鉄道
2015年04月16日(木) 19時58分
山梨リニア実験線、最高速度の世界記録を11年ぶり更新…590km/h
JR東海は山梨リニア実験線で最高速度590km/hの高速走行試験を実施した。写真は山梨リニア実験線のL0系。

磁気浮上式鉄道の最高速度世界記録は、2003年に旧試験車のMLX01(写真)が記録した581km/h。今回の走行試験では9km/h上回り、世界記録を更新した。
JR東海は4月16日、山梨リニア実験線で最高速度590km/hの有人試験走行を行ったと発表した。磁気浮上式鉄道における従来の最高速度の世界記録は、山梨リニア実験線のMLX01形が2003年12月2日に記録した581km/h。約11年ぶりに更新した。
山梨リニア実験線は、山梨県の上野原市から笛吹市までの42.8kmに建設された、超電導磁気浮上式鉄道(超電導リニア)の実験線。2027年の一部開業を予定している中央新幹線の線路に転用される。JR東海によると、「営業線設備の最適設計」を行うためのデータ取得を目的に、550km/hを超える速度域での走行試験を実施。4月16日の午前中に590km/hの有人走行を行った。
このほか、4月10日には長距離走行試験を実施し、2003年11月7日の記録(2876km)を上回る3904kmを記録。4月14日はさらに約100km延ばして4064kmを記録した。4月15日までの累積走行距離は、地球30周分に相当する121万8000kmに達している。
《草町義和》
http://response.jp/article/2015/04/16/249162.html
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鉄道
2015年04月10日(金) 16時30分
山梨リニア実験線の有料乗車会、本年度は6月から

無料試乗会が行われていた頃の車内の様子(2004年7月)。
JR東海は山梨リニア実験線の「超電導リニア体験乗車」を本年度も実施する。同社は4月9日、本年度の第1回体験乗車会を6月に行うと発表した。
開催日は6月9~12日の計4日間。各日とも6回実施し、受付開始から解散までの所要時間は約2時間になる。集合時刻は第1便(10時25分発)が10時15分、第2便(11時25分発)が11時15分、第3便(13時25分発)が13時15分。第4便(14時25分発)が14時15分、第5便(15時25分発)が15時15分、第6便(16時25分)が16時15分。
料金は1区画(2席)が4320円、2区画(4席)が8640円で、各日各回50区画(100席)を提供する。1人あたり最大2区画まで、日時は第3希望まで申し込むことができる。申込みはJR東海の超電導リニア特設サイトなどで受けつける。募集期間は4月10日10時から27日23時59分まで。
山梨リニア実験線は、山梨県上野原市から笛吹市までの42.8kmに整備された、超電導磁気浮上式鉄道(超電導リニア)の実験線。将来は中央新幹線の一部になる。一般向けの試乗会は1998年から2007年まで無料で実施されたが、その後は技術開発に専念するとして中止。2014年から有料の体験乗車会に衣替えして7年ぶりに再開された。
《草町義和》
http://response.jp/article/2015/04/10/248755.html
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営業運転開始時は、
どれくらいの速度を狙ってるのかしら。
( ´・ω・)
試乗は有料なのね。
1人でも申し込めるのかぁ。
・・・申し込んでみる?
(*´・ω・)b
~ 以上 ~
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(おまけ)
こっちはモノになるのかねぇ。
( ´・ω・)p
2015.4.16 08:27更新
【経済裏読み】
「時速1200キロ」の衝撃、米「チューブ列車」構想が始動、中国は「4000キロ」で開発狙う

