このスレは
『世界遺産を見に行ってきましたよ。』『おんせん県に寄ってみた。』
の続きだったりなんかしちゃいますよ。
( ´・ω・)p
================================================================
4日目の朝を迎えた延岡の駅前。宮崎交通のバスセンターから旅の続きが始まりますよ。

車体側面には『ヒト・ものハコぶエコロジーバス』な広告。車内中央にも『ヒト・ものハコぶエコロジーバス』な大きな箱。どうやら宮崎交通とヤマト運輸が提携して、路線バスで宅急便の荷物を輸送しているようです。・・・しかし妙に大きくて邪魔な箱だな。
見ていると、運転手がバスを据え付けて発車するまでの間に、荷物を箱に入れた宅急便の社員との間で慣れない伝票のやりとりに手間取っている様子が気の毒で。運転手も運転や接客以外にもいろいろやらなきゃならないことが増えて大変だね。
バスが走りだして内陸へ進路とを取ると、程なくして見えてきたのが廃線の駅ホームの骨組みや跨線橋。廃止になってから十年近く経つのに、まだ撤去してないんだねぇ。

バスは途中で高校生らしき通学生を拾いつつ、いつの間にか深い大渓谷を遙か下に見下ろしながらバイパスを走行し、目的地の街へ。
1時間半近く掛けて到着したのは高千穂の街。

『すみません回送中です』ですか。一時期流行ったような気もするけど、いまだにやってるところがあるんだねぇ。
時刻はまだ8時頃。ちょっと時間があったので、ちょろっと散歩。道路の案内看板には『高千穂駅』。・・・まだ諦めてないんだろうか。

道路脇の駐車場の奥の片隅に『高千穂駅』の小さい看板。まるで目立つことを避けているよう。ここから階段を降りると、なかなか立派な高千穂駅の駅舎。
便所があったので覗いてみると、『~営業時間以降は施錠いたします。』の貼り紙。ん?営業してるの?廃線なのに?

駅舎正面入口には『スーパーカート乗場』の札。『スーパーカートメンテナンスの為 毎週木曜日は休園します。』の貼り紙。この日は木曜日。
( ゜д゜) おぉっ?たまたま曜日の巡り合わせが悪かっただけで、普段はカートに乗れるのか?
・・・全く知りませんでしたよ。
軽く時間を潰したところで、8時半から営業開始の『まちなか案内所』なんて所へ行って、事前にネットで予約していたブツを受け取る。

貸し自転車。300円/時。こいつを一時の相棒に、高千穂の街を駆け巡りますよ。
自転車はママチャリタイプの電動アシスト自転車。電動アシストは初体験。きっとサイクリングサイクリングヤッホーヤッホー♪の心強い相棒になってくれることでしょう。
案内所で作製したらしき手書きのカラフルな案内マップを参考に、まずは東の方へ。

途中廃線の下をくぐり抜けたりしながら起伏のある田園地帯を走る。
・・・キツい。こいつ、これでもちゃんとアシストしてるんだよなぁ。期待していたほど力強くなく、上り坂では低いギアでヒィヒィ言いながらペダルを漕いでも労力に見合った推進力が得られている感じがせず、ところどころ手で押して歩く始末。日頃の運動不足で私の体力が落ちすぎているのが悪いのか?
途中で見掛けた日本ならではらしいお店。

代金は箱の中に入れて、並べてある商品を勝手に持って行ってちょうだい、な無人販売所。長く続けてるんだろうから、これでも商売が成り立ってるんだろうねぇ。北海道では直売所はあっても、こういう無人販売所を見掛けた事がないんだけど、あるのかな。
( ;゜;д;゜;) ヒィヒィ言いながら50分ほどかかって到着したのはここ。

天岩戸神社ですよ。天岩戸・・・有名な日本神話の舞台ですな。
ちょろっと奥の方へ足を伸ばしてみる。道路から深い谷を流れる川縁へ歩道を歩いて行くと、

天岩戸に引き籠もったアマテラスを引っ張り出す為に八百万の神が会議を行った場所らしい天安河原。画像では何とも伝わらないけど、手つかずの大自然に包まれて神々しさを感じた気がしましたよ。
ただ、グーグルアースで見ると、ここの頭の上、河岸段丘の縁ギリギリのところを道路が通ってるのね。なんだか罰当たりな気がする。
この後は、やる気があるのか無いのか分からない若い宮司の案内を聞きながら天岩戸を眺めて、天岩戸神社を堪能しましたよ。
.jpg)
時間が限られているので、急いで来た道を引き返します。

来るときは気がつかなかった、大きな鉄橋と『天岩戸駅』の看板。これは寄り道してみようか・・・と思うも、誘惑を振り切って次の目的地へ急ぎますよ。
( ´-ω-) 今度は木曜日を避けて高千穂に来てみようかな。
高千穂の街をスルーし、断崖絶壁に張り付いた九十九折りを駆け下り、1時間ほどで次の目的地に到着。

