ギャルファッション誌「egg」元読者モデルでギャルレスラー“こばまり”こと小橋マリカ（21）が1日、自身のX（旧ツイッター）を更新。韓国プロレスでのタイトルマッチで救急搬送されるアクシデントに見舞われた際、現地での反応に苦言を呈し、タイトルを返上すると明らかにした。

　小橋は3月31日に行われた「新韓国プロレス」で、メインイベントのタイトルマッチに出場。試合に勝ち、第3代新韓国女子王座のチャンピオンとなった。

　試合中のアクシデントで脳震とうを起こし、試合直後緊急搬送される事態に。「我々レスラーは命を張ってリングに上がっています。怪我のリスクは重々承知です。ですが、救急車を要請した際に『韓国救急車ない』という発言。それなら団体の車で病院まで連れてって欲しいと言う旨を伝えた所『お客さんを駅に送迎するのが優先』との事でした」と不誠実な対応をされたという。

　結局「そこから対処してくれてた周りの選手達のお陰で救急車を呼び病院に行くことができました。私は手足の痺れや呼吸の乱れ震えにより起き上がれる状態ではなく　周りの対応してくださってる選手達の会話からしか情報が得れる状況ではなく海外でそれはとても不安な出来事でした」と回想。

　「緊急時の上記の対応は“適切なものでない”と判断し再び新韓国プロレスのリングで試合をすることは出来ないと判断に至りましたので新韓国プロレスの第3代王座を返上させて頂きたいと思います」と結んだ。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「なんかおかしい。救急車がないわけがないと思う」「競技場に待機中の救急車がないということだったのでは？」「韓国はホームレスが酔っ払ってけがしたとしても、救急車が駆けつけて病院まで運んでくれる」「韓国は『救急車をタクシー代わりにするな』とまで言われる国だよ？」と驚きや疑問の声が上がっている。

一方で、「スポーツの試合がある時は競技場内に常に救急車を待機させておくべきで、今回のことは主催者側の過失が大きい。格闘技やプロレスは特にけがのリスクが高いのに、救急車が用意されていなかったなんて」と指摘する声や、「救急車はあるけど、医者がいないんだよ（韓国では政府の医療改革に反対した研修医らがストライキを実施中）」「救急車がないのではなく、受け入れてくれる病院がない」「医者不足で申し訳ない。救急車はあっても出動させてくれない」との声も見られた。