JR東日本管内では新性能電車への置き換えが進んでいますが、201系や113系に続き、203系も営業運用が終了することになりました。

代々木上原駅に進入する203系マト52編成(廃車、インドネシアに譲渡)。

マト52編成以降の203系は、全て車体に車両番号が表記されていました。

一方、量産先行車のマト51編成(廃車、インドネシアに譲渡)だけは、車両表記は張り付けられたアルミ板の上に記されていました。

203系は1982年(昭和57年)8月27日の落成以来、29年に渡り、JR(旧・国鉄)常磐線と東京メトロ(旧・営団地下鉄)千代田線を走り続けてきました。

川崎重工業の銘板。203系は川崎重工の他、東急車輛製造、日本車輌製造、近畿車輛でも製造されました。

マト54編成(現役)の車内。203系の車内は、前後して造られた201系や205系に似ています。

マト55編成(現役)に貼られたJR東日本東京支社松戸車両センター特製「ありがとう203系」のステッカー。予定では9月中に運用が終了することになっています。

203系100番台のマト64編成(廃車、解体済み)と209系2000番台。203系はチョッパ制御など201系の技術をベースに、ボディをアルミ化するなどの改良を加えて造られた車両ですが、その後に登場した205系のボルスタレス台車などを流用した車両は100番台に分類されています。

E233系2000番台。203系に代わり、すっかりJR常磐線と東京メトロ千代田線の主役になりました。

インドネシアに譲渡された203系。今後は既に譲渡された東京メトロや東急電鉄、都営地下鉄などの車両と共に、東南アジアの地で末永く活躍することでしょう。