( ゜д゜) おぉ、写真で見たのと同じ風景だ。(当たり前

( ´・д・) 貸しボート・・・楽しそうだなぁ。
なんて思いつつ眺めていても、ボートすれすれに岩が落ちてくるとかのハプニング映像にありがちなアクシデントも無く。
そろそろ頃合いかと貸し自転車を返すため高千穂の街へ戻ることにしますが、この馬鹿高い断崖絶壁の上に登らなければならないと思うとウンザリしますな。

ここの地形は・・・谷が深いねぇ。その底に更に深く溝を切るように川が流れてますか。北海道でこんな地形は見た記憶が無いな。
九十九折りでもかなりの急勾配。ずっと自転車は手で押して歩いて登りましたよ。
( ´-д-) 貸し自転車じゃなくて貸し原チャリって無いかね。電動アシストにはガッカリした。
帰りのバス発車時刻の10分前に貸し自転車を返却。3時間半ほど借りていたのに、3時間分で良いというので900円のお支払い。
二人乗り自転車も貸し出してますか。こんな街でどうやって乗るんだろ。
しかし、案内所の手作りマップでは、この街がここまで起伏があるとは全然分かりませんでしたよ。もっと緩く楽しくサイクリング出来ると思ってたのに。

高千穂から宮崎交通のバスで延岡まで戻りますよ。
今回は『宮崎県内路線バス全線 1日乗り放題乗車券』(1800円)なんてのを事前にコンビニで購入。所定では延岡~高千穂間片道1790円のところをかなりお安く済ますことが出来ましたよ。コンビニで購入出来るのは本当に便利ですね。営業所の窓口が開いている時間でなければ購入出来ないなんて言われてたら今回の行程は組めなかったもの。
JR延岡駅周辺は新しく生まれ変わるそうです。

宮崎方のホーム端は立入禁止。1番ホームの高千穂鉄道のホームがあったと思われる辺りも柵で囲われていましたよ。
ここからは宮崎空港行きに乗ります。
この路線、沿線に特に見るべき物なんかあったっけかなぁ。などと思いながら( ゜д゜)ボーッとしていると、場に不似合いな高架橋が現れましたよ。
( ´・д・) おぉ、これがあったっけか。

リニアモーターカーの宮崎実験線跡。太陽光パネルを並べられて、まだ残ってるんだねぇ。
( ´・д・) 耐震補強とかしてるんだろうか。
日豊線は余りに線路が悪く揺れが大きくて、カメラが振動でどんどん前下がりに。カメラの取り付け位置も、運転台と客室を仕切るガラスが無く、低いところのゴミ箱に固定しているので、かなり見づらい画になっていますよ。おまけに宮崎まで撮りたかったのに途中で電池切れ。むぅ。

宮崎で下車。宮崎駅の改札は、1・2番ホームと3・4番ホームで改札が別に設けられ、その間を自由通路が通っている帯広駅に似た形態。使いづらそうだけど、どうしてこうしたんだろ。

( `・ω・) 宮崎からは奮発して特急列車「にちりん13号」に乗りますよ。
南宮崎で下車。はい。皆さんご存じでしょうが、特急列車の宮崎~宮崎空港間は自由席であれば18きっぱーであろうと特急料金不要で乗車出来るのですよ。何も奮発してません。

構内には海幸山幸が留置。これも普通気動車を改造してでっち上げた(?)特急列車ですな。JR九州は、この日南線の他にも指宿枕崎線とか三角線にも閑散線区向けに観光特急列車を仕立ててるけど、どれだけ収入増に貢献してるんだろうねぇ。北海道でもやって上手くいく・・・とは思えないな。
南宮崎からはキハ40にお乗り換え。
チンタオ・・・もとい、青島で下車。もう日が暮れてしまった。

鬼の洗濯板。
<ヽ`д´> 「洗濯物はねぇかぁ!こまめに出せって言ってんだろぉ!」
となまはげさんが洗濯をしてディレクターのパンツが流されたのがここですか。ふむ。
街灯もないところで真っ暗になりながらも、懐中電灯で視界を確保しながら駅に戻る。・・・鞄に懐中電灯を入れっぱなしにしていたのを思い出さなければ遭難していたかも。

宮崎の駅に戻り、宮崎が元祖だという『チキン南蛮定食』(1500円・税込)を頂く。高い。入る店間違えたな。
宮崎からは鹿児島中央行きに乗り、ただひたすら運ばれる。
2時間半以上掛かって、もうすぐ23時になろうかという頃にようやく鹿児島中央駅に到着。ここも電飾が派手だね。

ここから市電で5駅先のところが今日のお宿。さて市電に乗ろうかと電停に行くと、なんだか静かというか暗いというか・・・。いぶかしく思って時刻表を見ると、22時台の早い時間に1本走ったのが最終列車で、この時間には既に運行を終了していましたよ。JR並に遅くまで走ってるだろうと期待してたら、バス並みに早々に運行を終了してましたか。ガッカリしながら5駅分歩いて宿まで行きましたとさ。
途中で見掛けた、市電の分岐に立つコントロールタワー(?)。現役なんだろうか。中で何か表示灯が点灯してるようだったけど。函館でも1つ立ってるけど、あれは完全に用済みのオブジェだったよな。
~ 続く ~