鉄道ファン垂涎、三陸鉄道が車両マーク募集 年30万円

写真:ヘッドマークのオーナーを募集している三陸鉄道=岩手県宮古市の田老駅近く、角田写す
三陸鉄道(岩手県宮古市)のオーナー気分を味わいませんか――。3年後の全線復旧を目指す第三セクターの三鉄が、ヘッドマークのオーナー募集を始めた。鉄道ファンの心をくすぐって復興資金を集める狙い。年間30万円の広告料で、自分のデザインしたマークを付けた列車が走る。
三鉄は復旧の総工費を110億円と試算し、国と県、沿岸市町村に負担を求めている。マークが取り付け可能な車両は現在11両あり、年間330万円の収益増となる計算だ。
車両の前と後に1枚ずつ、好きなデザインのマークを掲げられる。サイズは60センチ四方以内であれば形状、材質を問わない。個人のメッセージや企業のロゴなどデザインも自由だが、三鉄のイメージに沿わない場合は断ることもある。契約年数や独自の除幕式の開催なども相談に応じる。
担当者は「三鉄は全国にファンが多く、注目度は抜群。価格に見合った効果が十分に得られるはず」。問い合わせ、申し込みは三陸鉄道旅客サービス部(0193・62・8900)へ。(角田要)
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201108150271.html?ref=recc
================================
三陸鉄道、津波被災のレールを販売 100個限定

写真:三陸鉄道が販売する「復興祈願レール」。プレートと台座が付いている=同社提供
東日本大震災で大きな被害を受けた三陸鉄道(岩手県宮古市)は26日、津波で被災したレールを切り分け、「復興祈願レール」として販売を始めた。長さ10センチと5センチの2種類で、値段はそれぞれ5万円、3万円。いずれも100個の限定販売となる。
販売するのは、特に被害の大きかった北リアス線島越―田野畑間から取り外したレール。島越駅は壊滅した。木製の台座に据え付け、「2011・3・11 14:46 東日本大震災」と記した金属製メモリアルプレートを付けている。
三陸鉄道は南北リアス線計約108キロのうち計約71キロが今も不通で、2014年春の全線再開を目指している。担当者は「形に残すことで震災を記憶にとどめてもらい、復興の機運を高めたい」と話す。
注文は三鉄オンラインショップ(http://sanrikutetsudou.shop-pro.jp/)で受け付け、9月1日以降に発送する。宮古駅でも販売予定。問い合わせは三鉄物産担当(0193・62・8900)へ。
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201108260153.html
================================
もう既に出発日ですが、こんな企画も。

================================

================================
興味のある方は、三陸鉄道の支援のために、いろいろと購入してあげては如何でしょうか。
( ´・ω・)b
~ 以上 ~
================================
(おまけ)
鉄道の視点で震災を記録 アエラ「震災と鉄道 全記録」
2011年08月23日

震災5日後に一部区間の運行を再開した三陸鉄道北リアス線/5月31日、北リアス線小本駅で(今祥雄撮影)

JR山田線津軽石駅(岩手県宮古市)。停車直前だった列車が津波で流されたが、乗客乗員は無事だった
/5月6日(今祥雄撮影)

仙石線野蒜駅(宮城県東松島市)付近で、津波に流された上りあおば通行き列車(上=4月12日、福井洋平撮影)。
3カ月後に行った時は列車は撤去されていた(下=7月10日、今祥雄撮影)

仙石線東名駅(宮城県東松島市)の震災前、震災直後、現在の写真。現在はレールは撤去され緑がレール跡を覆っている
(上=2010年1月5日、小野純一撮影、中=11年4月4日、東川哲也撮影、下=11年7月10日、今祥雄撮影)

津波に襲われた大船渡線竹駒-陸前矢作間の気仙川橋梁/7月14日
表紙画像 著者:アエラ編集部 出版社:朝日新聞出版 価格:¥ 1,680
東日本大震災は、東北・関東地方を走る鉄道にも大きな被害をもたらした。特に三陸沿岸を含む太平洋岸ではJRと第三セクターをあわせて10線区、約450キロが、津波とそれに続く原発事故により被災した。震災から5カ月後でも、まだ400キロが運転再開できていない。朝日新聞出版アエラ編集部では、東日本大震災を「鉄道」という視点から取材し、AERA MOOK「震災と鉄道 全記録」にまとめた。
オールカラーの写真323点、被災路線図など様々な図表55点を掲載。巻頭の定点フォトグラビアでは、墓地に列車が乗り上げた石巻線女川駅(宮城県女川町)、駅が津波と火災に襲われた山田線陸中山田駅(岩手県山田町)など7カ所の鉄道被災地点について、震災直後とがれき撤去が進んだ7月時点の定点比較できる写真を掲載した。一部地点については震災前の姿も添えている。
津波で被災した八戸線から常磐線までの9線区(仙台空港線除く)については、線区上の125駅全駅の震災後の写真と被害状況を掲載し、各線区ごとに線路の被害箇所数や流失箇所数などの被害状況、さらに路線の歴史、総距離、浸水区間、震災前の列車本数、年間輸送量などのデータや、駅ごとの開設年、利用者数、駅員の有無といったデータを収録。仙台空港線を含む10線区については、乗客や鉄道関係者、住民の証言をもとにした現場ルポもある。
震災による鉄道被害状況がわかる大判の地図をとじ込んだ。被災した10線区には当時、少なくとも旅客列車15本、貨物列車1本が走っていた。その16本に加え、津波浸水区域に留置されていた車両も含めた全列車について震災当時の位置と車両形式、被害状況を掲載。さらに宇都宮以北の東北新幹線19本の停止位置と東北全鉄道路線の運行再開日時を載せた。その裏面には津波の浸水区域と鉄道路線を掲載。どの区間が津波に襲われたかがわかる。
「鉄道と震災全史」という企画では、明治三陸地震、昭和三陸地震、チリ地震津波のほか、関東大震災から阪神大震災まで13の過去の震災について、当時の朝日新聞記事や、写真を満載したアサヒグラフ誌面をまじえながら特集している。
震災ですべての列車が停止した首都圏路線の再開時間一覧地図や、津波に弱い地下鉄路線の特集。さらに復興ルートの選定に関する動きや、海外の津波による鉄道被害の例も取り上げている。
共存関係にある鉄道と街。鉄道が敷かれた場所に集落が誕生し、街が栄えた場所に路線が生まれてきた。震災からの復興は、鉄道という観点をなくしては語り得ない。東北出身の俳優、菅原文太さんは、「みちのくの復興は、鉄道とともにある」という巻頭言を寄せている。
AERA MOOK「震災と鉄道全記録」は、8月20日発売。164ページ、1680円(税込み)。