気象・宇宙気象観測用『千里眼2A号』…2018年5月打ち上げ
海洋・環境観測用『千里眼2B号』…2019年3月打ち上げ
去る1日,大田市儒城区にある航空宇宙研究院の衛星試験棟。国内2番目の静止軌道衛星『千里眼2号』の開発が行われている現場だ。
10人余りの研究員が髪の毛の先からつま先まで防塵服を着て、作業場テーブルの上で千里眼2号本体の電力を生成して配分する電力計部品をテストしている。国内唯一の人工衛星組み立て施設である衛星試験棟に入るためにこれら研究員は毎回防塵服で全身を覆った後、強い風でホコリを落とす『エアーシャワー』をする。
数年間、宇宙空間で任務を遂行する衛星には小さなホコリさえ許されないためだ。これだけでなく常時的に清塵施設を稼動してホコリの発生を最小限に抑えている。
衛星部品の組み立ての中間段階ごとに極限の宇宙状況を再現した点検が数千回ずつ行われるところも、まさにこの衛星試験棟である。宇宙に打ち上げられるときに発生する膨大な振動と音に耐えられるかを点検する加振機、太陽が照らす所とそうではないところの温度差(-180~+120度)に負けないかをチェックする熱真空試験部屋など、世界6~7位圏の人工衛星開発技術力を有する国の衛星技術の搖籃らしく、様々先端施設が整っている。
我が国は1996年に国の宇宙開発計画である『宇宙開発中長期基本計画』を初めて確立し、先進国より50年ほど遅れて宇宙事業に飛び込んだ後、今では“先進国型衛星”といえる静止軌道衛星の国産化率を段階的に高め、宇宙強国の夢の実現を早めている。
先立って我が国は2010年6月、通信・海洋・気象観測用である『千里眼衛星1号』を打ち上げ、アメリカ、ヨーロッパ、日本、インド、中国、ロシアに続き世界で7番目の静止軌道衛星保有国になった。
国内で開発された初の静止軌道衛星と呼ばれるが、フランスの商業衛星企業『アストリアム』(Astrium)と共同で開発して『メイド・イン・コリア』(made in Korea)というには無理がある。
国内で開発された初の静止軌道衛星と呼ばれるが、フランスの商業衛星企業『アストリアム』(Astrium)と共同で開発して『メイド・イン・コリア』(made in Korea)というには無理がある。
◇1号とは違いすべての技術責任を負う…核心技術自立化の意義
合計7200億ウォンの大規模開発費が投入された千里眼衛星2号は、2011年7月から開発を始め、去る5月に設計を終えて総組み立ておよび試験段階に入った。
千里眼衛星2号は、核心技術の開発自立度を一次元さらに引き上げたのが特徴だ。航宇研イ・サンリュル静止軌道複合衛星事業団長は「現在、最も力を入れて開発している千里眼衛星2号は1号とは異なり、私たちが最終技術の責任を負っていて、事実上、最初の自立静止軌道衛星といえる」とし「観測業務を直接遂行する搭載体はアメリカ、ドイツなどと共同で製作しているが、搭載体が業務を遂行するためのすべてのサービスを提供する『本体』(bus)と、搭載体と本体を総括する『衛星システム』は私たちが独立して製作している」と説明した。
だが、千里眼衛星2号も相変らず搭載体(観測カメラ、通信放送中継器、科学実験装置など任務を直接遂行する部分)と発射体(ロケット)は海外に頼っている。衛星技術の完全な自立化は程遠い。
半分の国産化にもかかわらず千里眼衛星2号の打ち上げが急がれる理由は、千里眼衛星1号の寿命が終わっているためだけではない。
まず、宇宙では銃声のない静止軌道衛星戦が繰り広げられている。地球赤道上空3万6000kmに浮かべる静止軌道衛星は、地球の自転と同じ速さで回っている。静止軌道衛星という名称のように地上から見れば停止しているように見える。このようにいつも地球の一方向を広く見渡すことができ、気象観測、通信、中継などに主に活用される。
ところが、静止軌道は1000km未満の低軌道、約1万kmの中軌道とは異なり、空間の制約が大きく、高度もはるかに高く、この軌道に衛星を打ち上げるにはさらに高い技術力を必要とする。
>だが、千里眼衛星2号も相変らず搭載体(観測カメラ、通信放送中継器、科学実験場費など任務を直接遂行する部分)と発射体は海外に頼っている。 衛星技術の完全な自立化までは行く道が遠い。
確かに地表まで1500里ほど足りないなw
