リーグ戦初先発だったので期待したが、FC東京時代から久保が先発した
試合では過去最低の試合になった。
久保が先発した試合で1度も決定的なチャンスを作らなかった試合を
見たのは初めてだった。
不調の原因は一つではないと思う。
原因として単純にELで90分出場して中二日の試合だったので疲労感があった。
先発出場が少ないので持久力も衰えていた。
また相手が久保に対して対人マークを付けた。だがこれは初めてのことではなく
過去の久保なら個人技で打破していた。
久保はバックパスの非常に少ない選手でELでも前に少しでも空間があれば
無理な体勢でもこのように前進パスを出していた。
昨日の試合でも開始3分で前を向くプレーをしたが、この場面で相手に足首を
狙われ痛めていた。かなり痛そうな表情を見せた。
そしてすぐに同じ場所を相手に踏まれた。相手は巧妙で審判にばれないように
足首を狙う。プレーに参加できないほど痛がっている。
結局、この二つのプレーから久保は足首を狙われることを恐れて
バックパスが異常に増えてしまった。久保の怖さが消えてしまった。
このように、いつもなら反転して前を向く場面でも簡単に
バックパスするようになってしまった。
審判がファールを取ってくれないので自己防衛意識が強くなった。
無理して踏ん張ると相手に狙われ怪我をするので、いつもより簡単に倒れていた。
そしてELで活躍できたのはポジションの違いもある。
ELではトップ下に近い位置、IHでプレーしたので
司令塔のような役割だった。パスの出し手が主な仕事になった。
しかし今回はサイドアタッカーだった。
現在、パレホが怪我をしているので中央のパス配給力がなく
久保に良いタイミングでパスが来ることも少なかった。
今回は残念だったが29日にまたすぐにELの試合があるので
挽回して欲しい。
できればIHの位置で久保のプレーが見たい。