トルコ政府は3日、総出力100万キロワット級の風力発電所建設・運営事業の入札で、独シーメンスが率いる企業連合が最低価格を提示し落札したと発表した。シーメンスはトルコ国内にタービンの新工場を建設する。パートナーのトルコ企業2社を含めた総投資額は10億ドル(約1100億円)を超える見通しだ。
落札額は1キロワット時あたり3.48セント。政府がこの価格での電力買い取りを保証する。契約期間は15年。米ゼネラル・エレクトリック(GE)や中国ゴールドウインドなどに競り勝った。
シーメンスは今後、トルコの5地域で風車の建設地を選定。2019年初めの発電開始を目指す。年110万戸の住宅の電力需要を満たすという。
トルコのアルバイラク・エネルギー天然資源相は3日、「2国間関係に重要な貢献となる」と述べ、昨年7月のクーデター未遂事件以降、険悪な状況が続く対独関係の改善に役立つとの認識も示した。
