2015.2.1 18:00更新
【スゴ技ニッポン】
エンジン洗浄で燃費1%改善、コンテナ軽量化…航空各社「燃料節約技」原油安でも手綱緩めず

全日本空輸によるエンジン洗浄作業。燃費効率を1%高められる
航空各社が燃料節約の取り組みを強化している。燃料代は営業費用の実に25%を占め、機材購入費などをはるかに上回るためだ。原油価格は急落しているが、燃料使用量はコスト競争力に直結するため、削減の手を緩めるわけにはいかない。エンジン洗浄、コンテナの軽量化など地味な作業が多く、まさに「乾いた雑巾を絞る作業」といっていい。ただ、こうした細かな努力の積み重ねが日本の航空会社の競争力を支えている面も見逃せない。
洗浄で年1万7500キロリットルの節約
騒音問題のため、23時に1日の運用を終える成田空港。全日本空輸の整備格納庫では、その直後から夜を徹して航空機のエンジン洗浄作業が行われる。
エンジンをスターターモーターで回転させつつ、前方からエンジン内部に温水や水を注入する。するとエンジンの後方から汚れた水が流れ出てくる。それを排水回収車で受け止め、排水処理するのが大まかな流れだ。
航空機は、飛ばすたびにコンプレッサー(圧縮機)の羽根に空気中の微少なゴミやチリが付着し、運転効率が低下する。逆に定期的な水洗いを行えば、性能が回復し、燃費も良くなる。
洗浄にはエンジン1基あたり4時間を要するが、燃費効率は1%高まる。1%といってもバカにできない。東京-ニューヨーク間では片道でドラム缶約5本、全日空全体では年間1万7500キロリットルの節約となり、CO2削減量は4万3000トンに及ぶ。
洗浄は、運航への影響が少ない夜間に行うのが望ましい。ただ気温の低い夜間に行えば、水が凍ってエンジンを傷めかねない。気温が5度以下だと作業は不可能になるため、冬場にはほとんど行えなかった。
そこで同社は、水に特殊なアルコール系の薬剤を混ぜる手法を編み出し、マイナス5度以下でも作業できるようにした。
これまで冬場の夜間における洗浄は羽田空港のみで行ってきたが、今シーズンから成田、中部空港にも拡大した。
全日空は昨年4月、各部門の社員約60人が参加する社内横断組織「燃費節減プロジェクト」を3年間の予定で始動。夜間のエンジン洗浄も、このプロジェクトで実施を決めた。
「今年度は680基の洗浄を計画しているが、昨年12月までに623基で実施した。おそらく計画を上回り、上回った分だけ燃料を節約できる」
プロジェクトを率いる望月吉雄CSR推進チームリーダーは計画達成に自信をみせる。
燃料を節約するには、燃費性能の高い最新機材に更新するのが最も手っ取り早い。新型のボーイング787-8は、同じ中型機の767-300ERに比べてCO2排出量が20%も少ない。
燃料使用には飛行ルートも大きな影響を与える。昨年7月、マレーシア航空機がウクライナ東部上空で撃墜された。マレーシア当局は否定するが、リスクの高いウクライナ上空を飛んだのは、客離れに苦しむなか、燃料代を切り詰めようと最短距離により近いルートを選んだためといわれる。
コンテナをアルミから樹脂製に
一方、それらと並んで効果があるのが機材の軽量化だ。
日本航空は昨年5月から、それまでのアルミ製に代えて合成樹脂製の新型コンテナを480台導入。昨年12月に120台を追加し、続けて近く500台を導入する方向だ。
100キロ近いアルミ製に対して、新型コンテナは58キロまで減量。ハチの巣に似た特殊な内部構造により耐久性も高まった。長距離路線に使われるボーイング777-300は、このコンテナを44台搭載でき、最大で約1800キロの軽量化が可能だ。
コンテナに限らず、軽量化の努力はあらゆる範囲に及ぶ。全日空は11年10月から、米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」の客室乗務員への配布を開始。半年後に全6500人への配布を終えた。紙のマニュアルを電子化すれば、1人あたり2.1キロの“ダイエット”になるためだ。操縦士への配布も始め、13年2月までに完了している。
灯油に似た航空機のジェット燃料の価格は、原油価格に連動する。ピーク時の08年7月に1バレル=150ドル近くに達し、昨年7月時点でも100ドルを超えていた原油価格は、直近で45ドル付近まで急落。円安こそ続くものの、航空会社にとってはようやく一息つく状況となっている。燃料代は営業費用の実に25%を占め、機材購入費などをはるかに上回るからだ。
全日空の親会社であるANAホールディングスは、20年のCO2排出量を05年度比で20%減らす目標を掲げる。望月リーダーは「燃料節約や環境負荷低減の取り組みは原油相場に関係なく行っていかないといけない」と、継続的な努力の必要性を強調する。(井田通人)

