半島が輸出した高速鉄道を教えてください。どこの在来線を走っているの?

日立製作所は,日本で培った「A-train」のコンセプトを基に,英国のロンドンとドーバー海峡を結ぶ高速新線High Speed1と在来線の双方を直通走行可能な高速車両を開発して納入した。2009年12月から正式な営業運転を開始し,イングランド南東部の地域輸送高速化に貢献している。
<安全で快適な車内環境の創出>
衝突,強度,耐火,騒音などの分野では,日本と規格の内容が大きく異なっている2)。例えば,鉄道車両が万一衝突した際,乗員や乗客の安全を確保するための衝突安全性が,欧州では社会的により強く求められてきた。このため,Class395の先頭および全車の車端構造は,RGS(Railway Group Standard:英国鉄道規格),TSI(Technical Specifi cations for Interoperability)に規定された要求を満足する衝撃吸収構造となっている。万一の衝突事故の際には,衝撃吸収構造が圧壊変形することによりエネルギーを吸収し,客室および運転室空間は変形することなく乗客および乗務員の生存空間を確保する設計思想に基づいたものである3)。また,運転台,腰掛け,テーブルなどのインテリアについても,RGSやATOC(Association of Train Operating Companies)で規定された衝突安全性に準拠した設計となっている。
参考:RGSは英国規格。TSIは欧州規格。