激しい騒音・振動が発生、棚の荷物が落下
乗客を前の車両に移動させ運行継続
韓国高速鉄道(KTX)が、週末に2回も車両故障を引き起こした。7日には機器の誤作動により、列車が走行中に突然停止し、8日には激しい騒音と振動のため、乗客が避難する事態となった。
8日午後2時20分ごろ、天安牙山駅と光明駅の間を走行していた釜山発ソウル行きのKTX 130号の最後尾車両(18号車)で、激しい騒音と、棚の上の荷物が落ちるほどの大きな振動が発生した。当時、列車は最高速度の時速300キロで走行していた。
トラブルが発生した後も、列車の運行は続けられた。乗務員が18号車に乗っていた約60人の乗客を前の車両に避難させ、最高速度を通常の半分程度の時速170キロまで落として、ソウル駅には定刻より13分遅れの午後2時48分に到着した。
韓国鉄道公社は「速度を落として運行したところ、特に大きな問題は起こらず、光明駅に停車した際に緊急点検を行ったが、ソウル駅まで運行しても大丈夫だと判断したため、そのまま運行を続けた」と説明した。だが、事故として処理されるのを避けるため、危険を承知で運行を続けたのではないか、という疑惑も浮上している。鉄道労組のチョン・スンイク教育宣伝局長は「KTXは定刻より20分以上遅れれば事故として処理され、職員たちが懲戒処分を受けるため、無理に運行を続けた可能性がかなり高い」と話した。トラブルの原因はまだ明らかになっていないが、これについても鉄道公社はあいまいな姿勢を見せている。
鉄道公社はトラブルの原因について「連接台車が激しく揺れたため」と説明し「高陽車両基地に留置されている問題の車両を詳しく点検しなければ、原因は分からない」と語った。連接台車とは、事故が発生した際に列車がバラバラになるのを防ぐなどのために、二つの車両の間に一つの台車を設けて連結したものだ。
一方、7日午後7時20分ごろには、釜山発ソウル行きのKTX 606号が、金泉亀尾駅近くの線路上で突然停止した。車輪の温度が通常の範囲を越えたときに列車を止める「車軸温度センサー」が誤作動を起こしたためだった。このトラブルにより、列車はソウル駅に定刻より9分遅れて到着した。
鉄道公社側は「センサーが異常を感知したため、安全規則に従って列車を停止させたが、運転士が線路に降り、温度測定器を用いて点検を行ったところ、特に異常は見つからなかったため、運行を再開した」と説明した。
KTXでは今年に入り、これまでに25件の事故や運行トラブルが発生した。2009年には20件台だった事故や運行トラブルの回数は、昨年には50件台に倍増した。
http://www.chosunonline.com/news/20110509000021
激しい振動ってw
(記事追加)
KTX客車振動事故、ベアリング熱に溶けて発生
記事入力2011-05-10 03:00:00記事修正2011-05-10 03:00:00
8日発生したKTX事故はエンジン一部が溶けて流されたためだと明らかになった。9日韓国鉄道公社によれば8日午後2時釜山から出発したソウル行KTX130号が光明駅に行っている間18号客車で感知された振動と騒音はエンジン動力を車輪に伝達するベアリング一部が熱に溶けて変形されながら問題が発生したことが確認された。ベアリングはモーターの動力をギアで伝達する装置だ。
これに伴い、エンジン一部が溶けて流された状況で無理に運行を継続したという指摘が出ている。 また、このエンジンが総310万 km運行されたことが確認されながらコレイルが‘KTXエンジンは250万km走行毎に交換しなければならない’という安全規定を破ったのではないかという批判も出てきた。
http://news.donga.com/Society/New/3/03/20110510/37081553/1