
【N700系とE3系の車体断面図】
フル新幹線規格のN700系は、車体幅が約3360mmある。フル新幹線規格の車両は、日本の在来線の建築限界に干渉する大きさであり、そのまま在来線を走行することはできない。1両あたりの全長も25mと大きい。そのため、工場から完成車両を出荷する際には、大型トレーラーや船便を使用する。これは、約3350mmのE5系や、約3380mmのE2系・E4系・700系・800系も同様である。
一方、在来線走行を想定したミニ新幹線規格の400系(全廃)・E3系は、車体幅が新幹線車両であるにもかかわらず、約2945mmにとどまっている。全長も在来線に合わせて20mから21mに抑えている。そのため、在来線を使っての甲種輸送が可能である。ただし、E6系の様にミニ新幹線車両でも船便で輸送する場合がある。
【在来線を甲種輸送されるE3系】
E3系は標準軌(1435mm)在来線を走行できる規格の車両だが、狭軌(1067mm)在来線を直接走行することはできない。そのため、甲種輸送の際には、仮の台車に履き替えて輸送を行っている。

【E4系とE6系】
フル新幹線規格の車両とミニ新幹線規格の車両は、連結して1つの列車として運行が可能であるが、両者の車体の大きさには、雲泥の差がある。