
■安全性に欠ける低価格のガスタンク
軽油を燃料とする従来のバスとは異なり、CNGバスは爆発する可能性が高い圧縮された気体を使用するため、何よりもガスタンクの安全性が重要視さ れる。しかし韓国国内を運行するCNGバスには、安全面でやや不安が残る「タイプ1」と「タイプ2」が使用されている。ソウル市路線バスでもタイプ1が 1303台、タイプ2は5931台に使用されている。
タイプ1に使われている素材はアルミニウムとステンレスで、タイプ2はクロム鋼鉄の外側をガラス繊維で覆ったものだ。タイプ2は金属ではなくガラ ス繊維を使用しているため、タイプ1に比べて軽いという利点はあるものの、安全性ではそれほど違いはない。今回、爆発事故を起こしたのもタイプ2だった。
安全性が高いのは炭素繊維複合素材のタイプ3とタイプ4だが、これらは高価なためあまり使用されていない。ソウル市バス政策チームのイ・ギヒョン 氏は「タイプ1とタイプ2のガスタンクの設置価格は602万ウォン(約43万9300円)だが、タイプ3やタイプ4はその2倍以上の1400万ウォン(約 102万円)だ。昨年11月、バスメーカーの現代自動車と大宇バスにタイプ3とタイプ4を導入するよう勧告したが、費用の問題で難色を示した」と話した。
http://www.chosunonline.com/news/20100811000058
韓国のマスコミの主流は、タンクの問題とする傾向に進んでいるようですね。
タンクを選択するのは市なのか、それともバスを購入する運転手自身なのか?
日本はどんなタンクを選択してるんだろうね?
(追加)
問題は安全性だが、今回と類似した爆発事故がこれまで7回も発生しているという。2007年京畿道九里市でCNGバスの燃料タンクが爆発したが、この時も
原因はタンクが圧力に耐えられなかったものだ。知識経済部はタンクの欠陥を認め、昨年2月まで燃料タンク1万4613本を回収して廃棄した。それでも同じ
事故が再発したのだ。「今度は大丈夫」と安全性点検を疎かにしたせいだ。実際に全国の市内バス整備チームにガス安全専門家も皆無な実情だという。これでは
安全不感症も重症段階だ。
構造的な問題点もある。CNGバスの燃料タンクの位置だ。ヨーロッパと北米は韓国と違い車体の底ではなく屋根に設置する。ガスが漏れ
てもバス内への流入を阻めるからだ。それでガス安全公社も構造変更を勧告したという。これに自動車会社とバス会社が費用の面で反対したというから情けな
い。運転手たちにはソウル市交通研修院を通じて「絶対爆発の危険はない。銃で撃つとか手榴弾を投げたとしても破裂しない」と教育したというからあ然とす
る。市民の安全は考えず、金儲けに血眼になっているのだ。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=132048&servcode=100§code=110