【いんひーキャラメルボンボンショコラ】
これからのバレンタインの季節に最適な一品をご紹介。
目標
シイタケ嫌いでも口に入れることのできる形状に仕上げる(口に入れた後の責任は持たない)。
椎茸の特徴を残しつつ、万人受けする味にする。
(1)椎茸で、コンフィチュールを作ります。
阿波の干しシイタケを用意します。
まずは、水で戻します。
途中、1度水を変えて、椎茸の香りを弱めます。
次に、干しシイタケを茹でます。
2回茹でこぼしました。
3回目はブランデーとフェンネル・胡椒・ミントなど適当な臭み消しのハーブを加えた水で、20分ほど煮て、一昼夜放置したあとザルにあけます。
急須に入っているのは紅茶です。
これくらいやると、洋酒と各種ハーブと椎茸臭が混ざり合い、ボンボンの材料として使えないこともなかろうという風味に落ち着きます。
次に、赤砂糖とブランデーと水を加えて、椎茸を煮詰めます。
とろ火でひたすら煮詰め、アメがけ状態になった時点で、オーブンペーパーの上にあけます。
シイタケの表面はパリパリのアメ状です。
砂糖の糸を引いています。
(2)いんひー生キャラメル作り
さて、鍋の中には、赤砂糖のアメが残っています。
恐ろしいことに、シイタケ臭が漂っています。
なんつーのか、椎茸の佃煮の匂いってありますよね?
あれから醤油の匂い抜いたバージョンです。なめてみると椎茸煮汁ブランデー風味キャンディです(==;)
アメになるまで煮詰めたのに、キミ根性あるなぁ…。
もったいないので、生クリーム・砂糖・バター・牛乳・はちみつを加えて、生キャラメルを作ることにします。
鍋に全部ぶちこんで煮ていきます。
製菓職人が見たら悲鳴を上げそうな作り方ですね(こんな作り方だと砂糖が戻ってしまうので舌触りが悪くなります)。
ちなみにこの時点で台所に充満する匂いは「椎茸入りポタージュ香」
さ す が に こ れ はwwwww
手っとりばやく、具材を入れて口当たりをごまかすことにします。
お茶請けのドライフルーツがあったので、流用。
オレンジピール・サクランボのブランデー漬け・サンザシ・胡桃・ハシバミ・シナモン・カボチャの種・丁子・胡椒・フェンネルをぶちこみます。
各種香辛料のおかげで、あからさまな椎茸臭は、「アジア的香辛料臭」に化けました。
味を締めるため仕上げに天日塩を一つまみ入れます。
弁当箱に流して、冷蔵庫で冷やし固めます。
中のキャラメルは、ねっちりと伸びがあり、味は強く個性的です。
単体では甘すぎますが、椎茸コンフィの癖を消すにはこれくらいは必要です。
次の作業に移りたいところですが、「椎茸のアメがけ」アレのままでは使えません。
内部に水分があるからです。
室内に放置して、乾燥させます。
浸透圧で一度水が出ますが、数日たつとある程度乾き、硬度が室温の生キャラメルと同じくらいになり、あつかいやすくなりました。
↑の状態になり、やっと準備ができました。
写真には写っていませんが、表面が結晶化しかかっています。
椎茸を適当な大きさに切り分けます。
生キャラメルも切り分けます。
椎茸1:キャラメル5くらいの割合で、適当に丸めます。
薄く、シナモンをふります。
1個味見をしましたが、歯ごたえは椎茸の特徴を残しています。
仕上げ
製菓用のチョコレートを溶かします。
キャラメルに負けないようにビターで酸味がきいたタイプです。
2回チョコレートでコーティングしました。
テンパリングしてないので色艶がよくない…(==;)
ホワイトチョコを溶かして頂点に塗り、上に、椎茸の飴煮 ナツメヤシのドライフルーツ、カボチャの種、胡桃を乗せました。
色々と、ありえない作業机。
ホワイトチョコレートが入っているのはどんぶり。
陶器は、保温性がいいから、理には適っているのですが、マヨネーズみたいだ(==;)
完成です(=▽=)w
こちらは、飾り付けなしの断面図。
「チョコレートボンボン」初めて作りましたが、プラモとか粘土細工みたいで面白かったです。
味は、「手作り」ボンボンショコラとして美味いといったところでしょうか…(=△=)w
椎茸の舌触りはっきりしてます。
キャラメル+シイタケ臭+香辛料は思った以上に相性良しでした。
ただ、万人受けするかどうかというと、疑問です。