
江戸時代から店舗を構える松坂屋上野店の前で、成田ナンバーのHYUNDAI「UNIVERSE」を目撃した。WORLD CABINは在日外国人の経営する免税店企業が創設した、訪日外国人(インバウンド)の輸送を専門とする会社だ。
実際、成田国際空港や関西国際空港の近くに車庫を構えているとみられる。なお、成田ナンバーと和泉ナンバーを合わせると、25台以上の「UNIVERSE」を保有しているようだ。そうもあってか、HYUNDAI代理店業務も手がけている。

上野広小路交差点を直進する東京都交通局巣鴨自動車営業所大塚支所のISUZU「ERGA」(局番:G-H125)。2001年度の導入で、10年間転属もないため幕のままなのだが、久々に行先を幕で表示するバスを見た気がした。

上野公園バス停に停車中の東京都交通局小滝橋自動車営業所のHINO「Blue Ribbon City Hybrid」(局番:E-T258)。2009年度の導入で、行先は近年一般的なLED表示となっている。
東京都では日本バス協会の要請や被災地からの打診を受けて、今年度中に新車と入れ替えに廃車になった都営バス20台を岩手県交通(国際興業系バス会社)へ、30台を宮城交通(名古屋鉄道系バス会社)へ、それぞれ無償で譲渡する方針だという。

上野恩賜公園にある不忍池。江戸幕府ができる前からあった天然の池である。かつて、東京メトロ(当時は営団地下鉄)千代田線建設中に土砂崩れが起き、池の水が全てトンネルへ流れ出して、干上がったこともある大きな池だ。

エスボードとかジェイボードとかいう二輪版スケートボードをしている小学生がいたが、何だか楽しそうであった。

上野公園から上野駅に移動し、中央改札に到着。

東北・山形・秋田新幹線は7月9日から速度向上で新しいダイヤになるようだが、「はやぶさ」の300km/h運転の再開はまだのようだ。

「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」という石川啄木(1886-1912)の短歌が記念碑となって15番線の車止め付近に置かれている。かつては東京と東北地方を結ぶ列車が絶えず到着したり発車したりしていたホームも、今や閑散としている。
啄木は岩手県出身だが、この歌の「私」は啄木ではない。なぜなら、ひとくくりに東北地方と言っても、その方言は様々で、啄木が望む訛が簡単に聞ける可能性は低かったからだ。この歌は事実ではなく、フィクションと捉えた方がよい。現代女流歌人の俵万智が歌う「『嫁さんに なれよ』だなんて カンチューハイ 二本で言って しまっていいの」と同じで、読み手が想像した主人公が「私」なのである。

15時から16時の間、地上ホームから発車する列車は少ないようで、このときはわずかに、特急「スーパーひたち39号」が停車しているだけだった。651系が上野駅で見られるのも、あと1-2年ではないだろうか。

16番線と17番線は常磐線や東北線などの特急列車専用ホームで、特急券を確認する有人改札が設けられている。なお、この時間、普通列車は高架ホームから発車している。

651系の方向幕。スーパーひたちは、東日本大震災前までは仙台に行く列車も設定されていた。しかし、常磐線の復旧が困難を極めている今、E657系による置き換えの方が先に完了しそうである。

こちらは東北・山形・秋田・上越・長野新幹線の特急券を確かめる改札口。こちらは東京駅や大宮駅の在来線・新幹線連絡改札口と同様に自動改札機となっている。JR上野駅は高架・地上・地下にホームがあるのだが、新幹線は地下にホームがある。

上野駅をあとにして、山手線に乗る。上野駅から東京駅までの間、常磐線・東北線と東海道線と結ぶ「東北縦貫線」の工事が進んでいる。これは御徒町駅付近の様子。秋葉原の方にE531系とE231系近郊タイプが見える。

御徒町駅に進入する山手線のE231系通勤タイプ500番代。

東北縦貫線は神田駅付近の約600mの区間では、新線を敷設する余地が無いため、新幹線の上に線路を敷くという大がかりな工事を実施している。

上段2枚は上野駅、下段2枚は神田駅にて撮影。
JR東北縦貫線は2013年度中に営業を開始する予定であるが、東海道線と常磐線・東北線が直通運転を開始することで、211系の転属・廃車、E233系3000番代の増備など車両にも大きな変化が生じるのは間違いない。
おしまい。