
3月1日、東京都交通局より路線変更などについてのリリースがありました。
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/bus/2013/bus_i_201303012_h.html
近年の変更では大きな縮小もなく、
スカイツリー関連では積極的な面も見せていた都営バスですが、
今回は2つの衝撃的なニュースがもたらされました
一つは、虹01系統の廃止
虹01は浜松町駅から竹芝・お台場・東京ビッグサイトを経由し
国際展示場駅を結ぶ路線(大半はビッグサイトまで)ですが、
この路線には、レインボーブリッジを渡るという大きな特色があります。

虹01車内からの前面展望
『レインボーブリッジを渡る上に安い』ということで観光客の利用も多く、
また、テレコムセンターなどへの通勤客も利用していた路線ですが、
これらの利用客は長距離利用客であるため収支成績が悪い路線でした。
さらに、過去の路線縮小により交通局との関係が極めて悪い港区が
品川・田町より台場への路線(お台場レインボーバス)を展開したこともあり、
虹01は昨年の大減便を経て今回、
3月31日をもって廃止されることになりました。
この対立のとばっちりを受けた格好なのが品川区および江東区です。
特に江東区内ではテレコムセンター・ビッグサイトなど
比較的長い距離と大きな目的地があるだけに影響が少なくありません。
しかし、上記のお台場レインボーバスを運行するkm観光が
4月1日より虹01とほぼ同経路の路線を運行するそうです。
ただし、Suica および PASMO が使えませんが。
ちなみに、波01出入(品川駅港南口~東京テレポート駅)があるため、
少数とはいえレインボーブリッジを渡る都営バスの路線は残ります。
もう一つが、東98系統からの撤退
東京駅丸の内南口から東京タワー・目黒駅・都立大学駅を経て
世田谷区の等々力(とどろき)を結ぶ東98から都営バスが撤退し
4月1日からは東急バスの単独運行となります。

目黒駅を跨いだ利用客も少なくなく、
東京タワーや等々力渓谷への観光アクセスにも使われる路線ですが、
やはり長距離利用客が多いことと、
都営バスでもかなりの長距離路線ということで収支成績が悪く、
虹01廃止と同じ3月31日をもって運行から撤退することになりました。

東98車内から撮った東京タワー
さらに、宿91系統(新宿駅西口~東高円寺駅~新代田駅~駒沢陸橋)の
新代田駅~駒沢陸橋間が廃止となるため、
目黒区および世田谷区南部より都営バスの路線が消える形になります。
なお、都営バスの運行分に関しては東急バスが肩代わりするため
運行本数は維持される模様です。
そして、東急バスに一元化されることにより
変則的な料金体系も全線210円になると思われます。
(従来は都営バスが全線200円、東急バスが目黒駅以西で乗車する場合は210円)

東京駅丸の内南口のバス停で発車を待つ東急バス
この他にも、有明地区の再編や、亀有駅からの撤退などいろいろありますが、
都バスでも名物路線と言えるこの2路線がなくなるという
あまりに衝撃的なニュースは一般層でも話題になっているようです。
興味を持たれた方はお急ぎを。