2010.10.14 20:59
財務省と国土交通省は14日、独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が持つ利益剰余金を平成23年度予算の財源に充てる方向で協議する方針を固めた。今後、一般会計への繰入額などを詰めるが、両省の考え方には温度差があり、年末の予算編成に向けた綱引きが活発化しそうだ。
国交省の津川祥吾政務官は14日の記者会見で、「しっかり情報公開した上で、国庫に返納すべき分は返納すべきだ」と語り、剰余金の国庫返納に前向きな姿勢を示した。一方、野田佳彦財務相も同日の参院予算委員会で「税外収入確保という視点でしっかり準備したい」と語り、国交省との調整を急ぐ方針を表明した。
同機構の利益剰余金は、4月に政府の行政刷新会議による事業仕分けで「国庫返納」と判定されたのに続き、会計検査院も約1兆2千億円の余剰資金があると指摘。こうした後押しもあって野田財務相は「どれだけ国庫返納できるかを精査しているが、1兆円を超える」と強気。財務省は財政健全化計画を順守するため、利益剰余金の大半を一般財源化したい考えだ。
今後の焦点は返納額とその使途。国交省は返納額について表向きは「財務省と議論しながら結論を出したい」(津川政務官)とするが、同機構が国から補助金として受け取った約5500億円にとどめたいのが本音。残った剰余金は赤字体質にあるJR北海道、四国、九州、貨物の4社の経営支援などに活用したい考えだ。
JR貨物の小林正明社長は13日の記者会見で「剰余金は鉄道機能の活性化に使われるべきだ」とし、JR7社で剰余金を活用した支援を国交省に要請する考えを表明。地方自治体も新幹線整備費に回すよう求めている。国交省はこうした要望を盾に徹底抗戦する構えだ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/101014/fnc1010142101017-n1.htm
「鉄建剰余金は宝の山」北海道知事、新幹線整備求める
2010.10.14 22:26
北海道の高橋はるみ知事は14日の記者会見で、独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(横浜市)の利益剰余金を、政府が来年度予算の財源とする意向を示していることについて「国土交通省が本気で財源を探しているなら、剰余金は数少ない宝の山」と述べ、北海道新幹線の整備費に充てるよう望んだ。
整備新幹線の未着工区間は、北海道の新函館-札幌、北陸の金沢-敦賀、九州・長崎ルートの諫早-長崎で、整備費は総額約2兆円とされる。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/101014/mca1010142227021-n1.htm

何がいいかねえ^^