あれだけ言っておいて例を示さないのも「有言不行」でしかないので・・・

5月下旬からJR東日本の車両にも「節電中」のステッカーが貼られるようになった。各車両、2枚掲出されている。

朝方、池袋駅に入線する特急「日光1号」。東武鉄道との相互直通運転開始以来、JR東日本大宮支社小山車両センター所属の485系電車が使用されてきたが、3日にその役目を終えた。4日からは253系が使用されている。

JR埼京線の各駅停車に乗車し、北赤羽駅に到着。JRの車両ではなく、相互直通運転をしている東京臨海高速鉄道の70-000形電車だった。

北赤羽駅は新河岸川の真上にあるため、駅の両側が改札口になっている。

赤羽口の改札を出て、歩く。緑がうっそうと茂る坂を上り、高台へ向かう。

公園のフェンス越しに東北・上越・長野(北陸)新幹線を眺める。先ほどの北赤羽駅も右手に見えている。何本か列車を見送ること十数分、仙台駅を6:26に出た「はやぶさ502号」がやってきた。なんだかんだ、E5系を見るのはこれが初めてだ。

6月は梅雨の季節。アジサイが色付き始めている。

この後ろに「東京北社会保険病院」(旧・国立王子病院/旧・社会保険都南総合病院)があるせいか、住宅街の中を赤羽駅へ向かうバスが頻繁に走っている。直線距離にすると大した距離では無いのだが、この地域は高齢者や乳幼児を連れた母親、妊婦には辛い高低差がある。

先ほどのバスを追うように道を進み、「赤羽八幡神社」に着いた。階段の下方を見下ろすと、JR東北線のE231系が見えた。

1200年頃から続く由緒ある神社らしいが、今の本殿は1931年の夏に竣工したものだという。

この神社は近隣の住宅よりも高い所にあるので、空が開けている。

国の要請で境内を軍用地や鉄道用地に割譲してきた結果、今ではとんでもない所に赤羽八幡神社は建っている。JR東北線・京浜東北線は先ほど見たように境内の横を走っているが、埼京線と東北・上越・長野(北陸)新幹線はどうしようもなくなったので、境内の真下にトンネルを造ったのだ。その結果、このような珍しい構図で新幹線を見ることができる。

草木に埋もれていた注意書きの看板。「立入禁止。新幹線線路にみだりに立入ると法律により罰せられます。」と書いてあるが、その右下にうっすらと「日本国有鉄道」の文字が見える。

赤羽八幡神社の入口に立つ石碑。破損して修理したのだろうか、それとも元々そういう意匠なのだろうか、「赤羽」の文字だけ囲まれている。

高架下で撮影。「稲付ガード」という名前らしい。かつて、赤羽近辺には稲付川や稲付城があったそうだが、暗渠や城址になっている。鉄道も埼京線と東北・上越新幹線の建設工事に併せて、全て高架化された。

毎日新聞社が撮影した高架化前の「稲付踏切」の様子。1980年代の写真らしいだろうが、開かずの踏切だったのは間違いない。

北区を南下すると、錆びた鉄路に遭遇した。一見すると廃線のようだが、現在でも使われているJR貨物の北王子線だ。この後ろにある北王子駅は日本製紙の倉庫になっており、同社は地球温暖化対策として、貨物輸送に鉄道を利用している。
実際に北王子線を走る貨物列車の様子。田端信号場駅から北王子駅までの4.0km全線が非電化なので、もっぱらDE10形ディーゼル機関車が使われている。

王子駅の近くにある北区の複合文化施設「北とぴあ」の展望ロビーに到着。眼下をE2系の「やまびこ」と「あさま」が行き違う。左に見えるのは183系を使用した栃木県の日光方面へ向かう修学旅行臨時列車だろう。先述の特急「日光1号」とは異なり、そのままJR線を進む。例年通りならば、神奈川県内の小学生が乗っている列車だ。

最後に、少し視野を広げて遠方を眺めた。E231系、E233系と200系が走っていた。現在、東日本大震災による特別ダイヤでの運行を行っているため、展望ロビーが開館している日中の時間帯にE5系「はやぶさ」を眺めることができないのだが、6/11と6/18の臨時「はやぶさ555号」であれば眺めることは可能だ。また、7/9からは新ダイヤに変更されるため「はやぶさ403号」と「はやぶさ404号」を見ることが可能になる。
おしまい。