
ベトナム、否決の新幹線を再推進 日本に事業化調査を要請
【マニラ共同】ベトナム政府は、6月に国会が否決した首都ハノイと南部ホーチミンを結ぶ南北高速鉄道の建設計画について、事業化調査に進むことを決め、日本政府に調査への資金、技術面での協力をあらためて要請した。国営ベトナム鉄道当局者が30日、明らかにした
ベトナム政府は日本の新幹線方式の採用を決定し、当初は国会承認後に日本の支援で調査を行う見通しだった。だが、巨額の事業費への懸念などから、国会は建設計画自体を否決。今回、政府は国会承認が無いまま計画を再び進めようとしている格好で、計画の実施については不透明な面が残る。
同当局者によると、事業化調査の対象はハノイ―中部ビンと南部のニャチャン―ホーチミンの2区間。日本側の同意が得られれば、今年11月にも開始し、2012年第1四半期までに終了したい考えだという。
南北高速鉄道は当初、14年に着工し、同2区間を20年までに部分開業、35年までの全線開業を目指していた。
ネット新聞ベトナムネットによると、鉄道当局は「国会での否決は、政府の計画報告書に十分な情報が盛り込まれていなかったためだ」と主張、事業化調査が必要だと政府に要請したという。
2010/08/31 00:08 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010083001000949.html