2013/12/19 19:00
東海旅客鉄道(JR東海)の山田佳臣社長は19日の記者会見で、東海道新幹線の最高速度を現在の時速270キロメートルから引き上げる考えを示した。実現すれば「のぞみ」が導入された1992年以来。現在は夜間に走行試験を重ねており、来年の早い段階で国土交通省に認可申請する方針だ。
東海道新幹線は曲線区間が多いため速度向上は小幅にとどまる見通し。同じ車両で直通運転している山陽新幹線の最高速度は300キロで「車両を改造する必要はない」(山田社長)という。乗り心地や周辺環境への影響などのデータ収集を進めており、早ければ2015年春のダイヤ改正から速度向上が実現しそうだ。
一方、16日に発表した来年4月1日付の社長交代について「経営が良い状態でより元気な方にバトンを渡すのが人事の理想」と指摘。後任となる柘植康英副社長については「バランス感覚がありなんでもこなせると考えて選んだ」と述べた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD190FG_Z11C13A2TJ0000/
JR東海 女性運転士増加 命預かる責任 激務でも誇り
2013年12月23日 朝刊

制服姿でりりしい表情を見せる現役運転士の根本浩未さん=JR名古屋駅で
JR東海道新幹線に女性運転士が誕生して今年で10年。当初の4人から現在は三桁となり、ホームの風景にも溶け込んできた。車掌や指令なども増え、JR東海は来年以降も「女性が活躍する分野は広がっていくだろう」としている。現役運転士と1期生に話を聞き、歩みをたどった。 (栗田晃)
革のかばんを手に、りりしい制服姿でホームを行く。一編成当たり乗客千三百人の安全を預かり、週二回の泊まりもある激務だが、運転士歴二年半の根本浩未(ひろみ)さん(30)は「男性と比べて苦労があるとすれば、身支度のために早起きすることぐらい」と笑顔を見せる。
就職活動中、偶然、東京駅のホームで見掛けた女性運転士の制服姿にピンときた。「女性でも運転士になれるなんて格好いい」。夢をかなえ、「先輩方に、いろいろアドバイスしてもらえたおかげ」と話す。
一九九九年の労働基準法改正を機に女性の深夜勤務が可能に。JR東海では二〇〇三年に女性運転士がデビュー。年々割合は増え、現在、新幹線乗務員(車掌も含む)約千六百人のうち二百人余りが女性だ。
「挑戦しないのはもったいないし、後に続く人もいなくなる」。女性運転士の一期生、阪口杏沙(あずさ)さん(36)=現新幹線鉄道事業本部運輸営業部=は振り返る。
三年間の車掌経験をへて、国家試験の免許取得に向け、四カ月の研修生活を送った。運転士は列車運行の総責任者。多岐にわたる故障対応を学ばなければならない。「電車の模型で遊んだこともないし、電気回路や車両構造なんて、ちんぷんかんぷんだった」。男性の同期の協力も受け、女性四人の初合格者の一人となった。
初乗務は〇三年六月、名古屋駅から新大阪駅へ向かうひかり。「お客さんの命を預かる気持ちでいっぱいだった」。天候や乗車率で、ブレーキのタイミングは微妙に変わる。京都駅で停車位置を守ることができ、ほっとした。
阪口さんは運転士時代、記念撮影を頼まれたり、小さい子から手紙を渡されたりすることが誇りと励みになった。安全運行への責任は男女同じだが、イメージアップに貢献できる女性ならではの面もあると感じる。
運転士を目指す後輩から相談されると「やってみるべきだよ」と背中を押す。「責任が重い、と尻込みせず、挑戦することが大事。これからもっと増えてほしい」と期待する。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013122302000128.html
東海道新幹線、雪の徐行減らす みぞれは平常運転
2013/11/27 21:29
JR東海は27日、東海道新幹線に雪の状態を把握できる装置を導入すると発表した。降っているのが雪かみぞれかをレーザー光線で判別。高速走行が可能なみぞれの場合は徐行せずに済み、ダイヤの乱れを最小限にすることができるという。装置を岐阜羽島―京都間の10カ所に設置。今冬から運用する。
降雪時の徐行運転は、高速走行で舞い上がった雪が車体に付いて氷の塊となるのを防ぐのが目的。塊が落下すると、線路上の敷石をはね飛ばす危険があるためだ。
水分を多く含むみぞれは舞い上がる可能性が低く、平常運転を続けられる。これまでは運転士が目視などで見分けていたが、装置の導入でより正確に雪の状態を把握できるという。
雪が多い地域での走行を前提にした東北、上越新幹線などと異なり、東海道新幹線は降雪に弱く、昨冬は合計31日間、運転規制を実施。最大34分の遅れが出た。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG27042_X21C13A1CR8000/
新幹線静岡空港駅は無理、輸送力傷む…JR東海
JR東海の山田佳臣社長は11日、名古屋市での定例記者会見で、静岡県の川勝平太知事が意欲を示す静岡空港付近の東海道新幹線新駅設置構想に言及。
「(新駅を設置すると)東海道新幹線の輸送力が傷んでしまう。短い区間にたくさん駅を造れば本数が入らなくなる。これは無理」と述べ、新駅建設に否定的な考えを示した。
山田社長は「トンネル幅を広くして、そこにミカン箱みたいなものを置いて板をはって、『駅』と宣言するような新幹線駅など造れるわけがない。安全性が確保された駅を造るには、どう見積もっても400億円以上は必要」と指摘。「協議をしても答えは同じ」と切り捨てた。
(2013年12月12日15時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131212-OYT1T00364.htm
バラスト軌道で実質170km/hのKTXと較べて、東海道新幹線は、設計最高速度250km/hから、ますます越えていきますね。
雪対策も対策がないというKTXと雲泥の差
安易に停車駅を増やし、開業当初から遅くなっているKTX。反省しなさいw。