https://blogs.yahoo.co.jp/alohaggyy/22325424.html
2チャンネル文化を「正史」扱いする国営放送の異常
国営放送NHKが来年の1月に向けて「平成ネット史」なる企画を進めているらしい。
興味のある人は関係するサイトを見てほしいのだが、いきなり2チャンネルのAA（顔文字）が出てくる。NHKの認識ではインターネットカルチャーのスタンダードな歴史の基礎に2チャンネルカルチャーがあると位置づけている。
これはあまりにも危険で、偏った、異常極まりない発想ではないか。
私はインターネット歴が20年以上ある。読者の皆さんも深い人は多いと思うが、2チャンネルを総本山とする「ネット原住民」文化は、本来のインターネットのカルチャーではない。
1999年の開設以来、2チャンネルという掲示板は匿名で何でも書き込めてしまう性質上、反社会的な空間だったことは言うまでもない事実だ。同年から10年続いたスマイリーキクチ氏中傷事件も、西鉄バスジャック事件も、動物虐待や覚せい剤の売買など、とにもかくにも一般世間の人々からすれば避けるようなヤクザな出来事が絶えなかった。
私のような平成生まれ世代の場合、パソコンで2チャンネルなんかを見てしまうと親に叱られた経験がある。アダルトサイトと同じ、避けるべき空間なのである。学校では情報の授業で、教師から2チャンネルのような危険なインターネット空間を避ける指南を教わるものである。
繰り返すが、私はデジタルネイティブ世代でもあり、ネット歴もそれなりに長い。
2000年代前半の頃、ウェブカルチャーの中心地があったのは、HPであり、チャットであり、メーリングリストだった。
匿名の2チャンネルとは違い、ハンドルネームを介した半匿名のやり取りではあるが、そこには運営者がきちんといて、ルールを設け、利用者はみな最低限度のマナーを守って、安心してネットを通じて知らない他人と交流し、親睦を深め、オフ会で生身の人間同士で親しみを分かち合ったりした。悪質ユーザはBANするのが本来のネットの掟であり、そうしたまともなネット空間においては、2チャンネル用語を利用する人、2チャンネル限定の常識を振りかざす人もまた、BAN対象だった。
10代世代からすれば生まれていないのでわからないかもしれないが、2000年代前半のネットは、いまのFacebookのグループのような、現実社会のサークル活動をそのまま電子空間に再現したような場が主流で、実名利用者も中にはいた。
カテゴリ検索という仕組みがあり、たとえばYahoo!のような検索エンジンで物事を調べると、Yahoo!が公式で認めた信頼できる登録サイトが解説文付きでズラリト表示された。こうした登録サイトには原則2チャンネル文化はなかった。そこからリンク集をたどるなり、ユーザ同士がつながり合う中でウェブの人付き合いは広まるのが本来のネットの正史だ。
こうした1990年代～2000年代前半の秩序だったインターネット空間を破壊したのが、2チャンネル文化に象徴される「ネット原住民」の台頭である。2004年の電車男ブームで2チャンネルの存在が世に知れ渡り、時期を前後させてブログブームがまとめサイトを量産させ、インターネットに疎い人たちがmixiを利用することでSNSに一気に参入し、2チャンネル文化を源流に持つ「ニコニコ動画」がオープンし、あれよあれよといううちに、2チャンネル内部やその周辺に限っていた匿名無罪の誹謗中傷、陰謀論、犯罪なんでもありという無法地帯状態が一気に広がり、従来主流にあったまともだったウェブの文化が急速に衰退し、かわりに2チャンネル文化を母体とする「ネット原住民」の空間が拡大したのが2000年代後半である。
そして2010年前後になると、Facebookの影響によって、インターネットは「原点回帰」したのだが、ネット原住民からみれば「新住民」たちによってネットを支配的にふるまっていた自分たちのムラが荒らされてしまったわけで、これじゃあけしからんという状態になっているのが現状だ。
ネット原住民の元祖・総本山である2チャンネルの利用者は近年高齢化し、減少傾向にある。若い層ほどTwitterに流れている。ニコニコ動画も一時の勢いは完全失速し、mixi並の過去形のウェブサービスになりつつある。そういう段階にあって、ネット原住民カルチャーをいったん振り返る機会があってもいいが、ネット原住民文化をインターネットの正史扱いすることは事実を偏った形に捻じ曲げた「歴史修正主義」にほかならず、ネット原住民にお墨付きを与える極めて危険な行為であることをNHKは自覚するべきである。
私のような20代後半くらいで比較的デジタル環境に恵まれて育った人間が、インターネットがまともだった時代を知る最初の世代であり、最後の世代でもある。その生き証人として声を大にして叫びたい。
