
JR九州(福岡市)が2011年春に全線開業する九州新幹線「つばめ」で、救急患者の搬送を行う「ドクタートレイン」の準備を進めていることが、30日分かった。
新生児など周産期の緊急治療が必要な患者らの搬送を想定。鹿児島では治療や手術が難しい患者を、高度医療が受けられる熊本、福岡の周産期母子医療センターや、新生児集中治療室(NICU)、救急病院などに搬送する。ドクターカーに比べ、搬送時間が大幅に短縮され、救命率の向上が期待される。
本州で新幹線を運行するJR3社によると、東日本は一部で急患搬送例はあるが、東海、西日本では実施していない。鹿児島市立病院の周産期医療に携わる医師の提案を受け、熊本市医師会が08年夏、JR九州に搬送協力を依頼。同社が要請を受け入れた。
関係者によると、搬送は授乳や おむつ替え、乗車中に気分が悪くなった人などのために設けられた新800系車両の多目的室を利用する予定。
南日本新聞ウェブサイト (2009 12/31 07:30)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=21375