ソウル豪雨、「便器の水が瞬く間に部屋に」半地下で辛うじて生きのびたものの…
路地裏には濡れた床材や家電製品などが山積み
ソウルでは20万戸が地下か半地下の部屋
「この真っ黒なのがすべて便所の水の跡です。掃除機をかけたり雑巾でふいたりしても落ちないですね。薬を撒いてもにおいも落ちないし」
10日午後、ソウル銅雀区新大方1洞(トンジャック・シンデバンイルトン)の集合住宅の半地下に住むPさん(66)は、タンスの下の床材をめくってセメント製の床についた複数の黒い染みを指差した。濡れた床を乾かすためにボイラーをつけたため外より室内温度が高く、額と首にタオルを巻いているPさんは大粒の汗をぬぐった。8日夜7時30分ごろ、Pさんの自宅の玄関前にあった浄化槽から水が逆流しはじめた。同時に家の中では、トイレからの水が部屋の中にあふれた。Pさんは「3台の揚水機で排水したが、ぜんぜん追いつかなかった」と語った。
この日、浸水被害の集中したソウルの冠岳区(クァナック)・銅雀区一帯を見て回ると、8日から9日にかけての豪雨の跡が生々しく残っていた。大通りにも乾いていない泥があちこちに残っており、浸水した車も放置されていた。集合住宅が密集している狭い路地の奥は、半地下の居住者たちが運び出した什器で車が通りにくいほどだった。
8日夜に40代の姉妹と娘の一家3人が亡くなったソウル冠岳区新林洞(シルリムドン)の住宅街一帯は、道の両側に床材、家具、服、マットレスなどが山積みになっていた。3人が死亡した住宅から直線距離で100メートルほど離れた集合住宅の半地下に住むKさん(52)は「人が死んだというのを聞いてぞっとした」と語った。この住宅の半地下に住んでいるのは3世帯で、居住者全員が玄関の扉を開け放ち、浸水した自宅を片付けているところだった。Kさんは「(8日には)大田(テジョン)に建設現場の仕事をしに行っていたため、家にいなかった。(避難した)隣の人の話を聞くと、夜は水が胸の高さまで来たという。だとすれば玄関のドアが開くはずはない。もしあの日、家で寝ていたら、防犯窓のせいで窓からも出られなかっただろう」と語った。Kさんは洞住民センターに被害届を出したが、「届け出たところで補助はたかが知れている。解決策がない」とため息をついた。Kさんは冷蔵庫、テレビ、炊飯器、扇風機など、家の中にあったほぼすべての家電製品を捨て、前日(9日)夜から宿泊施設で生活している。
8日夜の豪雨で命の危険を感じた住民もいた。夫と共に半地下住宅に住んでいるYさん(63)は「私が揚水機を借りに住民センターに行っている間に、家の中に水が入らないように玄関のドアを閉めていた夫が、家の外に出られなくなっていた」とし「消防隊が窓を取り外してピアノの上に登っていた夫を救助したが、もう少し遅れていたら本当に死んでいたかもしれない」と語った。Yさんは「また雨が降るというし、また家が浸水するのではないかと非常に心配だ」と言ってため息をついた。
11日も、集合住宅の密集するソウル冠岳区の狭い路地の奥は、半地下住宅の居住者たちの出した什器でいっぱいだった。片付け作業も真っ最中だった。路地の奥では、掘削機の運転手がゴミ収集車にゴミを積んだり、陸軍特戦司令部所属の軍人たちがグループに分かれて、浸水した廃棄物を住宅から路上に運び出したりしていた。中古家電のリサイクルショップの前には洗濯機、冷蔵庫、エアコン、室外機などが25台以上積んであった。
「冷蔵庫を1つ買うだけで80~90万ウォン(約8万~9万円)するのに、どうすればいいのか…。私たちには買うお金がないのに。あれを買ったらひと月どうやって暮らすんですか、まったく」
ソウル冠岳区新林洞の半地下住宅に住むUさん(71)は9日から3日連続で、駐車場でスプーンやおたまなどの家財道具を、漂白剤を薄めた水に浸したスポンジで洗っていた。集合住宅の入口の横にある駐車場の奥には冷蔵庫、物干し、掃除機など、Uさん夫婦が半地下住宅から運び出した家財が置かれていた。Uさん夫婦の半地下の家は8~9日の豪雨で浸水。Uさんは「一生かけてそろえた家財なのに涙が出る。買い直すのも簡単ではない。私は体が悪く、夫は30年ほど建設現場で働いて耳を悪くしているのに、こんな人はあまり使ってくれない」とため息をついた。
家主たちは、豪雨で自分たちも被害を受けたと吐露した。半地下住宅を5世帯に貸しているBさん(56)は「財産上の被害が大きい。賃借人に保証金を返してくれと言われれば全て返さなければならないし、洗濯機、冷蔵庫、エアコンも全て買い替えなければならないのに、政府が家主に被害補償してくれるという話はまだ聞いていない」と語った。家の前に浸水した家電を運び出していたキム・ジョンスさん(70)も「以前、区役所が遮水幕を設置してくれたのだが、それでは防げなかった」と語った。
これが自称先進国のリアル!
서울 호우, 「변기의 물이 순식간에 방에」한지하에서 가까스로 살아 뻗었지만
골목 안에는 젖은 바닥재나 가전제품등이 산적
서울에서는 20 만호가 지하나 한지하의 방
「이 새까만 것이 모두 변소의 물의 자취입니다.청소기를 돌리거나 걸레로 닦거나 해도 떨어지지 않네요.약을 뿌려도 냄새도 떨어지지 않고」
10일 오후, 서울 동작구 신대방 1동(톤 잭·신데반이르톤)의 집합주택의 한지아래에 사는 P씨(66)는, 장아래의 바닥재를 넘겨시멘트제가 잠자리에 든 복수의 검은 얼룩을 가리켰다.
이 날, 침수 피해의 집중한 서울의 관악구(쿠낙크)·동작구 일대를 보고 돌면, 8일부터 9일에 걸친 호우의 자취가 생생하게 남아 있었다.큰 길에도 마르지 않은 진흙이 여기저기에 남아 있어 침수한 차도 방치되어 있었다.집합주택이 밀집하고 있는 좁은 골목의 안쪽은, 한지하의 거주자들이 옮기기 시작한 집기로 차가 대로 어려울 정도였다.
8일밤의 호우로 생명의 위험을 느낀 주민도 있었다.남편과 함께 한지하 주택에 살고 있는 Y씨(63)는 「내가 양수기를 빌려에 주민 센터에 가고 있는 동안에,집안에 물이 들어가지 않게 현관의 도어를 닫고 있던 남편이, 집의 밖에 나올 수 없게 되고 있었다」라고 해 「소방대가 창을 떼어내 피아노 위에 오르고 있던 남편을 구조했지만, 좀 더 늦으면 정말로 죽어 있었을지도 모른다」라고 말했다.Y씨는 「또 비가 내린다고 하고, 또 집이 침수하는 것은 아닐까 매우 걱정이다」라고 하고 있었던 째 한숨 돌렸다.
「냉장고를 1개사는 것만으로80~90만원( 약 8만~9만엔) 하는데, 어떻게 하면 좋은 것인가 .우리에게는 살 돈이 없는데.저것을 사면 한달 어떻게 삽니까, 완전히」
이것이 자칭 선진국의 리얼!