2011年10月29日

九州新幹線・西九州ルート(長崎新幹線)への導入に向け鉄道・運輸機構が開発中のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)について国土交通省は、 課題だった在来線カーブでの速度が目標に達し「基本的な技術は確立した」との評価をまとめた。耐久試験を進め、2013年度にも実用化の可否を判断する。
FGTはレール幅1435ミリの新幹線の線路と、幅1067ミリの在来線の線路の両方を走れるよう車輪の間隔を変えられる電車で、2018年開通予定の長崎新幹線での導入をめざし、国費で開発中だ。
FGTの台車は複雑な構造のため重く、カーブでレールに大きな力がかかるのが難点だ。新幹線と在来線を使った昨年までの走行試験は、在来線の急カーブの速度が現行の特急「かもめ」に及ばなかった。
FGT開発の進め方を話し合う国交省の技術評価委員会の指摘を受け、鉄道・運輸機構は台車を軽量化。試験走行するJR予讃線(香川、愛媛両県)はカーブ のレール継ぎ目を減らすロングレール化を施した。今年6~9月の走行試験では、半径400メートルのカーブで目標の時速100キロを達成し「かもめ」並み に走れるようになった。
技術評価委員会は27日の会合で「目標の速度で安全・安定走行できることが確認された」と判断。今後、耐久テストを進め、経済性を分析・検証していく方針を決めた。
国と機構は来月から、今の試験車両で10万キロを走る耐久走行試験に入る。合わせて同省は試験車両の追加を来年度予算の概算要求に計上。さらに軽く、長い編成にした試験車両での走行試験を重ねる。
13年度内に試験車両で実用化の見通しが立っても、その後の営業運転用車両の試験だけで3、4年かかるとみられる。18年春開業へ向け綱渡りが続く。今回実績を上げた線路のロングレール化の費用を、長崎新幹線でだれが負担するかも課題となりそうだ。
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001110280003
新幹線にフリーゲージって気乗りしないなあ。できれば、ラピートの台車に変えて、阪急経由で京都直通にしてもらいたい^^