ちょっと前の話ですが(投稿文は、前から作成していたが、投稿するのが、遅れてしまった)、1月の前半、個人的に休みだった日に、一人で、東京都心部の白金(shirokane)areaにある、東京都庭園美術館に、企画展示(美術館が、テーマを決めて、一時的に、行う展示)を見に行った際、ついでに、白金(shirokane)areaの住宅地を、ぶらぶらと散歩してきた時の物です(この日についての詳細は、後日、食べ物板に、食べ物と供に、投稿する予定です)。
以下、小さい字の部分は、脱線話(興味のある方だけ、ご覧下さい)。
日本は、アメリカに次いで、世界で2番目に、富裕層が多い国となっています。以下、世界の富裕層の現状に関しては、CapgeminiとMerrill Lynchの「World Wealth Report」の2010年版、「Asia-Pacific Wealth Report」の2010年版を、参考にしました。
→http://www.muml-pb.co.jp/CompanyInfo/pdf/2010_06_23_JOrignal.pdf
→http://www.muml-pb.co.jp/COMPANYINFO/pdf/2010_09_28_J.pdf
以下、世界の富裕層の多い国、top12です(2009年)。多い順に、アメリカ(286万6千人)、日本(165万人)、ドイツ(86万1千人)、中国(47万7千人)、イギリス(44万8千人)、フランス(38万3千人)、カナダ(25万1千人)、スイス(22万2千人)、イタリア(17万9千人)、オーストラリア(17万4千人)、ブラジル(14万7千人)、スペイン(14万3千人)。
2009年の全世界の富裕層の人口は、約1,000万人であったので、全世界の富裕層に占める、日本の富裕層の割合は、約16.5%となっており(ちなみに、2008年の、全世界の富裕層人口は、約850万人でしたが、その内、日本の富裕層の人口は、136万6千人であったので、やはり、日本の富裕層は、全世界の富裕層の16%程を占めていました)、全世界の経済規模に占める、日本の経済規模の割合よりも、高くなっています(2009年の世界GDPに占める、日本のGDPの割合は、約8.7%)。
2009年の、アジア・太平洋地域(中東(Middle East)を除くアジアとOceania(オーストラリア、ニュージーランド等))の富裕層の人口は、約300万人(全世界の富裕層の、30%程を占めた)であり、ヨーロッパの富裕層の人口と、初めて並びました。
2009年の、アジア・太平洋地域の、富裕層の人口は、多い順に、日本(165万人)、中国(47万7千人)、オーストラリア(17万4千人)、韓国(12万7千人)、インド(12万7千人)、台湾(8万3千人)、シンガポール(8万2千人)、香港(7万6千人)、タイ(5万人)、インドネシア(2万4千人)、その他(15万4千人)となっています。
アジア・太平洋地域の富裕層の人口(約300万人)の内、半分以上(約55%)を、日本の富裕層が占めています(かつては、日本の経済規模は、日本を除くアジア全体の経済規模を上回っていましたが、日本の経済が、勢いを失って久しく、中国等が、急速に台頭して来た現在においても、富裕層だけは、相変わらずと言った感じの様です)。中国は、日本の10倍以上の人口を有し、日本と経済規模で肩を並べ、富裕層の人口も、急速に増加している様ですが、富裕層の人口は、日本に比べれば、まだまだ、少ないと言った感じです(それでも、既に、中国の富裕層人口は、フランス、イギリスを越し、オーストラリアの3倍近くに達している)。
世界の富裕層は、依然として、一部に集中する状態が続いており、アメリカ、日本、ドイツの、3ヶ国の富裕層人口が、全世界の富裕層人口に占める割合は、2008年の54%から若干低下したものの、53.5%(2009年)と、引き続き、高水準に有ります。
ところで、国別の、富裕層の人口と貧富の格差については、必ずしも、相関関係に有る訳では無い様です。これは、富裕層の中でも格差が有る事と(例えば、全世界の、超富裕層(富裕層の中でも、特に富裕な富裕層)人口に対する、アメリカの超富裕層人口の割合は、ずば抜けて高い)、ジニ係数(Gini coefficient)等、貧富の格差を表す指標が、その国の貧富の格差を、必ずしも、正確に表していないと言う事が有るからだと思います。
