まず、ボストン向けの2階建て車両。

Rotem初の2階建て車両をMBTA(マサチューセッツ湾交通局)に輸出する件で、相手のMBTAがロテムに非常に怒っているという記事が出てきました。
「MBTA anger with Hyundai Rotem heats up」
http://www.railwayage.com/index.php/finance-leasing/mbta-anger-with-hyundai-rotem-heats-up.html
内容を読んでみると、75両の発注に対して、4両しか届いていない。75両の受け取りが去年までだったというのです。
また、Rotemは、MBTAの他にSEPTA(南東ペンシルベニア交通局)へ120両を納入する事も重なって、MBTAよりもSEPTAを優先したとか、しないとか。
Rotemの最高責任者(CEO)が、MBTAの経営会議に呼ばれて釈明するわけですが、このCEOは、この経営会議の直後に韓国で亡くなってしまうわけです。死因は記されていないわけですが、なんだったのでしょうね?
MBTAは、この契約のキャンセルを検討中だとの事です。
「For MBTA, canceling contract for new railcars should be last resort」
http://bostonglobe.com/editorial/2013/01/23/for-mbta-canceling-troubled-contract-with-hyundai-rotem-should-last-resort/QATOfRHaJz1hxxv2sJIGTI/story.html
さすがに、これだけ大きな問題になってしまうと、英語版のWikipediaのROTEMの欄には、この問題が記載されるようになりました。
http://en.wikipedia.org/wiki/Hyundai_Rotem#Boston_MBTA
続いて、私が以前紹介した、ウクライナ向けの高速車両。

もともとは、去年のヨーロッパのサッカーの祭典「EURO2012」で、開催国の1つであるウクライナにおいて、会場へ観客を運ぶ注目の車両だったわけです。しかし、今年の初めのウクライナのニュースは・・・
「現代ロテムの修理工は列車に同行する予定 2013年1月11日」
http://www.vecherniy.kharkov.ua/news/73039/
この高速車両に何かの問題が発生していることは明らかでしょう。この記事のリンクを辿っていくと。
「ウクライナは現代の列車の購入を断念する意向 2012年8月16日」
http://vecherniy.kharkov.ua/news/67418
何という事でしょうね。このウクライナ向けの車両は、韓国の準高速列車ITXに似た車両です。ロテムがこのように国内で実績のない車両を輸出すると、かならず、このようなトラブルが発生しますね。
下のRotemの受注の記事をみると、受注するまでは、韓国人も誇りますが、その後の顛末までは知らないのではないでしょうかw