日本航空が今年度から導入している合成樹脂製の軽量コンテナ
http://www.sankei.com/premium/news/150201/prm1502010001-n1.html
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燃料代が営業費用の25%ですか。
燃費悪いんだろうなぁ。
鉄道やバスと違って、
電化やハイブリッド化なんて出来ないものね。
( ´・ω・)
どこぞのLCCみたいに乗客にまで軽量化を求めて、
「○○○kg以上のお客様は+△△円」なんて言い出さないべな。
http://www.cnn.co.jp/business/35030323.html
(;´・ω・)
~ 以上 ~
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(おまけ)
記念貨幣は100円玉と直径や質量が同じってことは、
自動販売機でも100円玉として使えるのかしら。
変造500ウォン硬貨と違って、
使えても全く問題無いんだけど。
( ´・ω・)p
〝終着〟間近、最後のブルトレ 寝台特急「北斗星」
2015.2.1 06:00更新 sty1502010002
有珠山をバックに北海道を駆け抜ける「北斗星」=北海道伊達市(鈴木健児撮影)
今年3月に定期運行を終える、上野(東京)-札幌(北海道)間1214キロを結ぶ寝台特急 「北斗星」が、8月22日札幌発の上り臨時列車で完全に廃止されることが決まった。青函トンネル開業の昭和63年3月に運転を始めて27年余。北斗星引退 は青い客車の寝台特急「ブルートレイン」消滅も意味し、ファンの間で惜しむ声が高まっている。
上野発午後7時3分。下り列車に乗り込む。平日でもホームにはファンが多数集まり写真を
撮っていた。定員は217人。引退が決まってからは満席が続く。廃止の理由は、車両の老朽化と北海道新幹線開業に向けた工事や検査作業などで、ダイヤ確保
が困難なためとされる。確かに客室や洗面台、トイレなどには古さが目立つものの、懐かしさも漂っていた。
食堂車やロビーカーで過ごす時間は格
別。神奈川県茅ヶ崎市から来たという家族連れは「小学生のころ、ブルートレインで何度も九州の祖父母の家へ行った。向かい合った夫婦にお菓子をもらったの
が懐かしい。息子にもこんな経験をさせたかった」と、長距離列車の旅を楽しんでいた。
画像を拡大する
仙台を過ぎて日付が変わり、しばらくウトウトしていると青函トンネルを通過し北海道へ入っ
た。函館から北は雪景色に。車窓から朝焼けも拝んだ。車掌の斎藤洋治郎さん(35)は「北斗星に憧れてJR北海道に入った。個人的には寂しい」とポツリ。
色々な思いを乗せた列車は、雪の影響で定刻から約1時間遅れの正午過ぎ、札幌駅に到着した。
ブルートレインと呼ばれて、およそ半世紀。かつて、日本全国の都市を結んだ寝台特急列車の終点は、8月23日朝の上野駅になる。
(写真報道局 鈴木健児)
http://www.sankei.com/photo/story/news/150201/sty1502010002-n1.html=============================
鉄道
100円玉と交換に行こう 北陸新幹線など記念貨幣
2015.1.30 18:12更新 sty1501300011
北陸新幹線(左)が表に刻印された、新幹線事業50年の100円記念貨幣=30日午後、大阪市北区の造幣局100円玉を新幹線貨幣と交換しに行こう-。昨年開業50年を迎えた新幹線事業の100円 記念貨幣の打ち初め式が30日、大阪市北区の造幣局で開かれた。最古参の東海道やことし3月開業の北陸のほか、山陽、東北、上越の計5種類をそれぞれ約 230万枚発行する予定で、今春にも金融機関で100円と引き換えを始める。手数料無料。
式典で竹谷とし子財務政務官らが機械につながるボタンを押すと、ガチャンと音を立てて記念貨幣が打ち出された。5路線を所管するJR3社の関係者も見守った。
記念貨幣は重さ4.8グラム、直径22.6ミリで、100円玉と同じ。表には各路線の車両の図柄を刻印し、裏には5種類とも初代新幹線「0系」をあしらった。造幣局幹部は「子どもも小遣いで交換できる。多くの人に手にしてほしい」と話している。
http://www.sankei.com/photo/story/news/150130/sty1501300011-n1.html
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