以下、世界の国々のジニ係数(Gini coefficient)の例。。。wikiを参考にしました(CIAの統計による数値です)。数値が高い程、貧富の格差が激しい事を意味します。ブラジル(0.567)、香港(0.533)、シンガポール(0.481)、アメリカ(0.45)、タイ(0.43)、ロシア(0.423)、中国(0.415)、インドネシア(0.394)、日本(0.381)、インド(0.368)、イギリス(0.34)、スイス(0.337)、台湾(0.33)、フランス(0.327)、カナダ(0.321)、イタリア(0.32)、スペイン(0.32)、韓国(0.313)、オーストラリア(0.305)、ドイツ(0.27)、スウェーデン(0.23)。
各国の富裕層人口とジニ係数(Gini coefficient)を見比べて見ると、必ずしも、相関関係が有る訳ではない様です。発展途上国は、先進国と事情が異なるので、先進国・地域だけで見て見ましょう。まず、日本とアメリカを比べて見ましょう。アメリカの人口は、日本の約2.5倍ですが、アメリカの富裕層人口は、日本富裕層人口の、1.7倍程に過ぎません。それにも関わらず、アメリカのジニ係数(Gini coefficient)は、日本の0.381に対して、0.45と、かなり高い数値となっています。もっと極端な例だと、アメリカとスイスを比較して見ましょう。アメリカの人口は、スイスの約42倍ですが、アメリカの富裕層人口は、スイスの富裕層人口の13倍程度に過ぎません。それにも関わらず、スイスのジニ係数(Gini coefficient )は、アメリカの、0.45に対して、0.337に、留まっています。次ぎに、ドイツとイギリスを比べて見ましょう(まあ、ドイツとフランスでも良いのですが。。。)。ドイツの人口は、イギリスの人口の1.3倍程ですが、ドイツの富裕層人口は、イギリスの約1.9倍にもなります。それにも関わらず、ドイツのジニ係数(Gini coefficient)は、イギリスの0.34に対して、0.27と、かなり低い数値に留まっています。日本とドイツを比べて見ると、日本の人口は、ドイツの人口の約1.56倍ですが、日本の富裕層人口は、ドイツの約1.9倍となっています。また、日本のジニ係数(Gini coefficient)0.381に対し、ドイツの、ジニ係数(Gini coefficient)は、0.27となっています。富裕層人口とジニ係数(Gini coefficient)の相関関係が、ある程度感じられますが、富裕層人口の差よりも、ジニ係数(Gini coefficient)の差の方が大きい様に感じられます。ドイツは、アメリカ、日本、イギリス、フランスに比べて、富裕層以外の層の、収入格差(中流層と庶民層・低所得者層の収入格差)が、他の先進国に比べ、少ないのかもしれないと言う事も、関係しているのかもしれません。韓国と台湾を比べて見ると、韓国の人口は、台湾の約2.1倍ですが、韓国の富裕層人口は、台湾の1.5倍程に過ぎません。それにも関わらず、台湾のジニ係数(Gini coefficient)は、0.33と、韓国の0.313に対して、それ程、大きくは、変わりません。一方、韓国とスペインを見てみると、人口は、ほぼ同じ(韓国の方が、少し多い)ですが、富裕層の人口は、韓国よりも、スペインの方が、若干多くなっています(韓国12万7千人に対し、スペイン14万3千人)。まるで、これに合わせる様に、スペインのジニ係数(Gini coefficient )は、韓国よりも、若干高くなっています(韓国0.313に対し、スペイン0.32)。韓国とスペインに関しては、富裕層人口とジニ係数(Gini coefficient)の相関関係が、よく感じられる例の一つと言って良いかもしれません。ちなみに、シンガポールを、北欧等と並ぶ、理想的な国などと表現する、マスコミもある様ですが、ジニ係数(Gini coefficient)を見る限り、必ずしも、そうとは言えないかもしれません(まあ、シンガポールが理想的な国とは言え無い理由は、他にもあると思いますが。。。)。香港は、昔から、貧富の格差が激しいイメージが有りますが、ジニ係数(Gini coefficient)は、イメージ通りと言った感じがします。