中国の研究チームが試作した「真空チューブリニアモーターカー」の実験プラットフォーム(動画投稿サイト「ユーチューブ」より)
飛行機より速い“弾丸列車”が疾走する-。米国で動き出した「チューブ列車」構想が反響を呼んでいる。真空に近いチューブ内を列車が時速1200キロの猛スピードで駆け抜けるもので、実現すれば交通システムを一変させる可能性を秘める。SFの世界の話とみられてきたが、構想を提唱したカリスマ実業家は「実現できる」と本気で、中国でも研究開発が進行中。技術や安全性などクリアすべき課題は山積しているが、話題を集めそうだ。
音速に迫る
チューブ列車の構想を打ち出したのは、米電気自動車(EV)テスラ・モーターズ創業者で最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏だ。
シリコンバレーのIT企業出身のマスク氏は、米国で初めて本格的なEVメーカーを立ち上げたほか、自動車業界のみならず、米民間宇宙企業スペースXのトップとして宇宙船の打ち上げ事業を行うなど、多彩な活躍で知られている。
今年2月にマスク氏は、チューブの中をカプセル型の列車が走る「ハイパーループ」と呼ばれる次世代交通システムを開発すると発表した。
大まかな原理はこうだ。まずチューブの内部を減圧。空気抵抗を減らし、リニアモーターカーのように電磁力で駆動するカプセル(最大28人乗り)が超高速で移動する。最大速度は音速に近い約1200キロ。500キロ程度で走る通常のリニアモーターカーの2倍以上という猛スピードだ。
マスク氏自身の言葉を借りれば、「コンコルドとレールガン(電磁誘導で弾丸を加速する兵器)、エアホッケーが一つになったもの」という。
マスク氏によれば、順調に開発が進めば7~10年で実用化でき、カリフォルニア州の2大都市であるロサンゼルスとサンフランシスコの約600キロを、飛行機の半分の所要時間の約35分で結べるという。これを東京-大阪間に置き換えれば約20分で、文字通りの弾丸列車だ。気になる運賃だが、片道約20ドルを想定しているというから既存の高速鉄道より割安で、その点でも市場の驚きを誘った。
チューブの内部を移動するということもあり、マスク氏は「既存の交通手段と比べ、安全で速い」と強調。また、電力はソーラーパネルから供給するが、消費電力は意外に少なくてすむ可能性もあり、テスラが手がけるEV同様、地球環境にも優しい交通システムをアピールしたいようだ。
日本でも実験
初めて聞く人には奇想天外にも思えるチューブ列車だが、構想や開発の歴史は意外に古い。
欧州では19世紀の頃からチューブ列車を思わせる交通システムを題材にした小説が描かれ、後に映画にもなっている。
英国では19世紀半ばには、真空に近いチューブを高速で移動する列車の実験が行われた記録があるが、技術やコストの問題で失敗に終わったとされる。
ロケット開発で有名な米国の技術者のゴダードも、学生時代の1910年代に、チューブ内を超高速のリニアモーターカーが走る交通システムを提唱。1970年代になると、米ランド研究所の物理学者、ロバート・F・ソルターがチューブ列車の論文を発表して注目され、現在のチューブ列車の研究開発にも大きな影響を与えたとされる。
実は日本でもチューブ列車の開発構想があった。開発にあたったのは名城大の小沢久之丞教授(のちに学長に就任)で、昭和34(1959)年から、愛知県内の名城大キャンパスなどで、ロケットエンジンを積んだ「ロケット列車」をチューブ内で走らせる実験に取り組んだ。
当時を振り返る名城大のホームページの記事によると、列車は時速2535キロという驚異的なスピードを記録したが、衝撃波やパイプ壁への衝突を回避する技術などに課題を残し実験は終了したという。ただ、夢の音速列車にあこがれて入学する学生も多く、「開学間もない名城大のブランド力アップに貢献した」としている。昨年のノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇氏は名城大の終身教授だ。
中国もライバル
マスク氏のチューブ列車構想も、実現に向けて課題は少なくない。
最大のネックは、60億ドル(約5800億円)規模とみられる総事業費。手広く事業を手がけるマスク氏といえども、連邦政府やカリフォルニア州政府の援助を受けずに捻出するのは容易ではなさそうだ。ほかにも、チューブの強度や、乗客にかかる重力加速度、減速時の安全確保など、解決すべき問題がある。米誌ワイヤード(電子版)によると、マスク氏はテスラなどの経営で忙しく、別の開発チームに関与するかたちを考えているという。
さらに、マスク氏がチューブ列車の計画を進めるカリフォルニア州ではすでに、2030年ごろに開通を目指す高速鉄道(サンフランシスコ-アナハイム間)の計画が州政府の主導で進んでいる。それでも、マスク氏は、州政府の高速鉄道計画の総事業費(約680億ドル)に比べればチューブ列車はコストが安いとして、計画を変更するよう訴えている。
また、チューブ列車を研究・開発しているのはマスク氏だけではない。米ベンチャーのET3(コロラド州)は、やはり真空チューブをリニアモーターカーが走るプロジェクトを進行中で、特許もとっている。
さらに、中国でも、政府の支援を受けて大学などで真空チューブ列車の研究が進められている。中国メディアなどによると、10年後にも実用化を目指しており、時速はなんと4千キロ。国際列車が北京とワシントンを2時間で結ぶという。
マスク氏が、こうしたライバルとの競争や課題を乗り越え、「夢の弾丸列車」を完成できるのか。米ニュースサイトのザ・バージは「まだ時期尚早だが、ハイパーループは輸送の世界を一変する可能性を秘めている」と指摘している。

超高速列車「ハイパーループ」の実験線のイメージ

「チューブ列車」構想を打ち出した米テスラ社のイーロン・マスクCEO(ロイター)
http://www.sankei.com/west/news/150416/wst1504160001-n1.html
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