
都営浅草線(東京都交通局1号線浅草線)は、西馬込駅(東京都大田区)と押上駅(東京都墨田区)とを結んでいる地下鉄路線です。
上記の路線図を見てもわかるように、都営浅草線は標準軌採用の路線ながら、京成電鉄、北総鉄道、芝山鉄道、京浜急行電鉄の計4社と複雑な相互乗り入れを実施しています(京成電鉄と相互乗り入れする新京成電鉄はおまけで掲載しています)。今回は、5社局の車両を紹介します。

京成電鉄「3050形」
2010年7月の「成田スカイアクセス線」開業に合わせて導入された京成電鉄の最新型車両。従来の3000形と異なり、設計最高速度を130km/hに向上させ、120km/hでの営業運転に対応している。

京成電鉄「3700形」
1991年、成田空港直下乗り入れや北総線延伸に合わせて登場した。画像の第9次車は2002年、芝山鉄道線開通に合わせて実施した車両リースによる不足分を補うため、増備された。成田スカイアクセス線に対応しているが、所定の運用では乗り入れない。

京成電鉄「3400形」
1993年から1995年にかけて、初代スカイライナー「AE形」を大改造して誕生した通勤形車両。見た目はステンレスボディの「3700形」に似ているが、車体をグループ内で新調したこともあり、普通鋼製である。また、成田スカイアクセス線には対応していない。

北総鉄道「7500形」
2006年、老朽化が進んでいた「7000形」を置き換える目的で製造された。ベースは京成電鉄の「3000形」であり、先述の3050形とも装飾以外、ほとんど共通の設計である。

北総鉄道(千葉ニュータウン鉄道)「9000形」
1984年、住宅・都市整備公団が「2000形」として導入した車両である。公団がUR都市機構に改組され、鉄道は京成グループが受け皿となった。千葉ニュータウン鉄道所属であるが、運行や管理は北総鉄道が実施している。

芝山鉄道(京成電鉄)「3600形」
芝山鉄道開業に伴い、京成電鉄からリースされた車両。京成電鉄「3600形」と同様、京急線には普段乗り入れないが、乗り入れ可能な仕様になっている。

東京都交通局「5300形」
各社が様々な車両で都営浅草線へ乗り入れてくるのに対して、東京都交通局が所有する都営浅草線の営業用車両は「5300形」だけで、現在27編成存在する。

京浜急行電鉄「1000形」
2007年以降の1000形は、京急としては初のステンレスボディを採用している。従来はSIEMENSの制御機器を使用していたが、コスト削減のため国産品を使用している。成田スカイアクセス線に対応しているが、所定の運用で乗り入れるのは10次車だけである。

京浜急行電鉄「600形」
1994年登場。地下鉄を走る車両としては珍しく、全座席クロスシートだった。しかし、ロングシート化工事を実施し、現在では普通の通勤型車両となっている。全車が成田スカイアクセス線に対応している。

この時期、東京都交通局では土・日・祝日に都営地下鉄「冬」のワンデーパス(500円)を発売しており、これを使うと便利です。

都営地下鉄には浅草線の他に、新宿線、三田線、大江戸線があります。ワンデーパスは、これら4路線が乗り放題になります(都電、都バス、日暮里・舎人ライナー、東京メトロには乗車できません)。