アジアの代表的な先進国・地域(日本、韓国、台湾、シンガポール、香港)の中では、韓国のジニ係数(Gini coefficient)が、最も低くなっています。韓国は、(もちろん、完璧ではないと思いますが)、東アジア・東南アジアの、新興国・地域の中で、台湾と並んで、最も、経済の発展と、富の分配のバランス(調和)を、上手く行って来た国であると言えるでしょう。個人的には、韓国(特に、1990年代後期の、経済危機を克服した以降の韓国)は、情報化社会等、世界の流れ(trend)の先端に迅速に対応し、限られた技術的資源(韓国は、依然として、基礎的な技術力については、アメリカ、日本、ドイツ、イギリス、フランス等に比べて、不足していると思います)を、迅速且つ最大限に活用し、実用的な技術力と経済力(お金)に変えて行く、優れた力等も含め、これから、さらなる工業化を図ろうとする、中進国、発展途上国(中国、東南アジアの国々、東ヨーロッパの国々、中南米の国々等)にとって、総合的に、最も理想的なモデル(model)になる国の一つだと思います(また、経済が停滞中の、成熟した先進国(日本、西ヨーロッパの国々、南ヨーロッパの国々)も、韓国の競争力に学ぶべき点が多いと思います)。
ところで、以上の文は、CIAの統計による、ジニ係数(Gini coefficient)を基に書いてきましたが、ジニ係数(Gini coefficient)は、統計をとる(集める)機関によって、数値が、かなり異なると言う点にも、注意が必要でしょう。IMFの統計によれば、
→http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2007/02/pdf/c4.pdf Figure4.3参照。
日本のジニ係数(Gini coefficient)は、1980年代半ばから2000年代半ばまで、(上昇傾向にあるものの)、一貫して、先進工業大国(アメリカ、日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア)のジニ係数(Gini coefficient)中で、ドイツ、フランスのジニ係数(Gini coefficient)と供に、最も低い水準にあります(アメリカのジニ係数(Gini coefficient)が、最も高く、イギリス、イタリアのジニ係数(Gini coefficient)も、日本、ドイツ、フランスのジニ係数(Gini coefficient)に比べ、かなり高い水準にあります)。これは、CIAのジニ係数(Gini coefficient)の統計とは、かなり異なっています。
次に、相対的貧困率について見て行きます。以下、相対的貧困率関する文や、統計は、このsite→社会実情データ図録 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa を参考にしました。
以下、各国の相対的貧困率(所得の分布における中央値の50%に満たない人々の割合)の例。
2000年の相対的貧困率(%)、アメリカ17.1、日本15.3、オーストラリア12.2、イタリア11.8、カナダ10.3、イギリス10.2、ドイツ9.2、フランス7.2、スウェーデン5.3
2000年代半ばの相対的貧困率(%)、アメリカ17.1、日本14.9、オーストラリア12.4、カナダ12.0、イタリア11.4、ドイツ11.0、イギリス8.3、フランス7.1、スウェーデン5.3
オーストラリアは、富裕層人口が、割りと多く、相対的貧困率が比較的高い割に、ジニ係数(Gini coefficient)が低い所が、不思議ですが、こんな記事も有ります→
http://finance.yahoo.com/banking-budgeting/article/107980/countries-with-the-biggest-gaps-between-rich-and-poor
以下、「」内の文については、社会実情データ図録→
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4654.html
の文を、ほぼ引用しました。
