日本航空(JAL、本社:東京都品川区、9201.TYO)は5日、2014年度国際線路線便数計画の変更を発表した。Boeing 787型機をリニューアルし、「SKY SUITE 787」としてサービス向上を行う。冬季需要や外交関係に考慮して機材変更や便数増減を行い、運航を効率化するほか、2015年度に予定していた中部(名古屋)=バンコク線と関西(大阪)=ロサンゼルス線を前倒しで2014年度内に再開する。今後も中部や関西からの国際線を積極的に再開していく方針だ。

機材面では、12月1日から成田(東京)=フランクフルト線、2015年1月1日から成田=ニューヨーク線の1往復に「SKY SUITE 787」(Boeing 787-8型機)を導入する。従来のBoeing 787-8型機ではライフラットシートだったビジネスクラスをフルフラットシート化、プレミアムエコノミークラスを設置する。エコノミークラスは従来通り、他社よりも1列少ない横8列でゆとりある機内を保つ。座席数は少なくなるが、プレミアムエコノミークラスの設置などで客単価が上昇するため、従来水準の収益率で運航できるという。
また、12月1日から羽田(東京)=サンフランシスコ線と成田=シドニー線の機材を「SKY SUITE 777」(Boeing 777-300ER型機)に置き換え、大型化する。そのほか、成田=桃園(台北)線と羽田=松山(台北)線も、それぞれ機材をBoeing 767-300ER型機とBoeing 777-200ER型機に置き換え、大型化する。一方、成田=北京線、成田=浦東(上海)線と中部=浦東線をBoieng 737-800型機に置き換え、小型化する。
そのほか、関西=バンコク線、羽田=バンコク線、成田=ホーチミン線、成田=マニラ線と成田=デリー線で、Boeing 767-300ER型機・Boeing 787-8型機・Boeing 777-200ER型機の間で機材の入れ替わりがある。

路線に関しては、12月20日から中部(名古屋)=バンコク線、2015年3月20日から関西(大阪)=ロサンゼルス線を1日1往復で開設する。前者は4年ぶり、後者は8年半ぶりの再開となる。一部期間を除いて、便名や時刻は以下の通りで、機材は両路線ともにBoeing 787-8型機を使用する。
JL737 中部10:30発-バンコク14:50着
JL738 バンコク22:55発-中部06:20+1着
JL060 関西17:40発-ロサンゼルス12:00着
JL069 ロサンゼルス14:30発-関西19:00+1着
一方、10月26日から成田=仁川(ソウル)線を1日2往復から1日1往復に減便する。また、成田=モスクワ線も週4往復から週3往復に減便する。