【ミリタリーブリーフィング】南米に目を向けていた韓国に衝撃…日本、チリへの中古護衛艦供与を検討(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.14 14:13

南米チリへの輸出が検討されている海上自衛隊のむらさめ型護衛艦(駆逐艦) [写真 日本海上自衛隊]
防衛産業の輸出拡大を狙う日本が東南アジアの一部の国を対象としていた中古戦闘艦の販売を南米に拡大することを検討している。南米のチリは自国法で規定された戦闘艦8隻体制を維持するのが難しい状況にあり、海上自衛隊の中古戦闘艦を導入して急場をしのごうとしている。日本は長期的には南米市場に新型軍艦を輸出して進出することを狙っている。韓国はペルーを拠点として南米の戦闘艦市場を狙っている。このため海軍艦艇の輸出をめぐり韓国と日本の競争が激化する可能性があるとの見方が出ている。
(1)日本、チリに旧型護衛艦の提供を検討
2026年9月7日(以下、現地時間)、スペインの軍事メディア「デフェンサ」によると、日本は水上戦闘力を8隻に維持しようとするチリ海軍に対し、むらさめ型、たかなみ型、あきづき型護衛艦を譲渡することを検討している。これは、チリが自国で建造する初の護衛艦の実戦配備が数年遅れると予想されている状況での措置だ。ただ、艦級、船体、隻数、価格、引き渡し時期、兵装構成、改修基準などはまだ確定しておらず、公式にも発表されていない。
チリは現在、22型1隻、23型3隻、M級2隻、アデレード級2隻の護衛艦を運用している。このうち一部はチリ海軍が自国で建造する初の護衛艦が進水する前に退役する可能性がある。代替艦なしに1隻だけでも退役すれば法定の最低護衛艦数を満たせなくなる。チリの2025~2040年海軍建設政策は、2030年代からタルカワノ造船所で共通護衛艦シリーズを建造することを柱としている。しかし詳細設計、協力企業の選定、最終決定はまだ完了しておらず、建造そのものにも4~5年を要すると予想されている。デフェンサによると、日本の提案は特定の時期に生じる空白を埋めるのに役立つとみられる。
むらさめ型は海上自衛隊が最も多く保有する護衛艦の艦級だが、老朽化が弱点だ。たかなみ型はむらさめ型とほぼ同じ諸元と推進システムを備えている一方、初期型のむらさめ型艦より艦齢で6~8年ほど新しいという利点がある。
海上自衛隊の斎藤聡統幕長は9月8日、艦艇譲渡の合意について確認しなかったものの、チリと日本は頻繁な海軍交流を続けており、近く海軍実務協議が開かれるとみていると明らかにした。また、チリが西太平洋海軍シンポジウム(WPNS)のオブザーバーから正式加盟国に昇格したことで、両国海軍は単なる相互寄港を超え、制度的な協力関係を築くことになった。
9月9日時点で譲渡対象となる艦艇、隻数、改修パッケージ、ミサイル構成、訓練日程、譲渡時期などはまだ確定していない。艦齢だけでは艦艇の残存寿命を判断できないため、次の段階としては個別の艦艇を選定し、状態を点検する手続きを進めるとみられる。
安価な中古護衛艦が実際に経済的な選択肢となるかどうかは、船体鋼板の状態、腐食の程度、推進軸・減速機の状態、タービンの稼働サイクル、発電機の稼働時間、電気配線、海水配管、ソナーの稼働状況、レーダーの信頼性、弾薬の互換性などによって決まる。最終的にどの艦級を供与するかによって日本の意図を読み取ることができる。初期型のむらさめ型を供与するのであれば通常の退役手続きに伴うものだが、たかなみ型、あるいは特にあきづき型を譲渡する場合は比較的新しい現役戦闘艦を引き渡すことを意味するからだ。
https://japanese.joins.com/JArticle/355022?servcode=100§code=120
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これはオーストラリアへの「もがみ型」輸出の成約、フィリピンへの中古護衛艦の輸出。
他国からのオファーの状況などを見て出てきた案だろうな。
中古となれば、記事の様に性能、就役可能期間などが問題になるが、フィリピンとの成約でモデルケースが出来た。
そして中古となれば、今までの実績により逆に性能の点で不安要素は無い。
何しろ自衛隊の装備だ。消耗・経年劣化による想定外の不調は殆ど考えなくて良い。
貸与の時代の戦闘機だが、F-104を返却した時、点検したアメリカは「まるで新品だ」という完璧な整備状況で、他国援助に再使用したという実績が有るぐらいだ。
また新型艦を検討する場合の、よく分からない「宣伝文句の性能」に踊らされる危険も無い。オーストラリアの新型潜水艦の様にな。
日本にとっては、艦艇輸出での新しいスタイルを構築したということだね。