
2011年1月24日、香港・フェニックステレビの報道番組「総編集時間」は、モンゴルの鉄道 新路線問題を取り上げた。移動時間をロスする不自然なルートにしてまで、中国を経由しない路線になっているという。
24日付 中国金融時報は記事「モンゴルの鉄道新路線は なぜ中国を通らないのか」を掲載した。モンゴルが新たに建設した鉄道路線はウランバートルとロシア極東地域を結ぶもの。膨大な埋蔵量を誇るモンゴルの鉱物資源輸出ルートとして用いられる。
モンゴルの鉱物資源輸出のうち70%は中国向け。中国との直通鉄道を造るほうが はるかに輸送時間の短縮となる。モンゴルとロシアの軌間(レールの間隔)は1524ミリと、中国が採用している標準軌よりも広い。
そのためロシア経由で輸入する場合には台車の交換が必要となり、数時間のタイムロスとなる。また、ロシアの港から他のアジア地域に販売するとしても、その利益率は中国向けの10分の1にしかならないと予想される。
経済的なマイナスを無視したかのように思えるモンゴルの鉄道新路線。記事は中国がリードする形でのアジアの一体化に対する抵抗感を示すものだと分析している。(翻訳・編集/KT)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110128-00000010-rcdc-cn