「実は、相対的貧困率は年齢別の所得格差によって影響されていると考えられます。生涯所得において、全く平等な国が2つあるとします。片一方は、若い頃、200万円の年収で、中高年になると800万円の年収となるが、平均年収(年収のばらつきの中央値)は500万円の国であり、もう片一方は、年齢にかかわりなく年収が500万円の国であるとします。前者では相対的貧困率は年収250万円以下の者の比率であるから一定程度の比率となるが、後者では定義上0%です。前者の国の貧困度が大きいというのは定義上そうであるに過ぎません。日本は年齢格差が大きいから相対的貧困率も高く出るという側面があり、このことを無視して貧困度を論ずることは妥当ではないでしょう」
年齢別賃金格差(50歳代の賃金の30歳未満の賃金に対する倍率。製造業。男。2002年)→日本(1.8から1.7)、ドイツ(1.7から1.6)、フランス(1.6から1.5)、イタリア(1.6から1.5)、イギリス(1.5から1.4)、スウェーデン(1.3から1.2)
2000年代半ばの相対的貧困率(%)→日本14.9、イタリア11.4、ドイツ11.0、イギリス8.3、フランス7.1、スウェーデン5.3
一般的には、ある程度、年を取ると子供を持つ様になって、育児に金がかかる様になり、さらに年をとり、子供が成長するにつれて、益々、養育費がかかる様になる事から、日本の年功序列型賃金(勤労者における、若者と中高年の収入格差)は、ある意味、合理的な富の配分方法の一つであると言えます。もっとも、日本式の年功序列型賃金は、高い税率と、高水準の福祉で、子供にかかる養育費を、個々の世帯と言うよりも、社会全体で、負担して行こうと言う、高税率・高福祉国家においては、それ程、合理性は、持たないかもしれません(アメリカは、低税率(低い税率)、低福祉(低い水準の福祉)の国家であるにも関わらず、日本の様な年功序列型賃金は、採用されていない様ですが。。。)。
参考として、「貧しさの為、生活必需品が買えなかった経験の国際比較(2002年)」です。
→ http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4653.html
過去1年に、十分な金が無いために、食料が買えなかった事があったかと言う質問に対し、買えなかった事があったと回答した人の割合(%)→ロシア50、インド44、中国18、韓国18、アメリカ15、イギリス11、イタリア11、カナダ10、フランス8、ドイツ5、日本4
過去1年に、十分な金が無いために、医療を受けられなかった事があったかと言う質問に対し、受けられなかった事があったと回答した人の割合(%)→ロシア54、インド52、中国45、アメリカ26、韓国15、カナダ13、イタリア12、イギリス11、ドイツ8、フランス5、日本4
過去1年に、十分な金が無いために、衣料(服)が買えなかった事があったかと言う質問に対し、買えなかった事があったと回答した人の割合(%)→ロシア68、インド44、中国23、韓国21、イギリス20、アメリカ19、イタリア16、カナダ16、フランス12、ドイツ10、日本5
日本は、(何らかの理由で)、生活保護を受けられなかった、若しくは、生活保護の申請しなかった事で、餓死した等、極端な事例が、たまに有り、報道されるものの、庶民層・低所得者層の生活は、先進国の中で、最も、よく保障されている国の一つであると言えるでしょう。こうした事は、日本社会の安定化に繋がっていると思います。今回の、日本の大災害(東北地方を中心とした、大地震・津波による被害)時において、アメリカの、ハリケーンカトリーナ(Hurricane Katrina)の時とは、比べ物にならない位、略奪行為等が、少ない事も、こうした事が、少なからず、関係していると思います。
年功序列型賃金に加えて、日本の相対的貧困率やジニ係数(Gini coefficient )の数値を上げてしまっていると、考えられる要因として、日本の急速な高齢化が有ります。日本の急速な高齢化により、勤労者と年金受給生活者の収入格差が、日本のジニ係数(Gini coefficient )の数値や相対的貧困率を上げる主要な要因の一つとなっていると考えられるのです(1993年に調査された国連の統計によれば、日本のジニ係数(Gini coefficient )は、0.249となっています)。