千里眼2号もまた皮だけ韓国製
気象・宇宙気象観測用『千里眼2A号』…2018年5月打ち上げ
海洋・環境観測用『千里眼2B号』…2019年3月打ち上げ
去る1日,大田市儒城区にある航空宇宙研究院の衛星試験棟。国内2番目の静止軌道衛星『千里眼2号』の開発が行われている現場だ。
10人余りの研究員が髪の毛の先からつま先まで防塵服を着て、作業場テーブルの上で千里眼2号本体の電力を生成して配分する電力計部品をテストしている。国内唯一の人工衛星組み立て施設である衛星試験棟に入るためにこれら研究員は毎回防塵服で全身を覆った後、強い風でホコリを落とす『エアーシャワー』をする。
数年間、宇宙空間で任務を遂行する衛星には小さなホコリさえ許されないためだ。これだけでなく常時的に清塵施設を稼動してホコリの発生を最小限に抑えている。
衛星部品の組み立ての中間段階ごとに極限の宇宙状況を再現した点検が数千回ずつ行われるところも、まさにこの衛星試験棟である。宇宙に打ち上げられるときに発生する膨大な振動と音に耐えられるかを点検する加振機、太陽が照らす所とそうではないところの温度差(-180~+120度)に負けないかをチェックする熱真空試験部屋など、世界6~7位圏の人工衛星開発技術力を有する国の衛星技術の搖籃らしく、様々先端施設が整っている。
我が国は1996年に国の宇宙開発計画である『宇宙開発中長期基本計画』を初めて確立し、先進国より50年ほど遅れて宇宙事業に飛び込んだ後、今では“先進国型衛星”といえる静止軌道衛星の国産化率を段階的に高め、宇宙強国の夢の実現を早めている。
先立って我が国は2010年6月、通信・海洋・気象観測用である『千里眼衛星1号』を打ち上げ、アメリカ、ヨーロッパ、日本、インド、中国、ロシアに続き世界で7番目の静止軌道衛星保有国になった。
国内で開発された初の静止軌道衛星と呼ばれるが、フランスの商業衛星企業『アストリアム』(Astrium)と共同で開発して『メイド・イン・コリア』(made in Korea)というには無理がある。
国内で開発された初の静止軌道衛星と呼ばれるが、フランスの商業衛星企業『アストリアム』(Astrium)と共同で開発して『メイド・イン・コリア』(made in Korea)というには無理がある。
◇1号とは違いすべての技術責任を負う…核心技術自立化の意義
合計7200億ウォンの大規模開発費が投入された千里眼衛星2号は、2011年7月から開発を始め、去る5月に設計を終えて総組み立ておよび試験段階に入った。
千里眼衛星2号は、核心技術の開発自立度を一次元さらに引き上げたのが特徴だ。航宇研イ・サンリュル静止軌道複合衛星事業団長は「現在、最も力を入れて開発している千里眼衛星2号は1号とは異なり、私たちが最終技術の責任を負っていて、事実上、最初の自立静止軌道衛星といえる」とし「観測業務を直接遂行する搭載体はアメリカ、ドイツなどと共同で製作しているが、搭載体が業務を遂行するためのすべてのサービスを提供する『本体』(bus)と、搭載体と本体を総括する『衛星システム』は私たちが独立して製作している」と説明した。
だが、千里眼衛星2号も相変らず搭載体(観測カメラ、通信放送中継器、科学実験装置など任務を直接遂行する部分)と発射体(ロケット)は海外に頼っている。衛星技術の完全な自立化は程遠い。
半分の国産化にもかかわらず千里眼衛星2号の打ち上げが急がれる理由は、千里眼衛星1号の寿命が終わっているためだけではない。
まず、宇宙では銃声のない静止軌道衛星戦が繰り広げられている。地球赤道上空3万6000kmに浮かべる静止軌道衛星は、地球の自転と同じ速さで回っている。静止軌道衛星という名称のように地上から見れば停止しているように見える。このようにいつも地球の一方向を広く見渡すことができ、気象観測、通信、中継などに主に活用される。
ところが、静止軌道は1000km未満の低軌道、約1万kmの中軌道とは異なり、空間の制約が大きく、高度もはるかに高く、この軌道に衛星を打ち上げるにはさらに高い技術力を必要とする。
>だが、千里眼衛星2号も相変らず搭載体(観測カメラ、通信放送中継器、科学実験場費など任務を直接遂行する部分)と発射体は海外に頼っている。 衛星技術の完全な自立化までは行く道が遠い。
確かに地表まで1500里ほど足りないなw