
京浜急行電鉄(京急、KEIKYU)では、新年の初詣や節分の豆撒き会で賑わう寺社や、再国際化で注目を浴びる羽田空港へのアクセスに便利な「京急開運フリーきっぷ」を2011年2月13日まで販売しています。
今回は、このきっぷを使って沿線散策をしました。

快特の三崎口行として、品川駅に入ってきた2100形「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」。京急の電車は基本的に赤なのですが、現在600形と2100形の各1編成が「羽田空港の空」と「三浦半島の海」をイメージして青い塗装になっています。
当日・明日の運行予定はここで確認できます。
左に見えるのは通常塗装の1000形です。

2100形は、首都圏を走る私鉄車両としては唯一、転換クロスシートを採用している車両です。スウェーデンBogesunds社製シートを採用したノルウェーGeorg Eknes社製の座席です。以前は走行機器もドイツSIEMENS製を採用していましたが、更新を機会に順次国産品への取り換えが進んでいます。
転換クロスシートですが、シートピッチを詰めているので、常に進行方向に固定されており、転換は乗務員が行うようになっています。

品川駅から10分ほどで都県境のある多摩川を超え、京急川崎駅に到着。
装飾されている2000形と並びました2100形。

京急本線の高架ホームから階段を下りて、地上の京急大師線へ乗り換えです。
1500形にはヘッドマークが装着されていました。


京急川崎駅から数分で川崎大師駅に到着。
10分程歩くと、参拝客で賑わう川崎大師の仲見世が見えてきました・・・が、ここは参拝を終えた人の一方通行で、更に先の道から境内に入らなくてはなりません。

「川崎大師」は、真言宗智山派大本山平間寺(Heiken-ji)の通称です。
初詣客の数は例年、神奈川県で第1位、全国でも第3位(1位は東京都の明治神宮、第2位は千葉県の成田山新勝寺)の規模を誇ります。

列を少しずつ分断しての参拝となります。
警察官・警備員のプラカード指示で進んだり、止まったりします。警視庁仕様のプラカードには「ピーポくん」がデザインされていますが、神奈川県警仕様は文字だけでした。

振り返れば、人、人、人・・・まるで人がゴ(ry
文字だけの神奈川県警仕様ですが、ちゃっかり「ゆっくりすすんでくださ"ー"い」になっています。

真言宗のお寺なので、弘法大師(空海)と書かれた大提灯が本堂の左右にぶら下がっていました。

川崎大師での初詣を終えて、羽田空港へ。
羽田空港編は別にして紹介する予定です。

羽田空港から再び川崎市内に戻ります。
蒲田駅にやって来た600形。快特の三崎口行きです。

再び川崎大師駅。夜でも参拝客の姿が絶えません。

繁盛しているのでしょうか?
川崎は東京と横浜の間にある政令指定都市で、韓国人を筆頭に在日外国人も多く、川崎駅周辺には韓国料理店や中華料理店が密集しています。そのせいか、チヂミやトッポギ、トムヤンクンやケバブサンドを売っている露店を多く見かけました。
お好み焼き屋やたこ焼き屋でも、自家製キムチサービスの店がある辺りは、東京と少し違う雰囲気でした。

京急大師線の終点、小島新田駅へ。

小島新田駅から20分程歩き、京浜工業地帯の一角、千鳥町に到着。
工場の明かりは、夜でも煌々と灯っています。

川崎港海底トンネル。車道と車道に挟まれて、人道が設けられています。約1km、延々と続きます。怖いですね。
車道はこんな感じ。速度超過車両取り締まりや危険物積載車両通行防止のため、夜間でも警備車両がうろうろしています。
そのため、万一事件があってもすぐにパトカーが駆けつけてくれます。

トンネルの反対側、東扇島から見た景色。フレアスタックを眺めることができます。

川崎駅まで川崎市営バス(大人200円・小児100円)で戻ることに・・・休日夜間でも、22:49まで頻繁にバスが走っているので、特に待たされることはありません。


川崎駅前には昔、東芝や明治製菓の工場がありましたが、現在では商業施設の「LAZONA川崎」等に生まれ変わり、市の南部も北部と同様、工業都市から東京のベッドタウンに変わりつつあります。