ウクライナの戦場で「ドイツ製のハイテク兵器」が使いモノにならない理由…最前線で酷評された最新兵器の“意外な欠点”とは
9/28(日) 7:11配信 デイリー新潮
ロシア・ウクライナ戦争でドイツの最新兵器は役に立っていない──。注目すべき報告が最前線の戦場から届けられたとドイツメディアが詳報している。これは我々日本人にとっても信じがたい報告だろう。何しろドイツの工業製品は極めて品質が高い。世界一故障の少ない“メイド・イン・ジャパン”を当たり前と考える我々はアメ車には強い不信感を抱いていても、ドイツ車なら喜んで購入する。兵器も同じはずだ。
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一体、ドイツ軍で何が起きたのか、担当記者は「1月30日、ドイツ陸軍の下士官学校で講演が行われました。ウクライナの首都キーウにあるドイツ大使館の次席武官が壇上に立ったのです」と言う。
「約200人の聴衆を前に武官は戦場の現実を率直に伝え、強い衝撃を与えました。ドイツが製造し、ウクライナに供与されている8つの最新兵器が『戦争に適合していない』と欠陥を強く批判したのです。ドイツ陸軍は講演録を作成し、これを機密扱いとしました。ところが一部のドイツメディアが入手し、高級紙の南ドイツ新聞などがスクープ記事として詳報しました」
武官が問題視した兵器の一つが、PzH2000自走榴弾砲だ。1997年から2002年までに185両が生産された。最新の兵器だけあってGPSを組み込んだ照準システムが装備。砲弾自体もGPSやレーザーなどで誘導され、目標に向かって正確に飛んでいく。
百発百中の“デジタル榴弾砲”と“デジタル砲弾”はウクライナの最前線で大活躍し、ロシア軍に大打撃を与える──はずだった。しかし現実は違った。
軍事ジャーナリストは「私もPzH2000自走榴弾砲がウクライナに供与されたと報道で知った時は、ゲームチェンジャーになり得ると判断しました」と振り返る。
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■ 北朝鮮の砲弾が圧倒
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「ウクライナの戦場で明らかになったPzH2000自走榴弾砲の欠点を一言で表現するなら、あまりにもハイテクすぎたということになるでしょう。ウクライナ戦争が起きるまで、アメリカもNATO諸国も高性能のデジタル兵器を開発すれば、効率よく短期間で敵軍を撃破できると考えていました。ところがウクライナ戦争で出現した戦場は、塹壕を掘りまくり、ひたすら榴弾砲を撃ちまくったほうが勝つという、第1次世界大戦の西部戦線に非常に似たものです。つまり質より量という戦術が有効なのです。ウクライナ軍がドイツ製の最新デジタル砲弾を一発必中で撃つより、ロシア軍が北朝鮮の安価な砲弾を撃ちまくったほうが強いということが分かったのです」
武官は「最新型のドイツ製兵器は使えない」と酷評しただけではなかった。冷戦下に製造された旧式の兵器が戦場で大活躍していることも報告したのだ。
「ドイツ陸軍も運用している現用戦車レオパルト2−A6と、冷戦下に旧西ドイツが開発したレオパルト1を比較してみましょう。レオパルト2−A6は性能だけを考えれば世界最強レベルの戦車であり、無敵と言っても過言ではありません。デジタル化された高性能の射撃システムに、防御力の高い装甲を備えています。ところがウクライナの戦場は泥濘が少なくないため、約60トンと重いレオパルド2A6は悪路に苦しめられています。何より高性能の戦車なので特殊な部品が多く、ウクライナ軍は整備や修理に手を焼いているのです」(同・軍事ジャーナリスト)
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■ ゲパルト自走対空砲の威力
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一方、レオパルト1は少なくともウクライナの戦場には向いているという。重量が40トンと軽いため高速移動が可能であり、燃費も優れている。もちろん高度なデジタル部品など全く使われていないため、整備や修理の負担は非常に少ない。
特にウクライナの戦場で大活躍しているのが1973年に配備が始まったゲパルト自走対空砲だという。
(続く)
デイリー新潮編集部
우크라이나의 전장에서 「독일제의 하이테크 병기」가 사용 물건이 되지 않는 이유 최전선에서 혹평된 최신 병기의“뜻밖의 결점”과는
9/28(일) 7:11전달 데일리 신쵸 출판사
러시아·우크라이나 전쟁으로 독일의 최신 병기는 도움이 되지 않았다──.주목해야 할 보고가 최전선의 전장으로부터 도착되었다고 독일 미디어가 상세보도 하고 있다.이것은 우리 일본인에 있어서도 믿기 어려운 보고일 것이다.어쨌든 독일의 공업제품은 지극히 품질이 높다.세계 제일 고장의 적은“메이드·인·재팬”을 당연이라고 생각하는 우리는 사탕차에는 강한 불신감을 안고 있어도, 독일차라면 기꺼이 구입한다.병기도 동일할 것이다.
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「 약 200명의 청중을 앞에 두고 무관은 전장의 현실을 솔직하게 전해 강한 충격을 주었습니다.독일이 제조해, 우크라이나에 공여되고 있는 8개의 최신 병기가「전쟁에 적합하지 않다」와 결함을 강하게 비판했습니다.독일 육군은 강연록을 작성해, 이것을 기밀 취급으로 했습니다.그런데 일부의 독일 미디어가 입수해, 고급지의 남 독일 신문등이 스쿠프 기사로서 상세보도 했습니다」
무관이 문제시한 병기의 하나가, PzH2000자주유탄포다.1997년부터 2002년까지 185량이 생산되었다.최신의 병기답게 GPS를 짜넣은 조준 시스템이 장비.포탄 자체도 GPS나 레이저등에서 유도되어 목표를 향해 정확하게 날아 간다.
군사 져널리스트는 「 나도 PzH2000자주유탄포가 우크라이나에 공여되었다고 보도로 알았을 때는, 게임 체인저가 될 수 있다고 판단했습니다」라고 되돌아 본다.
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■ 북한의 포탄이 압도
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무관은 「최신형의 독일제 병기는 사용할 수 없다」라고 혹평한 것 만이 아니었다.냉전하에 제조된 구식의 병기가 전장에서 대활약하고 있는일도 보고했던 것이다.
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■ 게파르트자주대공포의 위력
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특히 우크라이나의 전장에서 대활약하고 있는 것이 1973년에 배치가 시작된 게파르트자주대공포라고 한다.
(계속 된다)
데일리 신쵸 출판사 편집부

