沖縄の食材を多用た郷土料理アレンジ系フレンチ

アミューズが大豊作。「Dining chez TAIRA(シェタイラ)」時代も初っ端から楽しい店だと感じていましたが、よりその激しさが増したような気がします。スフィアに入ったジーマーミ豆腐のスープや山羊のタルタルなど、沖縄を感じさせる食材も盛りだくさん。

ブリを軽く炙って頂きます。脂がブリブリのメタボ体質でありジュワっとジューシー。素材そのものの味覚が活きる一皿です。

肉を煮たやつ?をピザ生地で包みカラっと揚げたひと品。ゼラチン質がニチャニチャで食べる愉しみのあるひと品です。何ともコクのある料理であり、シュワっと冷えたシャンパーニュが進む進む。

フキノトウやタケノコなどの春の味覚と白子を共に楽しみます。ベニエにしたフキノトウに程よく苦味が感じられて美味。白子のトロリとした舌ざわりも食欲をそそります。

フォアグラのカプチーノ仕立て。クリーミーでコクのあるスープなのですが、何と底には沖縄の郷土料理「ドゥルワカシー」を揚げた「ドゥル天」が敷かれていました。ドゥルワカシーって音はおもろいけど味は地味だよねというポジションなのですが、当店のそれは香り豊かで別格の味わい。新たな鉱脈を発掘した気分です。

お魚料理はアカマチ。言わずと知れた沖縄の高級魚であり、揚げたゴボウとペースト状にしたゴボウと共に楽しみます。ムッチリとした食感にゴボウの土っぽい風味が襲い掛かり、何ともピヨる美味しさです。

お肉料理は直球勝負でドンズバのビーフがやってきました。ソースもクラシックなものであり、これぞフランス料理のメインディッシュといった味わいです。量も多く、そういえばパンなどは出なかったのですが、それでも満腹に辿り着くボリューム感でした。普通の食欲の女の子は食べ切れないかもしれません。


