
1年間に互いの国を訪れる韓国と日本の旅行客が、ことし初めて、あわせて500万人を超える見通しとなり、韓国の観光公社は、新たな旅行商品の開発に力を入れるなどして、さらに日本人旅行客の誘致に力を入れることにしています。
韓国の観光公社によりますと、ことし1月から10月までに韓国を訪れた日本人はおよそ252万人で、去年と ほぼ同じでしたが、日本を訪れた韓国人は去年と比べておよそ80万人増えて204万人に上りました。
この結果、今月末には、史上初めて、互いの国を訪れる韓国と日本の旅行客があわせて500万人を超える見通しとなりました。このうち、韓国を訪れる日本人は、円高ウォン安の影響を受けてショッピングを目的とする人が多く、10代から30代の女性は去年に比べて2万人近く増えました。また、日本を訪れる韓国人が急増した背景には、おととしの世界的な金融危機で落ち込んだ韓国経済が順調に回復していることがあるとみられます。
今後、観光公社は、日本で人気を集めている韓国のアイドルグループに関連した旅行商品の開発などに力を入れる方針で、来年は320万人の日本人旅行客を韓国に誘致したいとしています。
一方、先月23日の北朝鮮によるヨンピョン島への砲撃を受けて、修学旅行など日本からの団体旅行客に一部、キャンセルが出たということで、韓国政府は引き続き、安全性のアピールに力を入れていくことにしています。
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101211/t10015785021000.html