かつてインターネット文化に輝かしい歴史があったのは事実だが、ネット原住民カルチャーは断じてそれではなく、むしろその破壊者の側であり、異端でしかない。という確かな事実を、NHK関係者はしかと心得なければいけない。
世界常識に背きネット原住民に肩入れするNHKの愚
韓国にはイルベというネット原住民が存在する。イルベとは「日刊ベストストア」という名の匿名掲示板で、そのユーザの性質は2チャンネルと全く同じなので「韓国版２チャンネル」といわれている。KBSニュースのユーチューブでイルベと検索すると、このウェブコミュニティをめぐる様々な社会問題について厳しく報じたニュースが幾らでも出てくる。
韓国ではイルベは反社会的勢力なのである。
ゆえに公的機関の職員がイルベに書き込んでいたことが発覚すると大問題になる。イルベのネットジャーゴンを話すと、コミックバンドのメンバーでも騒動になる。それは、政治家が在特会の幹部と写真を撮ったり、芸能人がヤクザと交遊関係を持ったりすることと同じくらいの意味合いを持つのだ。
韓国はIT強国である。
日本よりもブロードバンドの普及が早く、ネット社会の成熟も進んでいた。私は、ただネット歴が深いだけでなく、NAVER掲示板を通じて韓国のウェブカルチャーにも早くから親しんでいたので自分の記憶としてハッキリ覚えているが、日本側の投稿者にかなりの割合ネット原住民・ネトウヨ（のちに在特会の創設者となるアカウントも含め）の悪意ある投稿だったのでうんざりだったが、韓国側は、旅行記とか、グルメとか、今で言えばTwitterやFacebookで当たり前に流通するような見るに値する投稿が多かった記憶がある。
日本にインターネットの「表の文化」の歴史もあれば、NHKがノリノリで迎合するネット原住民史があるように、韓国にも、表裏どちらのネット文化もあったということを、何より私は覚えている。
しかし韓国社会は、まともな自国のインターネットの「正史」をしっかりと認識できていて、かつ、ネット原住民という存在に対する対処法も、社会の合意としてできているのである。そしてその役割のための機関が、正確な情報を取材して、報道し、大衆世論を導く、社会の木鐸としての責務を担うマスメディアだ。
日本ではNHKすらネット原住民を追認してしまっている。IT強国韓国と、韓国に抜かれる日本のレベルの差がここに表れるのだ。
韓国でKBS経営者にもしイルベの利用者がいようものなら、それがバレたら国会で野党から徹底糾弾を受けるだろう。労組がデモを起こし、放送が止まることもあるかもしれない。韓国にも今のイルベに連なる韓国版ネット原住民史が20年近くあるが、それをKBSがお墨付きを与えるようなことなど到底できるわけがないのだ。
日本ではウィキペディアのコピペで本を書くような人でもNHKの経営委になれてしまうようだが、KBSとNHKはもはや情報を扱うモラルが雲泥の差ほどあるんじゃないか。
顔の見えるディベートが盛んなイメージの欧米社会でも、日本と全く同じネット原住民は存在している。それがインターネット・トロルだ。深刻な問題になっている。しかし、それに対する問題共有と、啓蒙の役割を、各国の公共放送が果たしている。ヨーロッパのほかの国のテレビを見てもどこもトロル問題について報じているようだし、アメリカのPBSやCNNもトロルをどう対処するかという話題は盛んにテーマになっている。
隣の韓国でも、欧米先進国でも、国営放送・公共放送を中心とした権威あるマスメディアはイルベを、トロルを、市民社会の自由な情報発信を脅かし、公共の安寧秩序を乱す反社会的存在という認識が徹底されている。世界の常識に照らし合わせて考えればNHKが自国のネット原住民という反社会的存在を問題意識をもって批判検証をせず、「平成ネット史」をでっちあげ、NHK自身が２チャンネラーみたいな存在になっている実情は、あまりにありえないことなのだ。世界中の人がNHKの体たらくを知れば絶句すると思う。世界のどこにも２チャンネラーのような悪質な存在は一定数いるが、国営放送がイルベ化しトロル化している国など、地球上に日本しかない。
もちろんNHKだって、たまには報道らしいことをすることもある。先日も、弁護士への大量懲戒請求を報じ、ネトウヨ空間の闇に切り込んではいた。
しかしそのネトウヨを生み育てたのも２チャンネルであるのにもかかわらず、大多数のインターネット社会から見れば陰部に過ぎなかったネット原住民文化にあそこまでひいきして、平成ネット史を作り替えるほど悪ふざけをしている点では、たまの努力もすべて水の泡になってしまうと私は思う。
今のNHKにまず必要なことは、BBCやCNNや韓国KBSさえも当たり前にできている「ネット原住民を反社会的存在とみなす」ことの徹底である。今後もう平成ネット史みたいなふざけた企画は二度としないこと。ネット原住民の文化に好意的に迎合すること自体が、彼らの跋扈に加担し、ネット犯罪被害者や差別される側の多くを傷つけている罪であるということを自覚し、本来報道機関のあるべき姿勢の真逆であるという現状を恥じることである。
