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Ｆ－２などグアム入り 「コープノース･グアム」始まる
編組完結式でＥ２ＣやＦ２をバックにグアム“出陣”の記念撮影に臨む訓練参加隊員（１月２８日、築城基地で）
１輸空のＣ１３０Ｈ輸送機でグアムに到着、荷物をおろす派遣隊員（２月１日、アンダーセン空軍基地で）
慣熟訓練のため訓練空域に向け離陸する空自Ｆ２戦闘機（２月８日、グアム・アンダーセン空軍基地で）
米グアムのアンダーセン空軍基地とその周辺空域で２月７日から、日米共同訓練「コープノース・グアム」が始まった。
実質的な共同訓練は同１９日まで。
同訓練は平成１１年からほぼ毎年行われており１０回目。
参加部隊は
空自が８空団（築城）飛行群司令の西村弘文１空佐を指揮官に、
８空団と警空隊（三沢）から計約２３０人とＦ２戦闘機８機、Ｅ２Ｃ早期警戒機２機。
米側は第１３空軍第１分遣隊長のラリー・バウアーズ大佐を指揮官に、
太平洋空軍第１１空軍第３５４戦闘航空団第１８教導飛行隊（アラスカ州アイルソン基地）のＦ１６戦闘機１０機程度、
第８空軍第２爆撃航空団第２０遠征爆撃飛行隊（グアム・アンダーセン空軍基地）のＢ５２爆撃機２機程度、
米海軍第５空母航空団第１３６戦術電子戦飛行隊（厚木）のＥＡ６Ｂ電子戦機２機程度。
空自Ｆ２は築城から直行、Ｅ２Ｃは百里と硫黄島を経由して５日にグアムに到着。
慣熟訓練の後、戦闘機戦闘、防空戦闘、空対地射爆撃の各訓練に臨んだ。
空自が国外で実弾による空対地射爆撃訓練を行うのは同訓練のみで今回で５回目。
１７、１８年度のＦ４ＥＪ改戦闘機に代わって１９年度からはＦ２戦闘機がグアム島周辺のファラロン・デ・メディニラ島にある空対地射場で５００ポンド爆弾を使った空対地射爆撃訓練を実施している。
展開と撤収は１輸空（小牧）のＣ１３０Ｈ輸送機が人員や物資の空輸を担当。