日本は、急速な高齢化により、年金受給生活者の数が急速に増え、統計上は、貧富の格差が広がっている様に見えますが、日本の高齢者は、全般的に、豊富な金融資産等を有する傾向に有り、また、日本は、高齢者の生活も、先進国の中で、最も、よく保障されている国の一つである様です。
高齢者の生活困窮度の国際比較です。→ http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1305.html
「経済的に日々の暮らしに困る事があるか?」と言う質問に対する回答です(2005年調査)
困っていないと答えた人の割合(%)→日本57.1、アメリカ36.1、ドイツ33.3、フランス18.3、韓国11.4
あまり困っていないと答えた人の割合(%)→フランス41.7、韓国39.0、ドイツ36.8、アメリカ36.1、日本28.3
少し困っていると答えた人の割合(%)→フランス33.9、韓国31.5、アメリカ23.7、ドイツ23.7、日本11.4
困っていると答えた人の割合(%)→韓国18.1、ドイツ6.2、フランス6.1、アメリカ3.9、日本3.1
これは、2009年の、イギリスの「Guardian」の記事ですが→
http://image.guardian.co.uk/sys-files/Guardian/documents/2009/03/13/inequality.pdf
この、貧富の格差と社会問題に関する記事で、先進工業国の中で、日本と、北欧諸国(特にスウェーデン)が、最も、貧富の格差と社会問題が少ない国の例として、挙げられています。ここでは、貧富の格差を測る指標として、国民の所得、上位20%の平均収入が、下位20%の平均収入の何倍かと言う統計を用いており、この統計によれば、アメリカ8.5倍、ポルトガル(Portugal)8倍、イギリス7.2倍、オーストラリア7倍、ニュージーランド6.8倍、イスラエル6.8倍、イタリア6.7倍、ギリシャ6.2倍、アイルランド6.1倍、スイス5.7倍、カナダ5.6倍、フランス5.6倍、スペイン5.6倍、オランダ5.3倍、ドイツ5.2倍、オーストリア4.8倍、ベルギー(Belgium)4.6倍、デンマーク4.3倍、スウェーデン4倍、ノルウェー3.9倍、フィンランド(Finland)3.7倍、日本3.4倍と、日本が、成熟した先進工業国の中で、国民の所得、上位20%と、下位20%の貧富の格差が、最も少なくなっています。
以上の事から思うに、日本は、先進工業国の中で、富裕層の数が、比較的多く、庶民層の中でも比較的貧しい層の人々・低所得者層の人々の状況、高齢者の生活状況も、比較的悪く無いが(絶対的に良いと言う訳ではなく、他の人口の多い先進国に比べて、相対的に良いと言う話)、その分、富裕層でもないが、貧しくもない人々の富が削られていていると言った状況に有る様な気がします。また、日本は、第二次世界大戦後、上流階級の没落と庶民層の生活の向上の結果、1970年代から1980年代には、北欧諸国と並び、西側先進国で最も平等な国とまでいわれるようになりましたが、近年は、その(日本が、西側先進国の中で最も平等な国だった頃の)名残りがあるものの、アメリカ型の競争社会になりつつ有り、再び、日本で貧富の格差が拡大しつつある様です。日本の、ジニ係数(Gini coefficient )の数値と相対的貧困率は、比較的高くなっていますが(ただし、ジニ係数(Gini coefficient )に関しては、統計をとる(集める)機関によっても、数値が異なる。日本のジニ係数(Gini coefficient )が高くなっているのは、CIAの統計)、これは、先に述べた様に、日本は、急速な高齢化が進んでいる事と、年功序列型賃金である事、又、富裕層以外の間でも、格差が存在している(アメリカ型の競争社会になりつつ有り、格差が拡大している)からなのかもしれません(格差があるといえども、庶民層の中でも比較的貧しい層の人々、低所得者層の人々の状況は、比較的、良い)。韓国は、庶民層の中でも比較的貧しい層の人々・低所得者層の人々の状況が、比較的良くない一方で、富裕層の数も、日本の13分の1程と、比較的少ないです。その分の富は、富裕層でもないが、比較的貧しくもない、中間層の人々(特に富裕でもないが、庶民層の中でも比較的貧しい層の人々・低所得者層でもない人々)に、配分されているのかもしれません。
