Hakusanです。また、フランスに来ました。でも、今回は、何度も行っているParisではありませんよ。地中海に浮かぶ小さな島、Corsica島です。ナポレオン1世が生まれた島として有名ですが、現代では、太陽の光を求めるヨーロッパ人にとっての保養地、観光地としもて有名ですね。地中海クルーズの大型客船の停泊地にもなっています。
こういった所は、裕福な方が大きな別荘を持っていて、その別荘に滞在しているときにだけ使う車が置いてあったりするので、古い高価な車が、あまり使われずに残っている事があります。日本でも、軽井沢あたりの納屋に、掘り出し物があったりしてましたよね。
街を歩いて、まず目に付いたのがこの車、

縦目のベンツ、日本では「ハネベン(haneben)」と呼ばれるMercedes-BenzW112です。当時のアメリカ車の影響を強く受けたこの車には、テールエンドに羽のようなテールフィンが付いていますよ。これが「ハネベン(haneben)」と呼ばれる所以ですね。
W112は1961年から1965年まで製作されましたが、この車はヘッドライトがラウンドしているので、前期型だと思いますね。ですから、今から50年前の車ですね。
50年前にもかかわらず、この車、エアーサスペンションと4輪ディスクブレーキを備えているんですよ。最高時速180km/hを誇る、当時のフラッグシップですね。
この車、外観の状態はあまり良いとは言えませんね。スリーポインテッドスターのマスコットも取れて無くなっていますし、トランクの下端にさびが浮いています。塗装もかなりはげていますよ。
でも、路上に駐車されているにもかかわらず、社内も荒らされていないので、現状でも動くんでしょうね。今でも、部品を入手できるそうなので、腐ってしまわないうちに、少し修理すればいいのに・・と思うけど、個人的には、Mercedesのセダンの位置付けは、高級ではあるけど、あくまでも実用車だと思うので、これはこれで、いいのかも知れませんね。

こちらは、ご存知、Jaguar E-Typeですよ。こんな車が路上に放置されているんですよ。驚きですね。
この車のエンブレムを見ると、V12とありますから、5.3LのV12エンジンを積んだシリーズ3の2+2ですね。1971-1975に生産されています。
遠目には、少し塗装がくすんでいるだけに見えるのですが、近寄ってみると、かなり痛んでます。

+2のリアシートにもごみが詰め込んであるし、前に回ると、フロントグリルがへこんでいたりします。ただ、タイヤの空気も抜けてないから、これも自走できるんでしょうし、外装部品の欠損もなく、ホイールもカバーもオリジナルのようなので、この車も、少し手を入れるだけで、見違えるようにきれいになると思いますね。
さて、こちらは、知る人ぞ知る、VWの名車、Type181ですよ。

これは、VW ビートルの駆動系を利用した多目的車ですね、ですから、当然、駆動方式はRRです。元は軍用車として開発された車ですから、外観はそっけなく、内装も鉄板がむき出しです。安価で、耐久性があり、実用性も高いので、民生用としても、人気がある車ですね。
こういった、量産車を元とする派生多目的車は他にも沢山あって、有名な所では、Mini Mokeとか、日本では初代のホンダバモスなんかが思い浮かびますね。
こちらも、そんな派生多目的車の一つ、CitroénのMéhariです。

元の車はわかりますか?同じくCitroénの2CVですよ。1988年で生産を打ち切ったそうですが、その後も、2CVを改造して、この車に仕立て上げるメーカがあるらしいです。この路上に止まっている車も、ずいぶん程度が良いので、改造車かも知れませんね。
いずれにしても、軽自動車を貧乏人の車だと揶揄する青組には、興味がわかない車でしょうけどね。
さて、さらに小さくなって、これは、RenaultのTwizyですよ。2人乗りの電動ミニカーですね。モーターの出力が2種類あって、小さいほうは5馬力で、以前の投稿でもお知らせしましたけど、Franceでは、運転免許がなくても乗れるんですよ。羨ましいですね。


出力が大きい方は17馬力で、日本でも日産が軽自動車のナンバーをつけて、試験走行をしているそうですよ。5馬力は、青ナンバーにならないでしょうか?青ナンバーになるなら、そちらのほうが面白いと思うけど。
さて、恒例の「韓国車を探せ!」の時間ですよ。
調査したのはこの通り。

両側に路上駐車の車が列を成している、ゆるい下り坂ですよ。どうやら、どの家にも車庫が無く、路上に駐車保管しているようです。
坂の上から下って、300台を調べて、停まっていた日本車は、34台でした。
もちろん、新旧Yarisや、Aygoは沢山あるのですが、やはり目に付くのがこのiQですよ。Parisでも沢山見ましたが、こんな南の島にも普及してるんですね。

残念ながら、対する韓国車は、この1台だけ。

i20ですが、道路向かいのホテルから荷物を持ったお兄さんが乗り込んでいたので、たぶん、これは、レンタカーでしょうね。
ヨーロッパでは沢山、売れていると聞いていた韓国車ですが、どこにあるんでしょうかね。こういったリゾート地に住む人たちは、韓国車は買わないのでしょうか?

フランスの空港では、あちらこちらで、Hello Kittyのグッズを見かけます。こんな小さな島でも、街角の本屋にはKittyの絵本が置いてありましたよ。残念ながら、韓国車と同じく、韓国が誇るポロロも、Puccaもありません。ポロロは、「ポ統領」と呼ばれ、世界110カ国で放送されているグローバルスターなのに(http://world.kbs.co.kr/japanese/program/program_trendkorea_detail.htm?No=35109)、どこに行っても見かけることはありませんね。残念ですね。
さて、次回は、もう一度、フランスになるかもしれません。フランスだと、かなり田舎になる予定です。田舎なら、韓国車にお目にかかれるでしょうか?Puccaは無理でしょうけどね。
乞う、ご期待。