新幹線と言っても、あの米原の駅から少し離れたところに静態保存されている実験車両たちだ。
京都から新快速に乗って、米原駅に近づくと、右手に鉄道総合技術研究所の建物が見えてくる。

元々、鉄道総合研究所は東京都国分寺市にあり、ここは、全国に散らばっている研究施設の中で、風洞実験を行う場所らしい。
まずは、米原駅前にあるスーパーマーケットの中にあるマクドナルドでお昼を食べた(ポテチの下にチーズバーガーが隠れている)。

ま、その後、駅の周囲を色々見て回った後に、研究所の方に足を向けた訳だけど、今日は特に見学会とか開かれているわけではなく、間近に車両を見れるわけではない。
しかし、柵のそばから、柵が映らないように写真を撮る事はできる。

ここに収められている3つの実験車両は、JR発足後、新幹線の路線を継承したJR各社それぞれの実験車両が一度に見れるいいところだ。
3つの実験車両とも、その先頭車両だけが、屋根付で、屋外に置かれている。
1つ1つ見ていこう。

まずは、WIN350というJR西日本の実験車両だ。1992年4月に完成し、1992年8月8日に350.4kmの最高速度を達成している。この実験車両を元に、1995年に500系が製造された。

次は、STAR21というJR東日本の車両だ。3つの中で、デザインとしては、一番かっこ悪いと思うので、この時からデザインは駄目だったのだろう^^;
1992年3月とWIN350より、ちょと早めに完成したが、1993年10月に最高速度の425km/hを出している。

最後に、300XというJR東海によって、1990年にデビューした300系の開発の後、1995年に作成した実験車両だ。1996年7月に新幹線の最高速度443km/hを出した車両でもある。
この後、新幹線の実験車両は、JR東日本のFastech360以外は作られていない。
Fastech360は飛行機に対抗する必要性から360km/hの営業運転を目指したものだった。
JR東海は、東海道新幹線が270km/h以上に上げられないことで、速度向上はリニアモータカーの方へシフトしていったようだし、JR西日本は、やはり、尼崎脱線事故の影響が大きいのだろうねえ。