
22日 夕に関西空港を離陸したシアトル行きデルタ航空182便で、2度にわたりトイレが故障し、約10時間後に関空へ引き返すトラブルがあった。関西空港事務所が23日発表した。
乗客乗員228人に、トイレが使えないことによる体調不良の訴えはなかった。同航空広報部は「シアトルまでのフライトが約9時間かかるため、トイレの混雑で乗客に不快な思いをさせないようにした」と説明している。
デルタ航空や同事務所によると、同機は22日午後6時ごろ関空を離陸。直後に機内の六つのトイレのうち五つで洗浄液が流れず、吸い取り機能も作動しなくなり、使用不能となった。
このため約1時間半後にいったん成田空港に着陸。修理を終え、午後10時45分ごろシアトルへたった。だが仙台の東北東約650キロの太平洋上空で再び同じ個所が故障したため関空へ引き返し、23日午前3時50分ごろ着陸した。
洗浄液は流すのに十分な量があったという。同航空が原因を調べている。同事務所担当者は「飛行の安全に直接関係ないトイレの故障で旅客機が引き返すのは聞いたことがない」と話している。
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4161&blockId=9707718&newsMode=article