MENAの鉄道建設計画は全部で3万3000キロ超、日本の総営業キロに匹敵
中東・北アフリカ地域(MENA)では現在、距離にして3万3000キロメートル超の鉄道建設計画が存在すると、中東経済誌「ミード(MEED)」の「Mena Rail Report 2011」が報告している。同リポートによれば、うち3万キロ超は幹線鉄道、残り3000キロ超は地下鉄、軌道電車、モノレールだという。計画全体を金額に直すと2500億ドル(1ドル=80円換算で20兆円)に達する。
ミードの関係者(エド・ジェームズ氏)は「そのうち半分超が湾岸諸国のもの。GCC(湾岸協力会議)6カ国、イラン、イエメンが約1450億ドル(同11兆6000億円)の鉄道建設計画を有している」。同氏はまた、この地域で鉄道建設がブーム化している理由として、石油・天然ガス偏重型の経済から経済体質の多様化を促進するためのインフラ整備目的、および都市部の輸送を人口増加に見合う効率的なものにする目的とを挙げた。加えて、GCC諸国が相互の政治的、経済的連携を強化するための重要な手段として鉄道を位置づけている点を指摘している。
鉄道計画に最も資金を投入している国の一つがサッカー・ワールドカップの開催を2年後に控えたカタールで、2020年までに350億ドル(2兆8000億円)規模の鉄道を整備する計画。
日本の鉄道の旅客営業キロは2万7674.7キロ、貨物営業キロは8492.0キロで、重複計上を除くと3万6136.7キロに及ぶとも言われる。厳密な比較は困難だが、今後、MENA地域で世界有数の鉄道国である我が国の保有分に匹敵する規模の鉄道の整備が進む点は確かと言えそうだ。(由谷順)
http://www.emeye.jp/disp/OAA/2011/1031/stockname_1031_013/0/

詳細がほしいですね。鉄道板の方に聞いてみたいと思い立てました。