Posted on 2013年1月7日 by railplanet
インド鉄道省が、在来線上を最高速度200km/hで走行できる高速列車6編成を日本か欧州のメーカーから導入することを計画しており、うち1〜2本は「年内にも運行開始できるだろうと予想している」と同省鉄道委員会(Railway Board)のチェアマンが述べたと、ヒンドゥスタン・タイムズが1日付記事で報じています。
記事によると、導入を計画しているのは標準軌(1435mm)の軌道を300km/h〜325km/hで走行可能な能力を持つ高速列車で、これをインド在来線の広軌(1676mm)対応とし、最高速度200km/hで運行するとしています。列車の導入は国際入札で行われる予定で、Pawan Kumar Bansal鉄道相は2月の予算演説で、高速列車の導入計画について詳細を述べるとみられます。
インドの在来線高速化に関する研究は日本の協力で実施されていますが、調査はすでに完了しており、近く鉄道委員会に報告書が提出される予定とのことです。同研究ではデリー〜ムンバイ間(約1400km)を対象としていますが、インド当局側はまず500〜600km程度の都市間で高速化を実施したい考えで、デリー〜アムリトサル(Amritsar)間(約450km)、デリー〜ラクナウ(Lucknow)間(約500km)が可能性のあるルートとして挙げられています。
一方、日本の新幹線システム採用を軸に協議を推進するとされているムンバイ(Mumbai)〜アーメダバード(Ahmedabad)間の高速鉄道建設計画について、鉄道当局者は「非常に資本集約的な分野であり、現時点でそれほどの満足な資金はない」と述べており、ヒンドゥスタン・タイムズ紙は「計画が後回しになっているように見える」と指摘しています。
これから入札を行って年内の運行開始というタイムスケジュールにはかなり無理があるように思えますが、注目すべきニュースです。記事にもある通り、高速新線の建設は資金面で難航も予想され、在来線の高速化が先行する可能性も考えられるでしょう。
http://www.hindustantimes.com/India-news/NewDelhi/Soon-semi-high-speed-trains-on-Indian-tracks/Article1-983692.aspx
日本の新幹線の導入は、後回しにされて、広軌の準高速列車を先に導入することを考えているようです。
そういえば、広軌の準高速列車と言えば、あれを思い浮かべますが、ウクライナのトラブルは解決したのでしょうか?