以上、長い脱線話でしたが、以下、投稿の本文に戻ります。
以下、白金(shirokane)areaを散歩。。。
白金(shirokane)areaは、古くからの高級住宅地ですが、現在は、アパートや、商業ビル・オフィス(office)用ビルも多く見られ(現在の白金(shirokane)areaは、洒落た店や商業ビル・オフィス(office)ビルが点在し、東京のお洒落な地区の一つとして知られています)、一世帯当りの居住面積が、それ程広くなさそうなアパートに暮らしている様な人々も多いです。土地価格や、アパートの家賃が、とても高い為に、暮らしている人々の平均収入が高く、白金(shirokane)areaに暮らす事自体が、ちょっとしたステータス(prestige)となっている面が有ります。白金(shirokane)areaでは、一世帯当りの居住面積が、それ程広くなさそうな、何て事無いアパートの駐車場に、フェラーリ(Ferrari)が駐車して有る光景に出会ったりします。

写真以下2枚。白金(shirokane)areaには、中々の数の、仏教の寺が、点在していますが、これは、白金(shirokane)areaにある、神道の神社(shrine)、氷川(hikawa)神社(shrine)。氷川(hikawa)神社(shrine)と名のつく神社(shrine)は、東京圏に多く存在しますが、これは、白金(shirokane)の氷川(hikawa)神社(shrine)です。建物は、現代の物ですが(第二次世界大戦末期(1945年)の空襲により、先代の建物が、焼失した後に、1950年代に建てられた物)、創建は、白鳳(hakuhou)時代(7世紀後半から8世紀初め)と伝えられている、歴史の古い神社(shrine)です。
白金(shirkane)areaでも、奥地に少し足を踏み入れれば(白金(shirokane)area(白金(shirokane)・白金台(shirokanedai))かなり広い範囲に渡っています)、昔ながらの高級住宅地の雰囲気を比較的残す、落ち着いた、静かな高級住宅街の雰囲気となります。
写真以下、この時は、そんな、白金(shirokane)areaの奥地を、少し散歩して来ました(白金(shirokane)area自体は、今まで、ある程度、訪れていますが、白金(shirokane)areaの奥地を、ぶらぶらと散歩したのは、この時が、初めてでした)。
これは、白金(shirokane)areaの写真とは、関係有りませんが、すぐ下の投稿文に関連する写真としてアップ(upload)しておきます。私が、前に撮影し、enjoyにアップ(upload)した写真の再利用ですが、銀座(ginza)(東京を代表する高級繁華街であると供に、東京を代表する繁華街)の中心部の写真。写真左側にある、時計台のある建物は、和光(wako)です。和光(wako)は、銀座(ginza)の一等地にある、東京を代表する高級デパートです。現在の建物は、1932年に建てられたものです。和光(wako)は、1881年に創業した輸入時計店、服部(hattori)時計店を起源に持つ高級デパートです。
写真以下10枚。個人的に、近代建築を見る事に興味を持ち始めてから、ちょっと気になっていた、白金(shirokane)areaに残る、元、服部(hattori)家(世界最大級の時計会社?であるSeiko(1881年、輸入時計の販売店、服部(hattori)時計店として創業)の創業者家族)の邸宅(ちなみに、銀座(ginza)の、元、服部(hattori)時計店のあった場所には、Seikoの子会社が経営する、和光(wako)(東京を代表する、高級デパート。1932年に建てられた、時計台を有する、重厚な造りの、近代建築のビルは、建てられて以来、銀座(ginza)を象徴する建物の一つとして君臨し続けている)が建っています(上の写真参照))。この、白金(shirokane)の、元、服部(hattori)家の邸宅は、現在は、どの様な用途で使用されているのか分かりませんが、服部(hattori)家の資産管理会社が、保有している様です。敷地面積は、10,000坪(約33,000平方m)位と言った感じでしょうか。。。(現在における地図からの、想像に過ぎないのですが、もしかしたら、戦前(第二次世界大戦前)、あるいは、服部(hattori)家の邸宅だった頃までは、敷地は、もっと広く、15,000坪(約49,600平方m)位、あったのかもしれません。。。)。
