォワードをきっかけとして、英語による国際的な放送もできないものでしょうか。やはり文字だけでは、電波でないと伝播力が限られていると思うので。ジェイソンさんがおっしゃったように、尖閣の問題も映像で「本当は中国がおかしいのだ」と、どんどん出すべきでしょう。

フェイクニュースの国

 山田 今年は南京占領80周年。1937年12月に中華民国の首都・南京が陥落して日本軍が入城するわけですけど、そこで虐殺が行われたと、中華人民共和国は主張しているんです。ここもファクトに従ってモーガンさんの力で報道してほしいんです。何を伝えてほしいかといえば、一つは南京の人口ですね。日本軍が入ってきたときに20万人だった人口が、翌月には25万人に増えているのです。仮に虐殺があったとしたら「俺も殺されるかも」とみんな逃げるはずなのに、逆に人口が増えている実際は安全だったからですよね。 

 モーガン その通りです。 

 山田 何よりも中国国民党、今の台湾ですけど、そこに当時の蒋介石政権、中国国民党の宣伝処の記録があります。日本が南京に入る前の1937年10月から1年間の記録が残っています。その間に約200回も記者会見をやっていますが、一度も虐殺のことは言っていない。一度も。 

 モーガン 30万人も殺されたら、毎日でも言うはずですよね。 

 山田 これもやはり、虐殺などなかった証拠ですよね。中国国民党は裏で一生懸命、外国人のジャーナリストや神父を買収して、国民党の顧問とかにして、嘘の情報を世界に流そうとした形跡があります。でも世界の主要な新聞は、南京で虐殺があったなんてほとんど報道しなかったんです。 

 モーガン 面白いですね。やはり、中国がフェイクニュースの発明の国なんですね。 

 山田 そうです。ほとんど本当のニュースがない。GDPまでがフェイクです。そのフェイクの最たるものが南京で、30万人も殺した証拠など、ないわけです。今年は、彼らがいう南京虐殺80周年で、相当いろいろな宣伝をしまくると思うんですけど、「少し冷静にこの資料をみてくれ。こういう資料の結果、虐殺なんてあり得ない」ということを日本人じゃなくて、モーガンさんのような方が客観的に、冷静に調べて出していただくことが必要なんじゃないかと思います。 

 モーガン 分かりました。頑張ります。

フェイク保守の見抜き方

 山田 靖国神社について今度、安倍総理に質問しようと思っているんですが、「お互い戦った者同士だけれども、国のために尊い命を犠牲にした人たちに敬意と感謝を示すのは当然のことだ」ということで安倍総理はこれまで、米ハワイのアリゾナ記念館へ行って献花をし、そしてパンチボールといわれるホノルルの国立墓地にも行き、ワシントンのアーリントンでも厳かに献花をされてきています。日本におけるアーリントンってどこかといえば、靖国神社ですよね。兵隊さんは「靖国で会おう」と言って死んでいったんですから。  
 安倍さんがアーリントンで献花をしたんだからトランプ大統領には靖国へお参りしてほしい、と私は願っているわけです。あの人は変わっているからやるかもしれない。「シンゾーもアーリントンに来たんだろ、じゃあ俺は日本のアーリントンに行く」と言って靖国神社に参拝していただければ、これは非常に大きなことです。なぜかといえば、そこに墓はありませんが、東條英機らも霊として祀られています。そのことに中国・韓国は文句を言っているけれども、日本と戦ったアメリカの大統領がお参りをすれば、もう終わりなんですよね。これは本当の意味で日米の和解になると思うんですよ。戦ったアメリカ大統領が「もう、いい」と言ってくれれば中国や韓国がとやかく言える筋合いはないんです。米大統領が靖国に行く、といった場合に足を引っ張ろうとする中国寄りの連中は、オバマ政権に結構いました。けれどもトランプ大統領になって、その勢力が一掃されていますので、安倍さんに「ゴルフに行く前に靖国に行こう」と誘ってもらえれば、すべての問題が消え去るんですよ。

 モーガン それは期待したいですね。先ほど、フェイクニュースの話題が出たんですけれど、私がトランプ大統領に期待しているのは、「フェイク保守派」を掘り出していることです。アメリカにはフェイク保守が多いんですよ。「保守」を自称しながら実は単なるリベラル、そういう人にアメリカは支配されていました。トランプ大統領はその偽り保守を粉々にまで砕いています。本当の保守派はアメリカでも日本でも、自分の国のために戦った人も、敵国のために戦った人も平等に尊敬する、ということが当たり前なんです。

 山田 なるほど、いいことをおっしゃる。 

 モーガン もうその戦争は終わっているので、死んだ人を尊敬するというのが本当の保守ではないかと思うのですけれども。向こうの今いる保守、つまりリベラルが、もちろんそれに反対します。トランプ大統領にはそのフェイク保守をどんどん倒してほしいです。そうすればするほど、日米同盟がもっと緊密になると期待しています。 

