韓国の鉄道業者、政府に大規模支援要請「運営が限界」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/11/27/2015112701228.html朝鮮日報 2015.11.27
「韓国鉄道産業、このままではつぶれる」現代ロテムが窮状訴え

「韓国の鉄道車両産業が存廃の危機に陥っている。政府の支援が切実だ」
鉄道車両などを手がける現代ロテムのチャン・ヒョンギョ昌原工場長(専務)は26日、主な協力メーカーのトップと共に記者懇談会を開き、経営難を訴えながら、存廃の岐路に立たされた鉄道産業に対する政府の支援と国民の関心を求めた。
チャン工場長は、ここ最近、海外受注が急減しているとし「中国や日本、米国、フランスの政府が自国企業の海外での鉄道受注支援に乗り出しており、劣勢に立たされている」と窮状を訴えた。
韓国以外の国は鉄道に全面的に支援してるのに韓国だけしてくれない。
韓国以外の世界各国は自国の鉄道産業の保護に力を入れている。中国は先ごろマレーシア・クアラルンプールで行った東南アジア諸国連合(ASEAN)との首脳会議で、ASEAN域内のインフラ整備に100億ドル(約1兆2000億円)の融資を提供する意向を表明した。日本もアジア開発銀行(ADB)と共に計1100億ドル(約13兆5000億円)のインフラ資金をアジア地域に提供する計画を発表している。現代ロテムの関係者は「中国と日本のアジアインフラ投資は建設や交通網など全てを網羅しているが、自国の建設会社、鉄道会社の受注を条件としている」と説明する。
2014年の現代ロテムの鉄道部門売上高は1兆7000億ウォン(現在のレートで約1800億円、以下同じ)で、このうち海外受注は6000億ウォン(約640億円)ほどにとどまった。海外受注額は12年の1兆7000億ウォンをピークに13年には1兆4000億ウォン(約1490億円)に減少、翌年にはその半分以下に落ち込んだ。
経営難は深刻だ。今年は9月末までで鉄道部門で170億ウォン(約18億円)の営業赤字を計上した。今年の新規受注は2500億ウォン(約270億円)、海外受注は800億ウォン(約85億円)にすぎない。