JR北海道の割れにくい窓 海外へ 投石横行のマレーシア採用 氷雪破損対応で開発
08/12 05:00
ポリカーボネートの窓が使われているJR北海道の車両
マレーシアの国鉄が、JR北海道が列車に導入している割れにくい窓を採用し、今月末から取り換え作業を始める。氷雪の直撃でも割れないようにJRが樹脂製品加工の東邦シートフレーム(東京)と共同開発したプラスチック製で、従来の強化ガラス製の200倍超の強度がある。マレーシアでは車両への投石による窓の破損が多発しており、割れにくい点が評価されたようだ。
この窓が海外の鉄道に採用されたのは初めて。道内では、列車の高速化が進んだ1990年代、冬場に車両に付いた氷雪が落下し、その塊が線路に敷いた砕石をはね上げたり、氷雪自身が飛んだりして、列車の窓にぶつかり破損させる事故が目立つようになった。このためJR北海道は東邦シートフレームと割れにくいプラスチックの一種「ポリカーボネート」を使った窓を開発。2006年から導入を進めている。
東邦シートフレームによると、この窓は従来の強化ガラス製と比べてコストは2倍ほどかかるが、200倍超の強度がある上、重さも3分の2と軽く、断熱性にも優れるという。
マレーシアでは、国鉄車両に投石して乗客を驚かせるいたずらが横行し、窓の破損が問題となっている。ポリカーボネートの窓はJRでの導入以来割れたことがない点などをマレーシア側が評価。4月に東邦シートフレームに、全車両の約1割に当たる228両の窓約6千枚を発注した。
同社によると、マレーシアは、数年かけて約6千枚の取り換えを終えた後、追加発注も計画しているという。窓を開発した同社の佐藤仁彦・北海道ポリカグループリーダーは「北海道の過酷な環境下でも割れない窓を、マレーシアでの採用を弾みに世界に売り込んでいきたい」と話す。(五十地隆造)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/217787
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列車への投石なんて、
いたずらじゃなくて犯罪じゃないのか?
( ´・д・)