そしてをれをきっかけに、趣味の悪いだけで何の生産性もないサブカル番組や意識高い系番組をすべて廃止すること。受信料を負担する我々国民が求める「国営放送にふさわしきまともな放送」の実施とその質向上に徹底特化することである。
震災の被災地では今なお復興から取り残される人たちがいる。失われた30年で、格差社会の時代が続き、朝ご飯もまともに食べられない貧しい子どもが大勢いる。ネット時代になればなるほどネットが使えないお年寄りの情報格差が拡大するが、日本は世界でもまれに見る超高齢社会を極め続けている。この日本の実情において、国民のための国営放送としてするべき責務は、こうした社会的弱者に対する確かな情報提供であり、文化資本の提供ではないか。そうした貧困層からも受信料をとっている。彼らを無視し、２チャンネラー好みのサブカル番組でヘラヘラしているNHKの現在の社風はあまりにも不誠実で、残酷で、愚かで、恥知らずでしかない。私は日本の弱き側の人々のことを思うと、きょうびサブカル気取っているNHKに対する万感の怒りがこみあげてくる。
もし今のNHKにまともに健全化する気や改革する気がさらさらないなら、NHKという存在自体がもはや２チャンネル並の情報公害の根源である。NHKを叩き潰し、民営化するまでではないか。
일본인이 기가 막히는 국영 방송(NHK)의 실태
익명의 2 채널과는 달라, 핸들 네임을 개입시킨 반익명의 교환이지만, 거기에는 운영자가 제대로 있고, 룰을 제정해 이용자는 모두 최저한도의 매너를 지키고, 안심하고 넷을 통해서 모르는 타인과 교류해, 친목이 깊어져 오프라인 파티에서 살아있는 몸의 인간끼리친밀감을 분담하거나 했다.악질 유저는 BAN 하는 것이 본래의 넷의 규칙이며, 그러한 착실한 넷 공간에 있어서는, 2 채널 용어를 이용하는 사람, 2 채널 한정의 상식을 내세우는 사람도 또, BAN 대상이었다.
https://blogs.yahoo.co.jp/alohaggyy/22325424.html
2 채널 문화를 「마사시」취급하는 국영 방송의 이상
흥미가 있는 사람은 관계하는 사이트를 보면 좋지만, 갑자기 2 채널의 AA(얼굴 몬지)가 나온다.NHK의 인식으로는 인터넷 문화의 표준적인 역사의 기초에 2 채널 문화가 있다로 자리매김하고 있다.
이것은 너무 위험하고, 치우친, 이상 마지막 없는 발상이 아닌가.
나는 인터넷력이 20년 이상 있다.독자 여러분도 깊은 사람은 많다고 생각하지만, 2 채널을 총본산으로 하는 「넷 원주민」문화는, 본래의 인터넷의 문화는 아니다.
1999년의 개설 이래, 2 채널이라고 하는 게시판은 익명으로 뭐든지 쓸 수 있어 버리는 성질상, 반사회적인 공간이었던 것은 말할 때까지도있어 사실이다.동년부터 10년 계속 된 스마이리키크치씨 중상 사건도, 니시테츠 바스지크 사건도, 동물 학대나 각성제의 매매 등, 어쨌든 일반 세상의 사람들로부터 하면 피하는 야쿠자인 사건이 끊어지지 않았다.
나와 같은 헤세이 태생 세대의 경우, PC로 2 채널 따위를 봐 버리면 부모에게 야단 맞은 경험이 있다.성인 사이트와 같을, 피해야 할 공간인 것이다.학교에서는 정보의 수업으로, 교사로부터 2 채널과 같이 위험한 인터넷 공간을 피하는 지도를 배우는 것이다.
반복하지만, 나는 디지털 네이티브 세대이기도 해, 넷력도 그 나름대로 길다.
2000년대 전반의 무렵, 웹 문화의 중심지가 있던 것은, HP이며, 채팅이며, 메일링 리스트였다.
10대 세대부터 하면 태어나지 않기 때문에 모를지도 모르지만, 2000년대 전반의 넷은, 지금의 Facebook의 그룹과 같은, 현실 사회의 서클 활동을 그대로 전자 공간에 재현한 것 같은 장소가 주류로, 실명 이용자도 안에는 있었다.
카테고리 검색이라고 하는 구조가 있어, 예를 들어 Yahoo!(와)과 같은 검색 엔진으로 사물을 조사하면, Yahoo!하지만 공식에서 인정했다신뢰할 수 있는 등록 사이트가 해설문 첨부로 즈라리트 표시되었다.이러한 등록 사이트에는 원칙 2 채널 문화는 없었다.거기로부터 링크집을 더듬든지, 유저끼리가 서로 연결되는 가운데 웹의 교제는 퍼지는 것이 본래의 넷의 마사시다.
그리고 2010 년 전후가 되면, Facebook의 영향에 의해서, 인터넷은 「원점 회귀」했지만, 넷 원주민이 보면 「신주민」들에 의해서 넷을 지배적으로 대접하고 있던 스스로의 얼룩짐이 망쳐져 버린 것으로, 이래서야 주홍색 밖에들 응이라고 하는 상태가 되어 있는 것이 현상이다.