Q1.ミニ新幹線車両はフル新幹線車両に牽引されないと、高速で走ることができない。
A1.正解は×。「こまち」や「つばさ」に使われているミニ新幹線車両「E3系」は、フル新幹線車両に連結しなくても、新幹線区間で275km/h運転することができる。実際のダイヤでも、「E3系こまち」や「E3系つばさ」が単独で走行する運用は存在している。

一般的な「E3系こまち」は、例えば「こまち26号」のように八戸駅発着の「E2系はやて」と盛岡駅で連結・切り離しするダイヤを採用している。しかし、「こまち26号」の1本前の「こまち24号」に関しては、盛岡駅を先に発車する「はやて24号」と仙台駅で連結するダイヤを採用しているため、盛岡駅-仙台駅を単独で走行する。
しかし、「こまち24号」と「はやて・こまち26号」のダイヤを見比べても、両者の所要時間に大きな違いは無いことがわかる。
新幹線区間を単独走行する「E3系つばさ」。
Q2.新幹線は、トンネル進入時に160km/hまで減速する。
A2.正解は×。新幹線にはトンネルが多い。いちいち減速しては、海沿いの住宅地への干渉を避けるため、直線区間を多くして最短距離で都市間を結ぶためといった理由でトンネルにした意味が無くなってしまう。
山陽新幹線を高速で走行する「500系のぞみ」(当時)。
0:49に270km/h→300km/hのATC指示が出ている中、0:59にトンネルへと進入している。同様に、1:21に300km/h→270km/hのATC指示が出ている中、1:51にトンネルへと進入している。
なお、現在の「のぞみ」は「500系」ではなく「N700系」を使用して運行している。また、山陽新幹線では「ATC-1B」から「ATC-NS」へのデジタルATC化が進められており、既に大部分の車両に対応改造工事が施されている。
山陽新幹線より先に、「ATC-1A」から「ATC-NS」へのデジタルATC化が完了した東海道新幹線を走行する「700系ひかり」。
7:08に270km/hになるが、