写真左側が、元、服部(hattori)家の邸宅です。
敷地内には、多くの建物がある(あるいは、敷地内の建物は、多くの建物が連なった感じで建てられた、一つの、あるいは、複数の、大きな邸宅を中心としている)様ですが、敷地の外からは、その、極一部しか、見る事が出来ません。

写真以下3枚。写真で見える建物(もしかしたら、写真の部分(外から見える部分)は、多くの建物が連なった感じで建てられた、大きな邸宅の建物の一部かもしれません)は、高橋 貞太郎(takahashi teitaro。1892年生まれ。1970年に亡くなる。1920年代から活躍。邸宅やホテルの近代建築の設計を得意とした、日本の有名な建築家)の設計により、1933年に建てられた物です。
写真の建物も、外から見える、敷地内の建物の極一部(これも、多くの建物が連なった感じで建てられた、大きな邸宅の建物の一部かも。。。)。やはり、1930年代初めに建てられた物の様です。
第二次世界大戦前の、東京や大阪在住の金持ち(上流階級)は、近郊や、保養地等に、複数の、広い別荘を持つ事が多かった頃から、服部(hattori)家が、昔は、この、白金(shirokane)の邸宅以外に、複数の邸宅を保有していたかもしれないと言う事は、容易に想像出来ます。ちなみに、第二次世界大戦後は、貧富の格差を縮小させる為の、様々な法政策により(その内の一つに、高い相続税率がある)、日本の上流階級・富裕層は、没落して行きました(以前の様に、贅沢な暮らしが出来なくなりました)。第二次世界大戦前の日本は、もちろん、現在の日本よりも貧しく、日本の庶民層・低所得者層は、現在とは、比較にならない位、物質的に、貧しく暮らしていましたが、日本の少女向けの漫画に出てくる金持ちの様なw生活をする日本の金持ちは、現在よりも、むしろ、日本が、世界の資本主義工業国又は資本主義的な工業国の中で、最も農業国的で貧しく後進的なグループ(group)に属していた、第二次世界大戦前に、多く存在していました。
写真正面に見えるのは、白金(shirokane)にある、聖心(seishin)女子学院の敷地です。白金(shirokane)にある、聖心(seishin)女子学院(1910年開校)は、広尾(hiro)(東京都心部の高級住宅地の一つ)にある、私立女子大学、聖心(seishin)女子大学(1916年開校。東京areaの、お嬢様大学(富裕層の娘が通う大学)の一つとして知られる)の、中等科・高等科に当たる、私立の女子中学校・高校で、やはり、東京areaの、お嬢様高校(富裕層の娘が通う高校)の一つとして知られています。
白金(shirokane)には、現在も、昔ながらの、ゆったりとした敷地を持つ邸宅がある事はありますが、そうした住宅は、少なくなってきており(比較的少なく)、現在は、写真以下4枚の様な、それ程は、広くない(ゆったりとした敷地の内部に、ゆとりを持って、建物が建っている訳ではない。もしかしたら、広い裏庭が、あるかもしれないが、少なくとも、建物は立派でも、道路から見れば、ほとんど敷地目一杯に住宅の建物が建っている(比較的限られた土地を効率的に活用して、建物を建てている)様に見える)、一戸建て住宅が多くなっています(それでも、建物は、庶民の住宅に比べれば、ずっと立派です(何だか、高そうにみえますw)し、敷地や建物の大きさも、少なくとも、東京都心部(東京23区内)の、庶民向けの、建売り一戸建て住宅(下の補足説明参照)に比べれば、はるかに大きいですが。。。)。こうした傾向は、現在において、白金(shirokane)に限らず、東京中心部(東京23区内)の、多くの高級住宅地で、共通して見られる傾向であると言えるでしょう。
建売り一戸建て住宅:不動産会社等が、ある程度規格化された一戸建て住宅を建設して販売する形式の一戸建て住宅。消費者は、土地を購入して、自分の好みの一戸建て住宅を建てる(注文住宅)よりも、安く一戸建て住宅を手に入れる事が出来るが、住宅の建物は、比較的チープで(比較的安っぽく)、規格化されていて無機質。東京都市圏等、地価が、比較的高い場所で、よく見られる。