
ブラジル高速鉄道、入札再延期を=事業者の重負担変わらず-鉄道工業協会会長
【サンパウロ時事】ブラジル鉄道工業協会のビセンテ・アバテ会長は25日、時事通信のインタビューに応じ、リオデジャネイロからサンパウロ近郊の全長 約510キロを結ぶ高速鉄道計画について、「全参加者が提案を出せる条件を整えることが重要だ」として、4月11日の入札期日の延期を政府に求める考えを明 らかにした。入札は昨年11月に実施予定だったが、新幹線方式の採用を目指した日本やフランスなどが応札を断念。韓国勢中心の企業連合のみが応札意思を示したため、競争性確保などを理由に今年4月に延期された経緯がある。
ただ、日本を含む各国企業の採算性への疑問や事業リスク懸念は払拭されておらず、政府は再延期を余儀なくされる公算が大きくなった。
アバテ会長は、政府が示した事業者負担の重い入札条件が、延期後も ほぼ変更されていないと指摘。「再延期されれば応札側の分析評価も熟したものになり、計画にとってもプラスだ」と述べた。(2011/03/26-16:35)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011032600239