 山田 本当にそうですよ。フェイク保守は日本にもいます。親米派ではあるんだけれど、日本という国への尊敬心は足らないんだと思います。特に、フェイク保守は靖国神社には行きません。だから今、モーガンさんがおっしゃられた基準というのは、日本にも当てはまると思うんです。アメリカでこれまで保守だとされていた人たちも、考えてみれば、たいがい反日でしたね。今のお話が本当にそうだな、と思ったのは、お互いが愛国者である限りは、当然に戦わねばならないことも出てくる、しかし相手も戦うことは認めている、そこに尊敬心が生まれるわけで、トランプさんがニセ保守を叩いているのは、なるほどなと思います。これまで日本の新聞をにぎわせていたアメリカの保守っぽい人たちが全然、出てこられなくなったというのは、本当に良かったなと思います。 

 モーガン 非常にいいことですよね。

死力を尽くして戦はば

 山田 CSIS(米戦略国際問題研究所)の戦略家で『自滅する中国』を書いたエドワード・ルトワックは私の友人なんだけど、彼の話で面白かったのが「死力を尽くして戦った国は案外、戦争が終わったあと仲良くなる」ということです。例えば日米両国はお互い死力を尽くして戦って日本は負けたけれども、戦後は強固な同盟国になったアメリカとベトナムも死力を尽くして戦ったけれども今、両国の関係はすごくいい。ところが、戦わずして負けた場合は決して仲良くなれないというわけです。例えばドイツとオランダ。オランダはヒトラー・ドイツと戦わずに、数日で制圧された。フランスは一応、弱かったけど戦ったから戦後、パリではパリジェンヌとドイツ兵が腕を組んで歩く姿も相当あったというけれど、オランダに行くと民宿の前に札があって「ドイツ人お断り」と書いてあったりする戦わずして負けた国は相手をにくむ、それは日本と朝鮮半島も同じだというわけです。戦わずして日本に併合されてしまった朝鮮の人はプライドがいたく傷ついて結局、自分が許せないために「強制された」と言い続けるしかないのです。朝鮮半島は35年間、日本の一部だったんだけれど、その期間に独立運動なんてほぼゼロですから。むしろみんな豊かさを享受していたわけで、日本人のようになりたいと思って名前も日本人のように変える、これも強制ではなくて「変えたい人はどうぞ」ですから、別に変えなくてもよかったし、変えない知事や議員もいっぱいいたのですから。ましてや慰安婦の強制なんてないわけですし、労働者の強制もない。彼らが言っているのは「徴用」のことで、これは日本国内全員が朝鮮であろうが日本本土であろうが戦争が厳しくなってきて労働力が足りなくなってきたときに適用されたものでしかありません。ルトワックは結局、日本と朝鮮半島とは今後もずっと仲が悪いはずだ、というのです。話を日米関係に戻すと、オバマ前大統領が広島へ行かれて、これはこれで日本人はわだかまりが取れたと思うけれども、最後はトランプ大統領の靖国神社参拝があれば、と思いますね。ブッシュ・ジュニア大統領も靖国参拝を検討されたと聞いています。仲の良かった小泉純一郎さんが毎年、靖国に行っていましたから「困っているんなら俺も」という申し入れがあったやに聞いているんだけど結局、外務省が中国・韓国を刺激するからやめてくれ、ということで明治神宮になったとか。でも、明治神宮じゃダメなんです。トランプ大統領には、ぜひ靖国神社に行っていただきたい。そうすれば、日米関係はもっと良くなりますよ。

 モーガン 早速そのような趣旨の記事をジャパンフォワードに載せています。「トランプが靖国参拝しなければならないわけ」ということで、産経新聞の「正論」欄で井上和彦さんが、先生と同じようなことをおっしゃられていて。 

 山田 そうでしたか。他力本願で悪いんだけれど、われわれの意図は別として、安倍総理はアーリントンに行っているんだから、トランプ大統領には靖国に来てもらいたいですね。在日米軍の軍人さんも靖国には行っているんですから。 

 モーガン そう願いたいですね。本日は貴重なお話を、ありがとうございました。

 ジェイソン・モーガン氏 1977年、米ルイジアナ州生まれ。テネシー大学チャタヌーガ校を卒業後、名古屋大学、中国・雲南大学などに留学。今年4月から麗澤大学助教。著書に『アメリカはなぜ日本を見下すのか? 間違いだらけの「対日歴史観」を正す』。

 山田宏氏 昭和33(1958)年、東京都生まれ。京都大学卒業。衆院議員、東京都杉並区長、再び衆院議員を経て、平成28年に参院議員当選(自民党)。衆院当選2回、参院当選1回。著書に『慰安婦問題はこうして動いた 「日本の名誉」と政治』など。 


多くの人たちが参拝に訪れる靖国神社=東京都千代田区(松本健吾撮影)
多くの人たちが参拝に訪れる靖国神社=東京都千代田区(松本健吾撮影)


米カリフォルニア州グレンデール市に設置された慰安婦像
米カリフォルニア州グレンデール市に設置された慰安婦像


http://www.sankei.com/premium/news/170520/prm1705200001-n1.html


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「売春婦以外の何者でもない」

They are no more than prostitute or camp follower



日本軍が入ってきたときに20万人だった人口が、翌月には25万人に増えている
実際は安全だったから

30万人も殺した証拠など、ない




大事なことなので、何度でも繰り返し発信していきましょう。

( ´・ω・)b




TOTAL: 17967

番号 タイトル ライター 参照 推薦
17967
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( ネット右翼劣等感爆発) 韓電,アジア 1位世界 2位達成 w (17) 奴隷ヒロヒト 05-28 318 0
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