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以下、主観での考察です。その点を御了解下さいませ。
今回の中国高速鉄道の脱線・衝突事故では、日本でも連日、経過や考察などニュースが出ています。
今まで国際・経済問題は色々ありましたが、今回は日本では珍しいくらいに注目が続いています。私を含めて。
それを中国では、日本では地震・原発など自信を失う事が続いていたので溜飲を下げる格好の事件だったのだ、という分析などもされています。
でも、注目している日本人の一人として、自己検証してみると少し違うんですよね。
国際関係や経済摩擦などで問題は過去にも色々ありました。技術流出、キャッチアップ、空洞化、人件費など。経済ならば高速鉄道は一分野に過ぎず、もっと他に重要な問題もあったはずなのです。
ならば何故この問題が特別注目されるのか?。
それは[新幹線だからだ]、と思うんです(高速鉄道でありません)。
現在の日本社会の中核年代層の幼少の頃に新幹線は生まれました。いわば新幹線は彼らと人生を共にしてきた朋友なんですよ。
そしてその朋友は幼い時から[世界の中で日本にだけ有る弾丸列車]として無条件で誇らしい存在だったのです。
なにしろ当時、良く判らない幼児が普通の電車を指差して[新幹線だ]と言っては親に[あれは新幹線じゃないよ]と諭されるなんてのは日常の風景でした。([ALWAYS 三丁目の夕日]の頃ですね)。
少年の将来の夢として新幹線の運転士は、パイロットなどと並ぶ人気職業の常連でした。新幹線は乗ったことが無くても日本全国の少年のヒーローだったのです。
この想いは、今の撮り鉄などの鉄道マニアとは一線を画すでしょうね。
今の鉄道マニアにとっての新幹線とは700やKOMATIですが、彼らにとって新幹線として心に浮ぶのは今もって0系(0シリーズ)のはずです。
丸い鼻、丸い目をした昔の旅客機に似た顔の青白ツートンカラーのあいつなのです。(上の写真参照)
そんな想いを心に秘めた筋金入りの新幹線の朋友らが今の日本社会の中核層に色濃く存在しています。
更に、信奉者と言っても良い部分が今の新幹線の設計者・技術者として活躍しています。
そんな新幹線(日本)に対し、(単に技術を誇るつもりだったかもしれないが)中国は喧嘩を売った。
いや、技術競争なら彼らは真摯です。愛着だけではなく、新幹線の真の誇りは技術だと骨の髄から知っています。だからライバルとして対応したでしょう。
しかし、[新幹線とは比較するレベルが違う][新幹線を過去の技術として開発した高度な自己技術である][安全性や技術は完全に新幹線を追い越している]など、技術者として新幹線を知りつくした者からすれば中国は新幹線に対し愚弄と言える扱いをしてきた。
しかも[日本は中国の技術・発展に嫉妬しているから、四の五の不当な事を言うのだ]とまで言われれば、これはもう遠慮する必要は無い。売られた喧嘩は買ってやる。中国との経済などの関係?、そんな事知るか。新幹線がコケにされたんだ!。
新幹線を知る者として、中国が8年程度で新幹線以上の安全性や技術を開発、そしてその信頼性の検証が出来るはずもないことを50年近くの経験で見抜いてもいたでしょう。
[新幹線は投売りするような技術ではない][中国は信ずるに足らない]という感情を含んだ某JR社長の言葉には、おそらく単に経済人ではなく信奉者としての怒りもあったのでしょうね。そして日本社会の世論にも、中核層を中心とした支持する雰囲気があると思われます。(私について言えば、その通りです)
中国では鉄道省は事故に対する人民の意識・感情を見誤っていたといわれてますが、高速鉄道(新幹線)についての日本の意識も見誤っていたと思います。それが、これまで過去に無い日本の今回の事件に対する注目の継続だと思われてなりません。
※個人的には今や中国高速鉄道を、失敗を反省もせず誤魔化して存在している格下の擬似高速鉄道と見下しています。スピードが速くても堅牢な構造でも、鉄道技術の本質の理念で作られてない無駄な能力としてね。