
日本と中国・韓国の観光担当相会合が22日、中国の杭州市で開かれ、3か国を行き来する旅行客を5年後に年間2600万人に増やすことを目標に協力していくことを確認しました。
中国有数の観光都市、杭州市で開かれた日中韓・3か国の会合には、日本からは前原国土交通大臣が参加しました。会合では、日中韓の3か国を行き来する旅行客の数を今後5年間で、今年の見込みよりも900万人多い2600万人に増やすことを目標に協力していくことを確認しました。
国土交通省によりますと、去年、中国・韓国を訪れた日本人の旅行客は900万人なのに対し、中国・韓国からの旅行客は260万人に止まっています。
「観光立国」を成長戦略の1つに掲げる日本にとっては、中国・韓国からの旅行客の拡大は重要な課題で、去年から中国人に対する観光ビザの条件緩和などを進めています。
会合の中で前原大臣は、日本が舞台のドラマや映画の人気も手伝って、今年6月末までの中国・韓国からの旅行客は前の年の1.5倍以上に増えていることを報告し、駅や空港で中国語や韓国語の案内を増やすなど旅行しやすい環境作りを進めていることをアピールしました。
会合のあと、会見した前原大臣は「今後、医療や環境・農業などを観光と組み合わせる観光連携なども着実に行っていく」と述べ、環境整備に取り組む考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100822/k10013496671000.html