フリーゲージトレイン開発 JR九州が主体に
九州新幹線西九州(長崎)ルートなどで導入予定の新型車両フリーゲージトレイン(FGT、軌間可変電車)の開発主体が、JR九州に移ることが2日、分
かった。現在は独立行政法人の鉄道・運輸機構(横浜市)が、車両メーカーやJR九州を含むJR3社など12社でつくるFGT技術研究組合(東京)に開発を
委託しているが、本年度から段階的にJR九州に一本化する。
JR九州は2年後までに新たな試験車両を造り、3年程度の走行試験を経て2017年度までに実用化にめどを付けることを目指す。長崎ルートの営業主体に開発責任を任せることで、実践的な技術研究を進めて難航する実用化を成し遂げたい狙いだ。
FGTの開発は1997年から本格的に開始。02年からは同組合が国の予算で試験車両の製造や走行試験に取り組んでいる。組合は現在、JR四国の在来線で走行試験をしているが、試験は13年3月で終了。13年度に開発を検証し、活動を終える見通し。
JR九州には12年度中から段階的に開発を移行。同社はすでに新試験車両の設計準備に入っており、試験車両を14年度までに新造。17年度ごろまで九州
で新幹線と在来線を使って約60万キロの走行試験を実施し、耐久性能や運行コストを検証する。その後、国から実用化可能と判断されれば、長崎ルートで営業
運転する実用車の量産に入る。
FGTの開発では、国が昨秋、「基本的な走行性能技術は確立している」と評価したが、課題に車両の軽量化や耐久性、維持管理費の低減などを挙げている。
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/word/3719/9079
予想外の展開w